【忖度なき採点&寸評】この劇的ドローを評価していいのか…気になるのはキャプテン宇佐美貴史の表情…。これから宇佐美のサイドハーフ起用はあるか。2025/3/29新潟3-3ガンバ大阪@デンカS

  • URLをコピーしました!
目次

前書き

みなさま、お久しぶりです。

諸事情により、マリノス戦、高知戦の採点ができませんでした。

いつも楽しみにしていただいていた方には、本当に申し訳ありません。

理由については、今は明らかにはしませんが、いつかお話できたらと思います。

さて試合は・・・

複雑な感情渦巻く内容となりました。

戦評

負傷の山下がベンチ外、イスラエル代表帰りのネタがサブスタート。

ポゼッション型の新潟に対し、プレスの強度を出せるアラーノを右サイドに置くソリッドなメンバーで臨んだようにみえました。

積極的なハイプレス、というよりはミドルプレスから引っかけてショートカウンター、という狙いがあったと思われます。

しかし前半18分、中途半端なプレスでジェバリが引き出され、相手CBに持ち運ばれて縦パス。

これまた中途半端なポジションの黒川が入れ替わられ、最後は元ガンバの新潟FW小野のパーフェクトなクロスから中谷が背中を取られてFW長谷川に決められました。

一方でガンバは相手のミス絡みのショートカウンターにしか、活路を見いだせない状態が続き。

それでも前半43分、佐々木の縦パスからアラーノがフリックしたボールが相手に当たりジェバリへ。

これをきっちり決めて追いつきました。

後半は中盤で引き出されて振り回されていた美籐に代え、ネタを投入。

相手ミスをジェバリが引っかけ、満田からアラーノ、とつないでジェバリで流し込んで同点に。

ラマダン中とは思えぬジェバリの質の高いフィニッシュワークで追いつきました。

その後は真ん中を使われる回数は減ったようにも思いましたが・・・

しかし2失点目は中央へのショートパスばかりを警戒している中で、裏へのパスでDFラインと中盤の間を広げられ、折り返しを相手のゴラッソによってまたも同点に。

まさに新潟の思惑通り、という流れに。

その中で、みたび失点。

佐々木のとんでもないパスミスからカウンターを受け、最後はゴール前で新潟FW矢村に中谷が交わされて決められました。

万事休すか・・・と思いましたが、今季まだ勝利がない新潟は、このリードを守るためにベタ引きしたことが、ガンバに幸運をもたらします。

右サイド、唐山が左足で上げた質の高いボールをファーから折り返したところで、相手ハンドを誘発。

これを途中出場の宇佐美が決めて同点に。

試合内容では相手の方が勝利に近かったと言えましたが、何とか勝ち点1を持ち帰ることができました。

採点&寸評

GK 22 一森 純【6】小野のシュートを止めたセーブはまさにチームを救いました。3失点とはいえ、彼にできる仕事は十分にこなしてくれたのかなと。

DF 3 半田 陸【5】2失点目は相手の突然のロングボールに準備が甘くはじき返すことができず。非常に高いレベルの話かもしれませんが、彼なら対応してほしかったところ。

DF 4 黒川 圭介【4・5】簡単に入れ替わられた1失点目につながった対応は痛恨でした。小見に手を焼き、守備に比重がかかってしまいリズムを崩しましたか。

DF 20 中谷 進之介【5】1対1で完璧に上回られた3失点目は痛恨でした。もちろんゴール前での1対1ですので、相手FW有利な点もありますが・・・それでも止めてくれる、と感じさせてくれた去年までの状態にはまだ遠いのか。1失点目はあのタイミングでFWに背中を取られ、上をこされるクロスを上げられてはなすすべありません。

DF 67 佐々木 翔悟【4・5】わざわざ指摘することもないでしょう。あの時間で集中力を切らせたことを、猛省100回お願いします。

MF 10 倉田 秋80’【5・5】周りと絡みながらいいタイミングでゴール前に出てくるプレーは、ベテランの味を感じさせました。危ないロストもひとつありましたが、仕事としては及第点かと。

