【採点&寸評】
📋 試合情報
- 大会: 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第3節
- 日時: 2026/2/19
- 会場: 2026年2月22日(日)14:03KO
- スコア: 2―1
- 得点:デニス・ヒュメット、南野遙海
📝 試合総括
ACL2から先発の入れ替えは最少に。安部や倉田のベンチ外は意外でしたが、山本天翔らがベンチ入り。立ち上がりは岡山の積極性に押される展開に。逆に相手の高いラインを狙ってチャンスも作りましたが、相手CKから中谷の肘ヒットでPKを与えて失点。しかし失点後に攻撃の圧力を高め、前半32分に右サイドの低い位置に落ちたジェバリから、するっと抜け出した美籐へ。その美籐がシルクタッチでスルーパスを送り、ヒュメットのキャノンシュートで同点に。失点した後にしっかりギアを上げ、前半のうちに追いつきました。
連戦の懸念がある初瀬、ジェバリに代え、後半から奥抜、南野を投入。しかし岡山に流れを奪われて何度もピンチを迎えますが、ここで立ちふさがったのが東口。角度がついてコースが限定されたシュートであれば、すべて止めてしまうという全盛期をほうふつとさせるパフォーマンス、そしてルカオのシュートミスに救われて耐えると、ヴィッシング監督は美籐、食野に代えて山本、名和田を投入。ボール支配は五分でも、シュートまで持ち込むシーンは岡山が多い、という時間帯が続いていましたが、若く足が残る選手たちがしっかりと中盤の濃度を高めて耐え切りました。そして高い位置で引っかけたチャンスから、鈴木のスルーパスからぬけだした山下のシュートのこぼれ球を南野が詰めて逆転。その後も引かず、ミドルからプレスをしっかりかけ続け、裏に抜け出されるシーンもありましたが、またも東口の好守でしのいで勝ちきった一戦でした。
🧤 GK 採点
GK 1 東口 順昭 【7】これぞ我々の知るヒガ神。正面のシュート以外、「こっちサイドしかない」とコースを呼んだ時の反射神経は人知を超えるのが彼最大の特徴。2年間の雌伏を経ても、その力はいまだ残っていたようでした。まさにあっぱれ。
🛡 DF 採点
DF 4 中谷 進之介【6】PKの場面は、確かに肘をふる意味はなく、偶然とはいえ気をつけて欲しいところ。ただその後のパフォーマンスを見ても、まったく引きずってにないどころか周囲をカバーし、自身のパフォーマンスも安定。相手FWが自然と彼の周りから離れていくようにも見えます。
DF 3 半田 陸【5・5】岡山の左サイドMF山根の推進力に、やや手を焼いた印象。3バックの相手とのシステム的なミスマッチもありましたが、裏を取られるシーンはもう少し減らせるかなと。ただこの連戦でもフル出場で安定したプレーをみせてくれたあたりには頭が下がります。
🎽 MF 採点
MF 27 美藤 倫【6】前節に続き、立ち上がりに不用意なミスでピンチを招いたところは要注意。集中力の問題でしょうが。ただ同点ゴールのシーンは、一見すれば相手ラインの前で止まってしまいそうなところをしっかりと走りきったことで、素晴らしい位置でパスを受けることに成功。その後の優しいスルーパスは、師匠のヤットさんというよりふたさんをほうふつとさせてくれました。
MF 16 鈴木 徳真【6・5】浦項戦に続き、文句のつけようがないパフォーマンスでは。まずミスがほぼなし。ただ前への意識は昨季以上に上がった印象もあり、横パスと縦パスの比率が変わっていそう。山下に出したパスの長さ、強さも完璧。中盤のコンダクタ-として、存在感を強めています。
FW 17 山下 諒也【6・5】最も運動量が求められるサイドハーフでこの5連戦すべてに先発し、この日もともにチームトップの走行距離10・865キロとスプリント21回をマーク。とにかく速く前に運ぶ、というチームの約束事を体現してくれています。ただ筋肉系の負傷が心配なので、そこだけは十分ケアを。
