【忖度なき採点&寸評】黒川圭介にただ愛を。2025/5/17ヴィッセル神戸3-2ガンバ大阪@ノエスタ

  • URLをコピーしました!
目次

前書き

本当ならば、やってはいけないミスに対して、厳しく言及すべきかもしれません。

でも・・・できませんでした。

それは彼がこの試合で2点に絡んだから、だけではありません。

藤春の後を継ぎ、どれだけ彼がこのチームに捧げてきたか。

その思いが、伝わっているからです。

こういう時ほど、支えたい。

その思いが、批判すべきという思いよりはるかに上回りました。

採点&寸評

スターティングメンバー

GK 22 一森 純【6・5】3失点も好セーブ多数。報われず。

DF 2 福岡 将太【5】大迫相手に奮闘しましたが…正直、起点を作るという意味では格の違いを見せつけられる形に。常に大迫が寄ってきていたのも、なめられていた証拠でしょう。

DF 3 半田 陸【6】攻守で持ち味は見せましたが、あのシュートを逆サイドに決めるようになれば本物でしょうか。

DF 4 黒川 圭介【6】1得点1アシスト1ミス。顔を上げてください。酒井高徳を2度も抜き去っての2ゴール関与に胸を張ってください。チームで最も戦い、走った男のひとつのミスを、責めるような輩はガンバサポーターにはいません。

DF 20 中谷 進之介【5】1失点目はわずかに大迫のマークが間に合わず、3失点目もあと1歩が出ませんでした。この失点に黒川と同時に責任を感じているはずです。

MF 6 ネタ ラヴィ46*’【6】やはり別格感漂うプレーぶり。まるで上からそのルートが見えているようなドリブルでのボール運びは唯一無二です。ただ無事これ名馬、という言葉もあります。はやくフル回転できますように。

MF 47 ファン アラーノ83’【5・5】決定機に絡むシーンは少なかったですが、攻守の切り替えなどでは持ち味を発揮してくれました。ただ終盤は疲れも。

FW 7 宇佐美 貴史90+3’【5】ほぼフル出場で走行距離はCBより少ない8・85キロ。難しい展開になると、どうしても足元ばかりで受けようとする悪癖が。そんなときこそ、先頭に立って泥臭く。このスコア差は、相手エースとの差です。

FW 17 山下 諒也83’【5・5】うまく相手に消された印象もありますが、守備での貢献含めていつも通りの出来。ただ停滞感を打ち破る個は出せず。

FW 23 デニス ヒュメット67’【5】ロングシュートに持ち込んだプレー以外、ほぼ存在感を出せず。体を張るプレーはそこまで得意ではないのでしょうが、Jリーグならあなたのサイズで戦えば、もっと勝てるはず。戦う意識がもう少し強くなれば。

FW 51 満田 誠【5・5】ボランチで滅私奉公に努めてくれていますが、もっとはやくトップ下に戻して上げて欲しかった気もします。

途中出場

DF 15 岸本 武流83’【―】時間短く採点なし

DF 24 江川 湧清90+3’【―】時間短く採点なし

MF 10 倉田 秋46*’【6】見事なタッチからの左足ゴール。ボランチとしての出場でしたが、アタッカーとしての意地を見ました。

FW 42 南野 遥海67’【5・5】もやは羽化は時間の問題かと。フィジカルや走力は十分。2点目の起点となったポストプレーも落ち着いていました。あとはその左足を振れるか否か。

FW 97 ウェルトン83’【―】お帰りなさい。ただまだ重戦車っぷりは見られず。フィジカル系だけに再発が何より怖いので、少しずつギアを上げていってください。

ダニエル ポヤトス監督【4・5】終盤の采配にはやや疑問があります。チームとして走れていない中で、宇佐美を終盤まで残した選択には首をひねりましたが・・・ただジェバリ、徳真不在でベンチメンバーが足りなかったことも事実でした。

あとがき

ミスを切り取るより、敗因を大きくとらえることが重要です。

この試合をひと言で言えば、走り負け。

スタッツでいえば、神戸の115キロに対し、ガンバは108キロ。

リードした中で耐え続けた試合なら、こういった数字になることもありますが、拮抗(きっこう)したゲームの中で、7キロの差が出た現実は思いです。

ガンバのカウンターを徹底してケアしてきた神戸に対し、それ以外の手を見いだすことが出来なかったことは大きな課題。

ハードワークで押し返す、ということができなかったという現実に、もう一度向き合いましょう。

華麗なサッカーで、相手を圧倒するような強さは、今年の我々にはありません。

泥臭く、粘り強く。

もう一度、原点に立ち返る必要戦を感じた試合でした。

最後にもう一度。

黒川圭介、オレ!!!!!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

コメント

コメントする

目次