MF 16 鈴木 徳真【5】この展開では良さはでませんね。ただ欲を言えば、もう少しボールを引き出してリズムを作って欲しい気はします。ネタがいないと、どうしても真ん中で受ける回数が少ない気が・・・

MF 27 美藤 倫46*’【5】ポヤトス監督の交代理由のコメントがすべてでしょう。「理由としては、秋山(裕紀)選手が後ろに下りて3枚でビルドアップをして、そこでウチの美藤(倫)が少し真ん中でほかの選手に食いついて、ズレを生じさせるシーンがありました。あとは自分たちがボールを奪い返したあとのプレーでも、すぐにロストしているシーンがありました」。もっと勉強が必要です。

MF 47 ファン アラーノ70’【6】攻撃面では2点に絡み、フリーに動いて相手に混乱を引き起こす彼の良さを出してくれました。一方で守備でもフリーすぎる点はやや気がかり。左サイドにもう少し個でボールを運べる選手がいる場合は要注意です。

FW 11 イッサム ジェバリ70’【6・5】腹は減っても戦はできる。ラマダン中でもゴール前での決定力を発揮してくれました。お見事。2点目は彼のプレスから。これで守備の楽しさもより覚えてもらえれば。

FW 51 満田 誠【6】一瞬の加速力でショートカウンターの起点に。裏取ってよし、預けてよし。まさに万能型。ゴールへの直接関与はなくても、その存在はとてつもなく大きくなりつつあります。

途中出場

MF 6 ネタ ラヴィ46*’【5】やはり調子のバロメーターは、反応速度でしょうか。状態がよくないときは、球際で入れ替わられることが多い気がします。そりゃヨーロッパからの移動直後で、体はきついでしょうが…。今やチームの中心になりつつあるので、調整のほどをよろしくお願いします。

FW 23 デニス ヒュメット70’【5・5】まだ彼を生かす形がはっきりとは見えてきませんが、ハンド誘発とはいえ得点関与がきっかけとなることを願います。

FW 40 唐山 翔自70’【6】勝ち越し直後の投入で試合を締める役割を託されたかもしれませんが、そのプランが崩れてもしっかりと恐れずにプレー。逃げずに質の高い左足クロスまで持ち込んだことで、同点PKにつながりました。

FW 7 宇佐美 貴史80【6】あの状況できっちりとPKを決めたことはさすが。ただそれ以外は途中出場の選手に欲しい熱量が足りなかったことも事実。もちろん満田にポジションを奪われている今の状況に満足してはいけないのですが、その悔しさはプレーで表現してほしいところ。試合後のどこか暗い表情で受けていたインタビューにも、現状を受け入れられていない様子がにじんでいるように見えてしまいました。

ダニエル・ポヤトス監督【5】ハーフタイムの修正はある程度当たりましたが、試合前のゲームプランはそれでよかったのか…。宇佐美をベンチに置く決断も含め、非常に難しいチームコントロールが必要な時期となっていることは確かです。

あとがき

満田の加入、ジェバリ、ネタの覚醒でやっとチームの戦い方が見えてきた、という中でこの試合内容。

高知戦でスーパーゴールの宇佐美は先発に戻さず、満田トップ下固定は、ポヤ将が今のミドルプレスショートカウンターを軸にチームを作りたい、という意思表示にも見えます。

ただ新潟に振り回された現実も見据えないと。

まだ今のチームが完成形とは思えません。

ここから発展するアイデアとしては、宇佐美、満田をどう共存させるか、でしょう。

現状では、中央から裏にどんどん飛び出し、間でも受けてくれる満田をトップ下からは外しにくいはず。

そうなれば宇佐美の左右サイドハーフ起用も視野に入れる必要があるかもしれません。

どこかローテンションのキャプテンには少しいらっとしましたが、気持ちもわかるだけに何とも言いがたいところ。

このままずるずる、と首位から離されないように、ここはポヤトス監督の手腕が問われるところです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

コメント

コメントする

目次