判定うんぬんはもはや結論が出た
人並みにお盆休みをいただき、遅くなってしまいました。
9試合ぶり敗北。
PKの場面、もはや双方ともに意見は出尽くしたでしょう。
PKの際、先に動いたらやり直し。
それと同時に、エリア内にキッカー以外が先に入ってもやり直し。
どちらもやり直しが妥当。
それでもやり直しても、PKは入っていた可能性が高いでしょう。
VARの意味がないとか、審判が下手だとか、言いたいことは山ほどあります。
PKが見逃されたホームでのマリノス戦含め、何度も判定のミスが起こるとに「何らかの意図がある」と言いたくなります。
ただ、ポヤトス監督を筆頭に、もう十分声は上げました。
ここからは自分たちの弱さに矢印を向けたいと思います。
戦評
エウベル対策として、福岡を右サイドバックに持ってきたことには驚きました。
高尾、信頼されてねえなあ。。。
復帰したディエゴも立ち上がりから不安定さをのぞかせていただけに
大丈夫かいな・・・
と思っている最中に弦太が負傷交代。佐藤が肩負傷以来の復帰戦に。
前半34分の失点は、あっさりと中央を開けてしまい。
真ん中を締める、という守備の大前提が甘くなり、失点となりました。
しかし・・・
山本悠樹の才能を、Jリーグにまざまざと知らしめるような衝撃プレーが。
黒川から斜めに刺したボールを相手ボランチの背中で受け、ヒールでのターンから間髪入れずにスルーパス。
食野がしっかりと決めて同点に。
しかし後半、軽率なファウルでPK献上。
その際のいざこざは、もう割愛しますね・・・
その後、エウベルが福岡のしつこいマークとインターセプトにいらだち、2枚目のイエローで退場に。
数的有利となって1点を追いましたが、前半に佐藤の投入で1回目、68分に食野に代えて宇佐美投入で2回目、81分にラビに代えて武蔵投入で3回目と使った交代カードには疑問。
4-4-1のブロックで守備を整備したマリノスに対し、左サイドの宇佐美、右サイドは披露したアラーノでほとんど裏を付く動きがなくなってしまいました。
代わってDFラインからの押し上げは簡単となり、福岡がフリーで持ち上がる場面は増えていきましたが、サイドから深く進入することも、アーリーで正確なクロスを上げることもできず。
終盤はジェバリと武蔵の2トップで高さを強化しても、マリノスのCBを脅かすことは出来ませんでした。
採点&寸評
2023 J1リーグ第23節 アウェー・横浜マリノス戦(8月12日) | |||||
名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
GK | 東口順昭 | 〇 | 6 | 正確かつ深い位置へのキックでゴールの起点に。PKストップは数センチの差でやり直しに。VARしか彼を阻害するものはなし。 | |
石川慧 | △ | ||||
谷晃生 | |||||
DF | 福岡将太 | 〇 | 5.5 | エウベル封じに挑み、手を焼きつつも退場に追い込む。その後のクロスはグッダグダ…高尾がいれば、と思ってしまいました。 | |
半田陸 | |||||
藤春廣輝 | △ | ||||
三浦弦太 | 〇 | 5 | つま先の負傷で前半26分に交代。長引かないことを祈ります… | ||
高尾瑠 | |||||
佐藤瑶大 | △ | 4.5 | 肩負傷の復帰戦でスクランブル出場。状況は酷でしたが、3人で対応したエウベルを軽率に倒したファウルでPK献上は残念すぎました。 | ||
権敬源 | 〇 | 5 | 立ち上がりは裏スペースへのケアが甘すぎ。格別に悪いわけではないですが、助っ人としての違いまでは出せていないのでは。 | ||
黒川圭介 | 〇 | 6 | 食野のゴールに繋がった山本悠への斜めのパスは秀逸。スライディングで決定機防いだタックルを含め、攻守に存在感ありあり。 | ||
柳沢亘 | |||||
江川湧清 | |||||
倉田秋 | |||||
福田湧矢 | |||||
ネタ・ラヴィ | 〇 | 5 | 攻撃面ではさすがのさばきも見せますが、守備陣のスライドの遅さや中央を締め切れない当たりが気になります。 | ||
塚元大 | |||||
ダワン | 〇 | 6 | 攻守の繋ぎ役、空中戦のポイント役として機能。毎試合ゴールを期待しちゃうのは、高望みしすぎですね。 | ||
杉山直宏 | |||||
山本悠樹 | 〇 | 6.5 | 特別な選手であることを証明したターン&スルーパスで1アシスト。もはや彼を中心にこのチームは回っています。 | ||
中村仁郎 | |||||
アラーノ | 〇 | 5.5 | 裏へのランニングがいつもより少なかったのが気がかり。右SBとのコンビネーション不足も原因かなとは感じました。 | ||
石毛秀樹 | △ | ||||
FW | 宇佐美貴史 | △ | 4.5 | 左サイドでは往年のような突破力は見せられないことはわかってしまいました。使いどころはインテリオールしかないか… | |
食野亮太郎 | 〇 | 6 | DFとGKの動きをしっかりと見たゴールは素晴らしい。ただ直後の決定機を決められるようになれば、レギュラーはぐっと近づきます。 | ||
鈴木武蔵 | △ | 4.5 | 必死なのも焦っているのも伝わります。ただ裏抜けのタイミング、スピード、シュート力、何が武器なのか今はみえません。 | ||
ジェバリ | 〇 | 5.5 | フィニッシャーというよりチャンスメーカーとしての顔が強かったかと。この試合では前者の色をもっと打ち出して欲しかった。 | ||
山見大登 | △ | ||||
監督 | ダニ・ポヤトス | 5 | 判定への不満はわかる。ただそれを敗因にはできません。交代で流れを変える術をぜひ西野朗から学んで欲しいところです。 |
あとがき
判定への不満がつのった中で、数的有利の試合運びがうまくいかずに、久々味わった敗戦。
ただマリノス相手に、互角以上に渡り合えたことは、さらに自信を深めることになったのでは。
中でも山本悠樹。
彼が見せているプレーは、もはや日本代表の一歩手前までは来ているのでは、と感じてしまいます。
オフのはマリノスからオファーが届くんちゃうか、それをいったら川崎もか・・・
そんな想像すらしてしまいます。
こんな一敗で下を向く暇はなし。
まだまだガンバ復興に向け、やるべきことはたくさんあります。
ガンバエキスポで再点火し、再び連勝街道に乗れるようにホームで声援送りましょう!!
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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