さあここが踏ん張りどころ
長くガンバ大阪を応援し続けるみなさん。
現状に満足していませんか??
正直、これは私自身への言葉です。
開幕前、中位にいけば御の字、と思っていた中で向かえた今シーズン。
しかし守備が予想以上に安定し、上位に食らいついたまま終盤戦へと突入しようとしています。
ここに来て、今季2度目の3試合連続ノーゴール。
拮抗した試合の中でゴールをこじ開けるのは、戦術、技術に加えて、メンタル面も必要なはず。
そんな思いを持って、この痛恨ドローを受け止めました。
戦評
出場停止の宇佐美が戻り、トップ下の山田、左MFの倉田、ボランチのネタはターンオーバーでしょう。
そして久々に出た、ジェバリのサイレントベンチ外・・・
しかしウェルトン、という武器を温存する中で、試合途中までのプランとしてはそこまで悪くなかったのでは、と感じました。
守備のバランスを崩さず、攻撃する際は全体で押し上げてカウンターへの対策もしっかりできていたのかなと。
細谷に何度かシュートチャンスを作られましたが、完全に背中にDFを置いた状況でシュートを打たれては・・・
はよ海外行ってくれwww
しかし後半途中にウェルトンらを投入後もギアが上がらず、むしろレイソルに主導権を握られてしまいました。
前節が中止となった相手と、中3日の我らというハンデもありましたが・・・
レイソルアウェーの圧力は知っているところではありますが、悔しいドローとなりました。
採点&寸評
MF 6 ネタ ラヴィ71’【5・5】ビルドアップには貢献しましたが、その先のクオリティーとまでは出せず。守備のプレスバックももう少し速く厳しくいければ。
MF 10 倉田 秋59’【5・5】五輪帰りの関根とのマッチアップで、相手の嫌がるプレーを徹底。能力で上回る相手を、ベテランらしく苦しめたなという印象です。
【途中出場】
MF 15 岸本 武流71’【5・5】守備で耐える時間帯の方が長い中で、守備のタスクは完遂してくれました。
MF 8 食野 亮太郎82’【―】時間短く採点なし。
ダニエル・ポヤトス監督【5・5】ターンオーバーは理解できますし、ウェルトンらのカウンターで仕留める戦略は効果的だったはず。ただテンションを上げキレていなかったのが悔やまれます。
あとがき
やはり優勝を争うためには、点を取るパワーを上げないと・・・
そんな思いが強くなった試合でした。
ガンバはチャンスビルディングポイントはリーグ7位ですが、得点数はリーグ17位。
つまりチャンスをつくれど、得点につながる確率が低いと言うこと。
宇佐美のゼロトップに近いフォーメーションを敷くデメリットについては、ゴール前の人数が少なくなる、という点について、この試合を解説した林さんも言及していました。
宇佐美はチャンスビルディングからフィニッシュに絡む圧巻のプレーを続けてはいますが、決してストライカーではなく、得点パターンは多い選手とは言えません。スーパーゴールはあれど、ゴール前のこぼれ球を押し込む、などの形は少ないからです。
さらに気になるのは、セットプレーからの得点の少なさ(5点)。首位町田、2位鹿島は11、3位広島は12、5位神戸は15と、他チームの半分以下となっています。
宇佐美というキッカーがいる中で、この少なさの理由はやはり検証すべきでしょう。
攻守は表裏一体なので、攻めの比重が増えれば失点が増える、という可能性はあります。
しかしセットプレーに関しては、そのリスクは最小限にゴールの可能性を上げられるはず。
残りは12試合。
このままじりじりと落ちていくのか、それとも食らいつくのか。
林大地、早く出てきてくれ!!!
暑く辛い夏を、一緒に乗り越えて行きましょう!!
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
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