【忖度なき採点&寸評】あえて書こう。南野遙海で勝ち点1を失ったと。この才能の本格開花を信じて。2026/2/28ガンバ大阪2-2(PK5-4)清水エスパルス@パナスタ

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【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第4節
  • 日時: 2026/2/28
  • 会場: パナソニックスタジアム吹田
  • スコア: 2―2(PK5-4)
  • 得点:食野亮太郎

📝 試合総括

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メンバー入れ替えにACL2への本気にじむ

ACL2、岡山戦とメンバー入れ替えは最少にしましたが、この試合ではここまでのキーマンの一部を温存。山下、ジェバリはベンチ外にし、名和田、唐山を先発抜てきしました。序盤は清水ペースで進む中で、前半27分にボックス内での細かいつなぎからヒュメットが放ったシュートがポストに当たってこぼれたところを、食野が詰めて先制。その後はセットプレーからピンチもありましたが、三浦のゴールカバーなどもありしのぐと、前半41分にヒュメットが追加点。右サイドから半田がタイミング良く差し込み、中で安部も絡んで最後はヒュメット。打ち切る重要性を感じさせる追加点でした。

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決して悪くない内容。それでも・・・

後半開始から名和田、唐山とそこまで悪いとは思えなかったふたりに代え、南野、倉田を投入。強度を加えて守備を安定させ、3点目で試合を決める、という合理的な策に出たかに思えました。しかし南野が複数のチャンスを決めきれず。83、86分の失点は2度とも、左サイドからのクロスがファーサイドまで流れた形から許す形になりました。

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途中出場組が仕事果たしたPK戦

南野、倉田、満田、奥抜と途中出場組がしっかりとPKを成功。さらに相手が枠外キックで1本をミスると、最後は鈴木が決めて勝利。何とか勝ち点2を掴む試合になりました。

🧤 GK 採点

GK 1 東口 順昭 【6】試合の2失点はノーチャンス。PKはまだストップはないのですが、これも神通力でしょうか。

🛡 DF 採点

DF 4 中谷 進之介6】守備はもちろん縦パスの意識とセンスが光りました。最後のセットプレーで決めていればヒーローでしたが・・・

 DF 5 三浦 弦太6・5】印象的なゴールカバー2つ。これがチームを救ったことは確か。

DF 21 初瀬 亮【5・5】右サイドよりの攻撃が多く、自慢のクロスは少なかったですが、FKからのキックは極上でした。しかし空中戦のデュエルがやや後手を踏んでいたあたりが、気になるところではあります。

DF 3 半田 陸【7】ハセケンも絶賛の攻めてよし、守ってよしのハイパフォーマンス。中でも背後から忍び寄ってスライディングでかっさらうサイレントアサシンタックルは、まさに必殺でした。

🎽 MF 採点

MF 13 安部 柊斗【6・5】縦への差し込み、こぼれ球のカバーなどで仕事を全う。球際で削られるシーンが多く心配でしたが、うまくダメージを逃がす技も持っていそうな。

MF 16 鈴木 徳真【6・5】3試合連続でMOMに押したくなるほどのプレーでした。縦へのチョイスは正確で、相手DFが前を狙うかと思えば裏へスルーパス。急がず逆サイドへ逃がす判断、こぼれ球の落下地点などの予測も抜群でした。

MF 38 名和田 我空【5・5】先発のチャンスにもガツガツ、というより、ボールが入ればボックス内でどの試合も変わらず正確にコントロールするあたりは非凡さを感じます。ただその回数が少ないことに、課題も見えるなと。

FW 40 唐山 翔自【5】右サイド起用で縦へ仕掛ける意識は見えましたが、目立つことが出来ず。まだ本当の適正ポジションが見えない点は苦しいですね。。。

FW 8 食野 亮太郎【6・5】待望の3年ぶりゴール。ハセケン絶賛の内側よりポジショニングでの守備から、ゴール前での準備が実ったチャンスを逃さず。その後の仕掛けて足を振ったプレーを決めるようになれば、いよいよ本格化か。

🎯 FW 採点

FW 23 デニス ヒュメット【6・5】右足を振る。その一点に逆算されたボール運びからの形が素晴らしい。日本刀のような切れ味を持つ宇佐美の振りの速さとはまた違う、ショットガンのような重さと火力を感じます。

🔄 途中出場

MF 10 倉田 秋【4・5】46分イン。守備での強度、失わない技術と彼の良さは発揮してくれましたが、失点シーンでは2度ともファーサイドへの守備が間に合わず。これは構造上、致し方ないところがあるのかもしれませんが、映像で見る限りではあと一瞬の気づきで戻れた気がします。

FW 42 南野 遥海【5】46分イン。シュートに行く前のラストタッチの30センチが、裏目に出てしまいました。1本目はもう少し中で右足に、2本目のチャンスは逆に左足で打てる位置に置ければ。ただ1番手としてPKを決めた後の厳しい表情に、彼がその事実を重く受け止めていることは感じられました。こんなもので落ち込まず、次取り返したるねん、という強さを出して欲しいところ。

MF 44 奥抜 侃志【5・5】59分イン。1対1で仕掛ける場面は多くはなかったですが、ボールを持っても取られない自信はSBでもSHでも変わらず。

FW 6 満田 誠【5・5】74分イン。今季初出場。なぜ今までベンチ入りしなかったのか、よくわからないほど違和感なく試合へ。ここから巻き返しを期待。

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【5・5】先発に名和田、唐山の起用など、若手にチャンスを与える方針変わらず。南野で勝ちきれば最高の流れでしたが・・・。結果として、南野が決めきれず、倉田が失点に絡む結果に。そこは欲張りすぎか。追いつかれた際のファーサイドただACL2に向け、山下らを温存した中での勝ち点2は、前向きにとらえるべきか。

🖊 編集後記

あえて書きます。

FWの決定機逸は、GKやDFが自陣ゴール前でパスミスして失点することと、同罪であると。

ただ彼は、痛いほどその意味はわかっていると思います。

ヴィッシング監督の判断も、決して間違っているとは思いません。

しかしこの勝ち点1が、優勝を分けることになるかもしれません。

そんな意味を感じた試合でした。

長谷川健太さんの解説が、非常に心地よく。

半田はポジショニングがいい。

唐山はもっとガンガン行って欲しい。

初瀬はどうしちゃったんでしょう。

南野、もうちょっと体を開ければ。

倉田がやっていたら、他の選手はやらざるを得ない。

悪いものは悪い、いいものはいい。

その事実を嫌みなく、忖度なく、すぱっと語る部分が、長谷川監督のよさだったのかな、と感じました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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