FW 11 イッサム ジェバリ【6】ヒュメットとうまく役割を入れ替えながらボールを収める関係性は、日に日によくなっている印象。美籐へのスルーパスも完璧。宇佐美のような魔法や、満田のような広範囲の動きはないですが、実務型のトップ下として機能している印象。
FW 8 食野 亮太郎【5・0】動き自体は悪くないのですが、いわゆる“ドツボ”状態に近づいている気が…シュートとパスのセレクションを間違えてシュートを打ってしまう、さらにそれが足に当たらず、弱いゴロシューになってしまう。気にはなりますが、振り続けてその殻を破って欲しい気も・・・ただ守備での役割はしっかり果たしているので、まだ時間は与えられると予想します。
🎯 FW 採点
FW 23 デニス ヒュメット【6・5】正しいタイミング、スピードで走り、自慢の右足を振り切りました。まさにストライカーの一撃。連戦でフル出場を課された中でも、最後まで走りきった姿も好印象でした。
🔄 途中出場
MF 44 奥抜 侃志【6】46分イン。左サイドバックで及第点以上かと。守備では1対1にさらされるシーンなどはありませんでしたが、逆サイドのカバーでヒガシの好セーブ後にナイスクリアしたシーンも。低い位置からでも安心して持ち運べる点は黒川を思い出させ、ゴール前では一瞬にしてシューターになりきる点はかつての安田を思い出しました。
FW 42 南野 遥海【6】46分イン。とうとうやってくれました。チームが苦しい中、守備からしっかり強度を出してボール奪取に貢献した後に、一瞬遅れてゴール前に入ってこぼれ球をねじ込みました。相手股を抜けたのは幸運な気もしますが、この一点が大爆発のきっかけとなることを期待します。
MF 36 山本 天翔【5・5】62分イン。このタイミングで起用されるということは、中盤の守備でしっかりと戦えるとヴィッシング監督に認められていたからでしょう。その期待通り、穴を開けることなく30分以上戦いました。素晴らしいデビュー戦。
MF 38 名和田 我空【6・0】62分イン。まだ数字にはつながりませんが、こちらも時間の問題かと。シュートを打ちきったシーンに代表されるように、自分のプレーがしっかりできています。
DF 19 池谷 銀姿郎【―】84分イン。時間短く採点なしも、デビューおめでとう。
🎙 監督 評価
イェンス ヴィッシング監督【6・5】あの若手を迷いなく起用できる決断は、どこから来ているものなのでしょうか。僕なら「中盤のバトルが増える終盤は体の出来ていない若手より、経験のある選手を置きたい」と考えてしまいそうなものですが・・・勝利はヒガシの好セーブにより引き寄せた部分が大きいですが、そのメンタリティーはチームを変えていきそうな予感です。
🖊 編集後記

東口の大活躍、美籐のアシストに南野の決勝ゴール。山本天翔まででびゅーさせちゃって勝ちきるなんて。
ちまたでは、もはやヴィッシング監督は名将・・・なんて言葉もあふれかえっておりますwww
もちろん、私もその可能性は否定しません。
だって開幕から5試合で、まだ負けていないのですし、若手を含めた選手起用法、そしてチームスタイルの構築は、非常にうまく行っている印象だからです。
ただあ・・・
PK戦を除いて正確に表現すれば、2勝3分け、とも言えるわけで。
この日も5連戦目とはいえ、岡山相手にシュート数(9対19)、ゴール期待値(0・82対2・43)と大きく上回られていたことも事実。
まだまだ、浮かれるのは早い。
特に2人ケガ人が出ているCBは、非常に不安定とも言えます。
ここに銀ちゃんなんかがはまれば・・・
にやにやと妄想を働かせながら、PC前で過ごした祝日でした。
次の清水戦も楽しみ!!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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