【忖度なき採点&寸評】林大地が待ち遠しい3試合連続ノーゴール…いやセットプレーも何とかしてくれ。2024/8/11柏レイソル0-0ガンバ大阪@日立台

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さあここが踏ん張りどころ

長くガンバ大阪を応援し続けるみなさん。

現状に満足していませんか??

正直、これは私自身への言葉です。

開幕前、中位にいけば御の字、と思っていた中で向かえた今シーズン。

しかし守備が予想以上に安定し、上位に食らいついたまま終盤戦へと突入しようとしています。

ここに来て、今季2度目の3試合連続ノーゴール。

拮抗した試合の中でゴールをこじ開けるのは、戦術、技術に加えて、メンタル面も必要なはず。

そんな思いを持って、この痛恨ドローを受け止めました。

戦評

出場停止の宇佐美が戻り、トップ下の山田、左MFの倉田、ボランチのネタはターンオーバーでしょう。

そして久々に出た、ジェバリのサイレントベンチ外・・・

しかしウェルトン、という武器を温存する中で、試合途中までのプランとしてはそこまで悪くなかったのでは、と感じました。

守備のバランスを崩さず、攻撃する際は全体で押し上げてカウンターへの対策もしっかりできていたのかなと。

細谷に何度かシュートチャンスを作られましたが、完全に背中にDFを置いた状況でシュートを打たれては・・・

はよ海外行ってくれwww

しかし後半途中にウェルトンらを投入後もギアが上がらず、むしろレイソルに主導権を握られてしまいました。

前節が中止となった相手と、中3日の我らというハンデもありましたが・・・

レイソルアウェーの圧力は知っているところではありますが、悔しいドローとなりました。

採点&寸評

GK 22 一森 純【7】体をまさに壁のように使ったスーパーセーブ。点が取れない状況で、彼の存在がまさに優勝への蜘蛛の糸。

DF 2 福岡 将太【6・0】細谷にはフィジカル勝負で完敗も、最後まで必死に体を張る姿に感動。持たざる者のヒーローです、あなたは。

DF 4 黒川 圭介【6・5】開始直後のカバーリングで失点を防ぎ、柔らかいクロスでダワンの決定機も演出。十分な存在感はあったかなと。

DF 20 中谷 進之介【6・5】フィジカル、高さ、危機察知能力。どれをとっても穴はなし。本当に頼りになるDFリーダー。

DF 46 松田 陸71’【5・0】マッチアップがマテウスサヴィオと相手が悪かったのはありますが…足元を狙えば股を抜かれ、間を空ければ自由にターンされ。厳しい戦いをしいられました。

MF 6 ネタ ラヴィ71’【5・5】ビルドアップには貢献しましたが、その先のクオリティーとまでは出せず。守備のプレスバックももう少し速く厳しくいければ。

MF 9 山田 康太59’【5・0】必死に走り流す汗は尊いのですが…ゴール前に迫ったのはわずか1度では、トップ下としてはやや物足りないかなあと・・・

MF 10 倉田 秋59’【5・5】五輪帰りの関根とのマッチアップで、相手の嫌がるプレーを徹底。能力で上回る相手を、ベテランらしく苦しめたなという印象です。

MF 16 鈴木 徳真【6・0】宇佐美に送った絶妙スルーパスは、タイミング、パススピード、スペースまで絶妙でした。終盤木下に引きはがされた守備など、ボランチとしてのフィジカル面は物足りないのですが、やはりメリットの方が上回っています。

MF 17 山下 諒也82’【5・0】宇佐美からのラストパスを受けた決定機で、GK正面に蹴っちゃうところから点取り屋のにおいはまったく感じず・・・むしろリーグ戦いまだ0得点臭が漂いました。なかなかヒーローになりきれない理由でしたね。

FW 7 宇佐美 貴史【6・0】ニアをぶち抜くシュートまでのパターンは、デビューしたてのころを思い出しました。シュートは入っていた気がしますが・・・得点機演出も含め、出場停止明けのフレッシュなプレーは見せてくれましたが、1点が遠く。

【途中出場】

MF 15 岸本 武流71’【5・5】守備で耐える時間帯の方が長い中で、守備のタスクは完遂してくれました。

MF 23 ダワン71’【6・0】短い出場時間でも、決定機に絡むあたりは頼もしいですが、決めて欲しかった・・・

MF 8 食野 亮太郎82’【―】時間短く採点なし。

MF 97 ウェルトン59’【5・0】切り札として投入されているわりには、ややテンションが低めに見えました。数多くボールを送れなかったのも事実ですが、なんとかしてやろうという気概は感じず。

FW 13 坂本 一彩59’【5・0】守備の時間が増えたことで、バランスを取ることに終始。これでは良さは出ません。

ダニエル・ポヤトス監督【5・5】ターンオーバーは理解できますし、ウェルトンらのカウンターで仕留める戦略は効果的だったはず。ただテンションを上げキレていなかったのが悔やまれます。

あとがき

やはり優勝を争うためには、点を取るパワーを上げないと・・・

そんな思いが強くなった試合でした。

ガンバはチャンスビルディングポイントはリーグ7位ですが、得点数はリーグ17位。

つまりチャンスをつくれど、得点につながる確率が低いと言うこと。

宇佐美のゼロトップに近いフォーメーションを敷くデメリットについては、ゴール前の人数が少なくなる、という点について、この試合を解説した林さんも言及していました。

宇佐美はチャンスビルディングからフィニッシュに絡む圧巻のプレーを続けてはいますが、決してストライカーではなく、得点パターンは多い選手とは言えません。スーパーゴールはあれど、ゴール前のこぼれ球を押し込む、などの形は少ないからです。

さらに気になるのは、セットプレーからの得点の少なさ(5点)。首位町田、2位鹿島は11、3位広島は12、5位神戸は15と、他チームの半分以下となっています。

宇佐美というキッカーがいる中で、この少なさの理由はやはり検証すべきでしょう。

攻守は表裏一体なので、攻めの比重が増えれば失点が増える、という可能性はあります。

しかしセットプレーに関しては、そのリスクは最小限にゴールの可能性を上げられるはず。

残りは12試合。

このままじりじりと落ちていくのか、それとも食らいつくのか。

林大地、早く出てきてくれ!!!

暑く辛い夏を、一緒に乗り越えて行きましょう!!

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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