【忖度なき採点&寸評】動かぬ体でハイプレスを封印。ミドルブロックで勝機狙うも強烈ミドルとミスに泣く。満田誠はサッカー人生の岐路に。26/3/14サンフレッチェ広島2-0ガンバ大阪@広島

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目次

【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: J1百年構想リーグ
  • 第5節・サンフレッチェ広島戦
  • 日時: 2026/3/14
  • 会場: エディオンピースウイング広島
  • スコア: 0-2
  • 得点:なし

📝 試合総括

STEP
疲労との戦い。我慢の前半。

タイから帰国して中2日。そんな過酷な試合にも、ヴィッシング監督はラーチャブリー戦から先発7人を変えず、変更は4人。倉田をトップ下に据え、前半はミドルブロックで構えてカウンター狙い、という展開に。しかし広島DF新井に強烈なミドルシュートを許し、追う展開に。

STEP
ギアは上がらずミスから2失点目。反撃ののろしは上がらず。

後半開始からジェバリを投入し、勝ち点3だけを狙う采配を下したヴィッシング監督。中央で起点ができたことで、さらにウェルトンや山下も投入し、推進力も加えてゴールを狙いに行った。しかし自陣でのスローインから岸本のクリア、パス、どちらとも言えない中途半端なキックが相手に当たり、カウンターを食らって2失点目。終盤には岸本が2枚目のイエローで退場し、そのまま敗れた。

🧤 GK 採点

GK 1 東口 順昭 【5】1失点目のFKは、長崎戦に続き逆ステップに。相手のシュートは見事ではありましたが、ボールに触れる範囲だっただけに、はじき出して欲しかった・・・ロングレンジへの判断の甘さは気になるところです。

🛡 DF 採点

DF 4 中谷 進之介【5】やはり局面で本来の力強さ、を出すまでには至らず。この過密日程でフル出場が続いており、体への影響が心配。

 DF 5 三浦 弦太【6】一瞬の反応が遅れるシーンはありましたが、またも好ゴールカバーもみせて及第点のパフォーマンス。股抜きで通されたスルーパスは致し方なし。終盤に熱くなったプレーは珍しいシーンでしたが、この日程でもパワフルさが出せていました。

DF 15 岸本 武流【4・5】2失点目はプレスの圧を受けてしまい、クリアを相手に当ててしまいました。その後の退場も含め、軽率と言わざるを得ません。

DF 21 初瀬 亮【5】得意のキック精度もややずれがあり、守備でも大きくサイドを開けてしまう場面や、絞りが甘くドフリーでシュートを打たせてしまう場面も。彼の良さを出すためには、攻撃時にはある程度高い位置に置いて、後ろはカバーする構造を作り上げるべきなのでしょうが…

🎽 MF 採点

MF 10 倉田 秋【5・5】前半はトップ下、後半はボランチとしてプレー。年齢をまったく感じさせない球際への反応には感服。ただ攻撃面では、チームを押し上げるようなプレーはなかなかできず。86分交代。

MF 27 美藤 倫【5・5】チームが自陣での時間が長いため、得意のボールキャリーも遠慮気味。こればかりは致し方なしも、試合が崩れなかったのは彼のがんばりがあったからこそ。

MF 13 安部 柊斗【5】前半はいつも通りのパフォーマンスに見えましたが、後半に入って軽率なミスからファウルで、ゴール前にてFKを与えたシーンは、まさに疲労の影響か。61分交代。

MF 44 奥抜 侃志【5】ほれぼれとするようなダブルタッチはありましたが、持ち味の仕掛けるドリブルはほぼ皆無。やはり右より左の方に、適正は強そうですね・・・61分交代。

FW 8 食野 亮太郎【5】チームとして攻撃回数が少なく、押し上げる回数の少ない中で、もっと攻撃の起点となりたかったところ。ボックス内でひとりで仕掛ける意識は悪くはなかったですが・・・46分交代。

🎯 FW 採点

FW 23 デニス ヒュメット【4・5】さすがに体の重さは否めず。スプリントはわずか6回と裏への動きは少なく、ボールが入ってもどこかもったりとした感じ。本人も歯がゆかったのでは。76分交代。

🔄 途中出場

FW 11 イッサム ジェバリ【5・5】46分イン。延長までフル出場から中2日でも、後半のみのプレー精度は落ちず。疲れていても、技術は落ちず、というプレーでした。

FW 97 ウェルトン【5・5】61分イン。攻め手が少ない中で、個人で前進するパワーは本体の姿に近づいてきました。

FW 17 山下 諒也【5】61分イン。岸本に守備の圧を受けさせてしまったパスは、いわゆる“逆キラーパス”に。

MF 38 名和田 我空【5】73分イン。個人でこじ開けて欲しい展開でしたが、この試合では存在感出せず。

DF 3 半田 陸【―】岸本の退場により、86分よりピッチへ。時間短く採点なし。

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【5・5】回復しきっていないメンバーで、ハイプレスは封印してミドルブロックで挑み、前半0-0、後半に1点を取って、という現実的なプランを構築。前半にミドルシュートを決められてプランが崩れましたが、勝ち点を得るための方向性は間違っていなかったと感じます。

🖊 編集後記

選手たちのみなさん、本当にお疲れさまです。

中2日どころか、移動を考えれば中1日半。

選手たちは疲れた体にむち打ち、最後まで戦ってくれた姿に敬意を評します。

ミスについては、上では忖度なく厳しく指摘しておりますが、体の疲労以上に頭の疲労から判断が遅れる、ということは理解しています。

一方でヴィッシング監督の選手起用にも、はっきりと感じるものがありました。

南野はベンチ入りしましたが、出場なし。

満田、唐山、池谷はベンチ外。

この状況でも、ピッチに立たせませんでした。

積極的な若手起用が目立つ指揮官ですが、チャンスは与えるものではなく、つかみ取るもの。

そういったメッセージを感じました。

満田についても、さまざまな噂が飛び交っているようですが、結局はピッチに立った時のパフォーマンスで納得させられていない、ということがすべてでしょう。

古巣を相手に、この扱いを受けた満田の心中は察します。

ただここから、腐るのか、反骨心をみせるのかで、彼の今後のサッカー人生が決まる、という可能性すらあるのでは、と感じます。


彼なら、やってくれるのではと信じます。

チームとしては、この敗戦は忘れていいものだと思います。

もちろん反省は必要ですが、今は選手たちの心と体が、中3日で迎える神戸戦までに少しでも回復することを願います。

今日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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