【忖度なき採点&寸評】名和田我空、覚醒か。一方でヴィッシンッグ監督の基準に満田誠&初瀬亮は届かず。2026/3/4ACL2準々決勝第1戦 ガンバ大阪1-1ラーチャブリー@パナスタ

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【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: ACL2
  • 準々決勝第1戦
  • 日時: 2026/3/4
  • 会場: パナソニックスタジアム吹田
  • スコア: 1―1
  • 得点:名和田我空

📝 試合総括

STEP
今季初先発の満田、守備懸念の初瀬が失点に絡む悲劇・・・

岡山戦で温存した山下は再びベンチに置き、満田が今季初先発で右MFに。試合の主導権は握ったが、前半18分に左サイドから許したクロスが流れたボールに対し、相手の大型サイドバックと対峙した満田が吹っ飛ばされてしまい、そのままゴラッソを決められて失点。その後もチャンスは作れど、1点リードを許して前半を終えた。

STEP
半田の左SB起用、山下、岸本の投入で活性化、そして名和田が応える

まるで懲罰交代かのように、失点に絡んだ初瀬、満田に代えて岸本、山下を入れて、半田を左SBに回したヴィッシング監督。押し込む時間は続き、さらにカウンターで危ない場面を受けるシーンも減った中でも6バックを崩せず続く試合。しかし84分、岸本のクロスから名和田が同点ゴール。何とか追いつき、第2戦に向けた体制は整える試合に。

🧤 GK 採点

GK 1 東口 順昭 【5・5】ゴラッソには打つ手なし。後半は仕事少なめ。

🛡 DF 採点

DF 4 中谷 進之介5・5】前半途中のはまらない守備をもう少し早く修正したかったところ。

 DF 5 三浦 弦太5】プレスがしっかりはまっていないからなのか、特に前半はポストに強くいけないシーンが散見。もう少し、周りを動かしたい気も・・・

DF 21 初瀬 亮【4・5】立ち上がりはいい攻撃参加もありましたが、球際での緩い対応でカウンター招くシーンも。失点シーンはやや食野との意思疎通がうまくいかなかったとは言え、まさにふわっとした対応に。いいクロスを中が合わせきれなかった時にみせる、不遜な態度もあまり好きではないです。気持ちはわかるのですが、SBとは報われないものなのです。その現実を受け入れ、味方に文句を言う前に戻るのです。交代も致し方なしか。

DF 3 半田 陸【6】前半は右から極上スルーパスをみせ、球際でも安定。さらに左でも盤石のパフォーマンス。左足クロスはやや「利き足じゃないんです」感は強かったですが、左右どちらでも高速パスで逆サイドの内よりにいる選手に通すパスが絶妙すぎ。いよいよ、本調子でしょうか。

🎽 MF 採点

MF 13 安部 柊斗【5・5】この展開では、持ち味のゴール前での一仕事を見たかったところ。前半途中は右サイドに回ったり、と複数タスクをよくたやった印象も。取られた後に取り返す気の強さは、素晴らしかったなと。

MF 16 鈴木 徳真【5・5】押し込む展開の中で、ミスなく散らしと差し込む仕事を全う。どちらかと言えば、リスクマネジメント側に寄ったオプレーに。

FW 8 食野 亮太郎【5】攻撃の中心としては、何度もチャンスを演出。仕掛ける意欲と切れ味は抜群でしたが、フィニッシュの精度を欠きました。失点シーンのクロスへの寄せは、あと2歩はいけたはず。あの緩さは要反省。

FW 23 デニス ヒュメット【5・5】まさに“Not his day” 何度かチャンスは迎えましたが、欠いたのは運か冷静さか。

FW 6 満田 誠【4・5】今季初先発で慣れない右MFに。フィジカルの不利で失点に絡み、サイドアタッカーとしては物足りない内容に。やはり中央のプレーヤーだな、と思いましたが、この日は周囲との連携が合わない場面も。前半30分以降、シャドーでの爪痕を残したかったところ。さらに名和田の台頭でその場所もなくなってきていることも事実です。

🎯 FW 採点

FW 42 南野 遥海【5】立ち上がりにシュート性のパスに反応した動きは素晴らしかったですが、それがほぼ最後の見せ場に。体の強さがあるのはわかりますが、一つ上のレベルではいなす技術も絶対に必要でしょう。

🔄 途中出場

DF 15 岸本 武流【6・5】46分イン。サイドバックというより、完全に右ウイングとして愚直に仕掛け続けました。GKとDFの間に捲き続けた種が、最後のマイナスで活きました。

FW 17 山下 諒也【6】46分イン。引いた相手にスペースは少なかったですが、ゴールシーンではスピードを生かした極上のおとりに。

MF 38 名和田 我空【6・5】72分イン。岸本からのラストパスをしっかりと仕留めました。ゴールにつながる一度裏に消えてから前に出るアクションも極上。ヒュメットからFKを強奪する気持ちの強さも良き。これがケチャップのふたを開いた1点になれば。

MF 44 奥抜 侃志【6】79分イン。左ウイングでは迷わず仕掛けチャンスは作りました。ただあそこまで行けば、決めきって欲しかったところ。

MF 27 美藤 倫【―】79分イン。時間短く採点なし。

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【5・5】満田の右サイド起用は、どんなものを求めていたのか気になるところ。ただ何度か嫌なカウンターを受けるとすぐに鈴木アンカーの4-1-4-1のような形に修正したところは早かったなと。前半で満田と初瀬をすぱっと代えるあたりにも、高い基準に達しない選手に対する厳しさもにじみました。

🖊 編集後記

ううむ・・・

名和田のゴールで追いついたとはいえ、ホームでこの結果は正直、痛いところ。

前半、嫌なカウンターを受けた場面を見ると、やはり球際での物足りなさが出ていた気がします。

特に左サイド(食野、初瀬)から斜めに入ったボールに対し、三浦が相手FWで起点を作られ、サイドバックが中途半端にプレスに行った背後を取られていた印象でした。

サイドバックも前に出すなら、球際(相手DFラインやGK)、サイドライン際、ボランチ、そしてセンターバックと全てが前に強い圧力をかけることが必須。そこがうまくいかなかった。

安部を右に出して4-1-4-1にしたのは、右サイドの修正というより、中盤の4でさらに前への圧力をかけたかったのかなと。

後半の押し込んだ展開で、狭いスペースでのプレーが得意な食野を長く引っ張ったり、交代も名和田で間を取りに行ったり、初ベンチ入りのウェルトンではなく細かいタッチが得意な奥抜を入れるあたりも、非常に合理的な監督の思考が垣間見えました。

強度と合理性。

この二つが、今年のガンバのキーワードになりそうだなと。

結果には満足できませんが、この基準が若い選手たちをどこまで伸ばしていくか。

ただ満田や初瀬といった実績ある選手たちの心理的サポートも、必要になるのかもしれません。

彼らも戦力としては重要なピースでしょうから。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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