【忖度なき採点＆寸評】痛恨ドローも下を向いている暇はなし。宇佐美貴史が不在でも多彩な攻め筋。足りなかったのは運か精度か。2024/8/7ガンバ大阪0-0FC東京＠パナスタ

採点＆寸評

またまた試合前日まで引き延ばしてしまいました。

申し訳ございません。。。

この試合に関しては、宇佐美貴史が出場停止の中でこれだけ多くのチャンスを作り出した事実を、前向きに捉えています。

坂本、山下のランニングで相手をかき回し、DFラインや徳真からタイミングを逃さずボールを供給。

ジェバリとウェルトンの意図があってきたボックス内での絡み、さらにその後方から入り込むダワン。

チームとしての完成度はここにきて高まってきたなと。

あとはゴールだけでした。

ただこの試合を、ゴール前の精度が足りなかった、というのも違う気がします。

シュートにつながったプレー精度は、どれも素晴らしかったから。

あとは野沢大志ブランドンの好守を褒めるしかないかなと。

最後のアラーノを除けば・・・

しかし切り替えます！！！

勝てば町田と３差に迫れただけに残念ですが、この攻撃間隔は忘れず、柏戦での爆発を期待。

宇佐美は先発に戻るでしょうが、このメンバーでの間隔があってきたことは、終盤の交代カードとしても間違いなく今後につながるはずですから。

GK 22 一森　純【６・０】プレッシャーがかかる場面も多くはなかったですが、後半立ち上がりのセットプレーからのピンチはきっちりセーブ。集中力きらさず頼もしい限り。

DF 2 福岡　将太【６・５】左サイドの裏、右サイドへのサイドチェンジと好配球に加え、粘り強い守備対応も光りました。試合を重ねるごとに、プレーに重厚感が増している気が・・・

DF 4 黒川　圭介【５・５】縦への突破力は披露しましたが、大外のレーンからではなかなか決定的なクロスにはつながらず。キック精度をもう少し上げるか、それとももう一つ中でのプレーを増やすべきか。

DF 20 中谷　進之介【６・０】いつものごとく隙を見せない守備はもちろん、相手のブロックを崩すために最終ラインからの持ち運びにも積極的でした。

DF 46 松田　陸80’【６・０】センス、としか言いようがない右足からのパス。半田とはまた違う一撃必殺になりそうな予感。

MF 16 鈴木　徳真【５・５】常に味方を生かす好サポート。これで相手ブロックを無効化するようなズバッと系のパスも増えてこれば理想です。

MF 17 山下　諒也80’【６・０】右サイドから斜めのランニングで何度も裏を取り、チャンスに絡みました。この献身的かつダイナミックな動きが、ジェバリらを生かしていることは間違いなし。

MF 23 ダワン80’【５・５】ターンのスムーズさを欠いて逆サイドへの展開が遅れるシーンは少し気になりましたが、ゴール前でシュートに絡むセンスはさすが。シュートも悪くなかっただけに、野沢ブランドンの好守が悔やまれます。終盤の交代は足がつったものと思われますが、次の試合に影響しないことを祈ります。

MF 97 ウェルトン【６・０】突っ込んだらひらりと交わし、体を寄せてきたらぶっ飛ばず。日本人ＳＢにとっては、まさに天敵のような存在でしょう。ただカットインからのシュートが少ない印象も。そこがあるなら、Ｊリーグには来ていないのかも。

FW 11 イッサム　ジェバリ【６・０】ボックス内でボールが入れば、シュートまで持ち込む強引さとＦＷらしいプレーを連発。そして最後の最後、シュートをえさにアラーノへの決定的なパス供給。すべてのストーリーはできあがっていたのですが・・・

FW 13 坂本　一彩70’【５・５】中継役としては十分なプレーも、やはりフィニッシャーとしては物足りませんでした。サイドネットに放ったシュートは、心が落ち着いていれば決められたかも。

【途中出場】

MF 15 岸本　武流80’【―】時間短く採点なし。

MF 47 ファン　アラーノ70’【５・５】短い時間でもチャンスには絡みましたが、最後のフィニッシュは決めたかった・・・

MF 6 ネタ　ラヴィ80’【―】時間短く採点なしも、えぐいミドル１本。ポストのばかやろう。

MF 8 食野　亮太郎80【―】時間短く採点なし。

ダニエル・ポヤトス監督【６・０】先発のチョイスも交代カードにも不満はありません。中断期間の準備が、すばらしかったのでしょう。この試合に足りなかったものは運が大きかったのかな、と。ここで立ち止まらず次へ向かいましょう。