前書き
みなさま、ご無沙汰しております。
ポヤトス監督の契約満了が発表され、どこか虚無感に襲われていました。
あ、自分はポヤトス監督、好きだったんだな、と改めて気づかされた思いです。
彼への思いは、改めて書こうと思います。
ただ採点は忖度なく、フラットな視点で、と思いましたが。
彼の最後を飾ってやろう、という気概まではチームからは感じられないことに、静かな怒りを抱いています。
採点&寸評
スターティングメンバー
DF 2 福岡 将太【5・5】機動力が高い相手アタッカーをうまく封じた印象。ウェリントンが出てきてひやひやしましたが、何とか。ポヤトスの最後を飾ってあげたい、という思いは、最も強いのではないでしょうか。
DF 3 半田 陸【5・5】惜しい、を見続けた今シーズン。攻撃への関わり方は、確実にパターンが増えたとは思いますが、シーズン1点。タイプは違うとは言え、鹿島DF濃野は昨季9点。明らかなる改善ポイントでしょう。ただ運動量の求められるSBで、ここまでタフに1年間戦う姿には感服します。
DF 4 黒川 圭介【5・5】押し込んだ相手を大外から切り崩す役目を十分に果たした、とは言えないですね。オーバーラップの破壊力だけでなく、インナーラップからのマイナスでのラストパスなどバリエーションが増えれば。
MF 13 安部 柊斗【5・5】こぼれ球奪取やデュエルでチームの体温を上げてくれました。失点シーンはあと数歩、前に出るのが早ければ…という気もしましたが、打たせてもあの距離なら、という判断だったのか。今回はGKのミスですが、彼が代表クラスに絡んでいくためには、あのレンジでも寄せなければ。
MF 27 美藤 倫79’【5・5】一人はがしてでも前に運ぶ、というプレーは相手の守備をゆがませる効果絶大でした。オフサイドになった奥抜のシュート時点でも、すぐ後ろまで走り込んでいた姿を見ると、ガンバに点が取れるボランチが久々に育ってきたな、という高揚感でいっぱいです。
FW 17 山下 諒也【5・5】ボールタッチははまっていませんでしたが、やはりその存在だけで相手を下げさせる効果あり。
FW 51 満田 誠【5・5】奥抜のシュートにつながった裏抜けからのラストパスは絶品でしたが、わずかにオフサイド。しかしあのプレーが手前のスペースを上げるだけに、貴重な動きでした。名和田は是非、彼から多くを学んで欲しいところ。宇佐美ではなく。
追加メンバー
MF 38 名和田 我空79’【5・5】ボールタッチの才気は、やはり他の選手とは違うものを感じます。来季に向けて期待しかありません。
FW 8 食野 亮太郎46*’【5・5】ゼロトップで間を取らせたら、やはり天下一品。J3での無双時代を少し、思い出しました。やはりベストポジションは真ん中か。ただ数字を残せなければ、来年も居場所があるのかどうか・・・
ダニエル・ポヤトス監督【5・5】前半は福岡の流れに飲み込まれましたが、後半に食野0トップという奇策で修正。追いつくには至りませんでしたが、指揮官としてはできることはやったのかなという印象も。
未来への妄想ができないつらさ
宇佐美貴史、ジェバリ、アラーノ、ウェルトンが不在で、さらにヒュメットもすでにオフモード。
さらにポヤトスの退任は決まり、もはや今のチームに戦え、というのは酷なのかもしれません。
しかし3年間、ガンバ大阪のために力を尽くしてくれたこの監督のために、最終戦は勝って欲しい。
そんなセンチメンタルな思いに駆られます。
きっと、そんな思いを持っているサポーターは、僕だけではないのではないでしょうか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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