ホーム最終戦はゴール快勝。ただ退場者と運に恵まれた面も。
ダニエル・ポヤトス監督の3シーズンに渡ったJ1リーグが終わりました。
最終順位は9位。
3年間の成績は16位、4位、9位。
結果は出なかったものの、スペインの香りを漂わせてくれた1年目。
その色を消し、守備の強固さで躍進した2年目。
そして両方のリバランスとともに、結果的には勝てるチームにはならかなった3年目。
大きく言えば、そんな印象でした。
この点に関しては、オフに向けて深掘りしていきたいと思います。
ただ山下諒也、半田陸の右サイドが確立され、満田誠や安部柊斗、そして美籐倫という来季に向けた核は固まった、と見える今シーズン。
最後の試合も彼らの存在感に加え、助っ人外国人FWジェバリが、その役割をしっかりと果たしてくれました。
この試合をいつも通り、採点します。
最後だから、という忖度などは一切抜きです。
先発メンバー採点&寸評
DF 2 福岡 将太【5】ヒガシに出したバックパスは愛不足ですし、縦パスのミスからカウンターを招く場面も。ヴェルディFW染野のようなフィジカル高めの相手にはやはり苦戦します。1年通じて、本当にがんばってくれたことは認めますが、パス能力がスピード、といった強み以上に、弱みの方がやや上回った印象。
DF 20 中谷 進之介10’【―】時間短く採点なし。怪我が長引くものではないことを祈ります。
MF 10 倉田 秋61’【5】フリックで山下が退場を招いた場面には絡みましたが、背中向きでパスを受けてプレスに苦しむシーンが多数。守備での安心感はありますが、特別な仕事は少なかったのかなと。
MF 13 安部 柊斗【5・5】前半はうまくカバーリングをしながら、攻撃に絡む素晴らしいプレー。ただ退場者が出た中での後半のプレーには課題あり、か。もっとたくさんのボールに絡んでチームを前進させたかったところ。オープンに展開にしないように、舵取りをしてほしかったと見えます。
MF 27 美藤 倫61’【5・5】鋭い縦パスからチャンスメイクするシーンなど、前への意欲は本当に魅力。ただ安部と同じく、後半の展開には責任あり。まだ海外には行かないでね。
途中出場&監督採点&寸評
DF 15 岸本 武流77’【5・5】前にエネルギーを投入して試合を終わらせてくれました
FW 8 食野 亮太郎61’【5・5】こういった試合で、結果を残して欲しかったところ。南野のゴールには絡みましたが、どこか得意の空回りが勝ったか。
ダニエル・ポヤトス監督【5・5】リーグ最終戦で4ゴール快勝。10人の相手に流れを奪われかけたマネジメントにはやや課題も残りましたが、今後自分が育てることにならない若手の南野にもチャンスを与え、きっかけを作ってくれたことはひとりのガンバサポとして感謝します。


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