初代監督の訃報に思う。今のガンバはどう見えていますか
なめてましたか。
岡山を。
なめていたんですか。
選手たちには、本当に自分の心に問いかけて欲しいです。
立ち上がりから岡山のプレスを受けて相手を勢いづかせて、デュエルで負けてサイドを崩されて失点。
2失点目も甘い寄せでポイントを作られたことで、お見送り芸人しんいち似の岩渕に巧みなシュートを許しました。
全身全霊で挑んできた岡山に対し、どこか上から目線のような戦い方。
後半はギアを入れ直した感はありましたが、最後のシュートシーンで宇佐美を筆頭に当たりが出ず。
5バックの相手を押し込み、フィニッシュまで持ち込む形としては整理された部分も、後半は出たと思います。
サイドに相手ウィングバックを引っ張りだし、そこから半田&山下のコンビネーションなどで内側のレーンまで運び、最後はマイナスで宇佐美。
この形で3、4度はシュートチャンスまで持ち込みました。
釜本さんなら、決めていたのかな。
そんな思いに駆られてしまいました。
採点&寸評
【途中出場】
MF 44 奥抜 侃志90’【―】お帰りなさいも時間短く採点なし。来季への期待度にもつながる勝負はここから。
MF 47 ファン アラーノ78’【5・5】引いた相手をかき回そうと、短い時間でできることはやってくれました。
FW 17 山下 諒也46*’【5・5】サイドでの優位性は作ってくれましたが、決定機までは至らず。先発でもスーパーサブでも、確実に貢献してくれる点はありがたいです。
あとがき
ネタラヴィの移籍報道には、かなりショックを受けました。
スポニチの報道によると、彼自身が移籍を志願した模様です。
ただ町田からのオファーを受け取った後は練習への取り組みが低下していたという。クラブ側は慰留に努めたが、本人の移籍意思やチーム内への影響などを総合的に判断。契約は残り半年ながら、マッカビ・ハイファに払った違約金50万ドルを超える同100万ドルで売却する方針となった。
しかしこの報道には、かなり意図的なものを感じます。
強化部の「悪いのはネタであって、俺たちはお金ももうかったし、悪くないんだよ!!」という思いが、透けて見えるどころか、ダイレクトにつたわってくるからです。
スポニチにリークし、自分たちに有利な情報も流してもらった、という構図にしか見えません。
もちろん、それが事実ではない、とは言いません。
しかし、チームの中で突出した力を持つネタに「ここにいるより、町田に行った方がACLエリートにも出られるし、リーグ優勝の可能性もある」と思わせてしまったのであれば、これはガンバに関わる全員の責任でしょう。
どんな弱いチームでも、魅力的なサッカーができない中でも、クラブに愛を注いで欲しい。
選手たちにそれを求めるのは、酷ではないかと思います。
まだ決定ではありませんが、きっとネタは出て行くのでしょう。
なぜ、彼はチームを去るのか。
岡山に対して力を100パーセント出せず、せっかく連勝で掴んだ流れを簡単に手放してしまうようなチームは、タイトルなど夢のまた夢。
力のある選手をとどめておくためには、資金力、環境、そしてチームの強さが必要。
今のガンバ大阪は、J1で2年目の町田ゼルビアから主力を引き抜かれてしまうチームなのです。
そのことを、クラブ、選手たち、そして私たちも考えるべきタイミングなのかもしれません。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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