【忖度なき採点&寸評】ガンバを蝕む、微かな「淡泊さ」の正体。2つのハンドは不運ではない。26/4/8ACL2準決勝第1戦 ガンバ大阪0-1バンコクユナイテッド@パナスタ

  • URLをコピーしました!
目次

【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: ACL2 準決勝第1戦 バンコクユナイテッド
  • 日時: 2026/4/8
  • 会場: パナソニックスタジアム吹田
  • スコア: 0―1
  • 得点:なし

🧤 GK 採点

GK 1 東口 順昭 【5・5】PKは致し方なし。チャンス生かせないチームを最後まで集中力切らさずサポート。

🛡 DF 採点

DF 4 中谷 進之介【4】2つのハンドは軽率、としかいいようがありません。これまでの貢献度を考えると、次戦出場停止の退場は2失点目以上に痛恨。自分の存在価値を、もっと理解してほしかったです。

 DF 5 三浦 弦太【5・5】前への強さを出しつつ、高さでも封殺。ただ効果的な縦パスは出せず、その点は中谷との差が浮き彫りに。

DF 21 初瀬 亮【5・5】クロス軌道の美しさは相変わらずで、決定的な山下のシュートも演出。ただ余裕がありすぎて、チームのスピードを挙げられない一因に。

DF 3 半田 陸【6・5】球際でほぼ全て勝利し、巧みなスルーパスで決定機の演出も。中谷退場後はセンターバックも務め、完璧な仕事と言っていいのでは。

🎽 MF 採点

MF 13 安部 柊斗【5・5】狭いスペースへの侵入でブロックを崩そうと奮闘しましたが、決定機を作り出すには至らず。ただ攻撃のスイッチを入れよう、という意識はかなり感じました。

MF 27 美藤 倫【5】広範囲をカバーしつつプレー選択は前を選ぼうという意識は強め。ただ質が伴わず、59分に交代。

FW 17 山下 諒也【4・5】シュートまでの課程は素晴らしかったのですが、この日は枠に飛ばず。その代償を、チームとして支払うことに。

FW 11 イッサム ジェバリ【4・5】中央で起点となり、ブロック崩しへの工夫を最大限示しましたが…シュート場面でいつもの落ち着きを欠き、宇宙開発シュートに。

FW 8 食野 亮太郎【5】自ら仕掛ける意識は高く、カットインからのシュートは京都戦で決めた感覚も残っていたはず。ただ後半の浮き球クロスには、全身ガチガチの満振りが戻ってきてしまいました。

🎯 FW 採点

FW 23 デニス ヒュメット【5】人数の多い相手守備をワンチャンスで仕留めよう、という意識は見えました。ただ、時間とともに相手守備の集中力が高まるような展開では、無駄な動きもあってもよかったか。

🔄 途中出場

FW 97 ウェルトン【5】59分イン。ドリブル時は必ず2人以上に対応され、強引にはがしきることはできず。

FW 42 南野 遥海【5】59分イン。この展開では若さ故のがむしゃらさ、が欲しかったところ。

DF 15 岸本 武流【5・5】77分イン。中谷退場によりDFラインの右サイドバックに。人数が少ない中でも奮闘。

MF 16 鈴木 徳真【―】83分イン。時間短く採点なし。

FW 40 唐山 翔自【―】83分イン。時間短く採点なしも、必死に前へとボールを運ぶ姿は好印象

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【4・5】京都戦での好ゲームからの反動がここで。相手もハイテンポなら、共鳴しあってハイテンポな試合を展開できますが、スローペースに持ち込もうとする相手に対しての対応は、百年構想リーグではまだ未経験でした。後半途中に美籐を下げ、食野をボランチ付近でプレーさせた時間は全く効果的ではなかったので、そこは反省点かと。

🖊 編集後記

これを不運と片付けていいのか。

力で大きく上回りながら、PKの1失点で敗戦。

中谷の2つのハンド、特に一つ目のハンドは、判定後の選手たちの反応に、どこか淡泊さを感じました。

相手に押されたことでバランスを崩してハンドにも、どこか冷静に見えた選手たち。

もちろん、判定は覆らなかったでしょう。ただまだ時間があったことと、立ち上がりで感じた力の差に「まあ、1点ぐらいええか」という空気は、漂っていなかったでしょうか。

その後も何度も決定機をつくり、「いつでも点は取れる」と思っていなかったでしょうか。

そして突然訪れたピンチにハンド。

これは不運ではなく、集中力の欠如、と言うしかありません。

試合後、「100パーセントで出来ていない」と言うヴィッシング監督の言葉と、初瀬の「前半も決められる場面はありましたし、何もマイナスに考えることはないですね」という言葉の間にある、意識のずれが気になります。

当然、選手たちが必死でやっているのはわかっています。

ただプレーに必死さ、強度、スピード感を出すためには、気持ちだけでは足りません。

プレー判断の速さが、重要になります。

相手に合わさず、たたみかけ、すりつぶす。

そんな意識を持って、ピッチに立つべきでした。

第2戦にキャプテン中谷を欠き、本職のCBが三浦のみで臨む可能性が高いことは、チームにとって痛恨。

ただこのゲームを経ても、まだ決勝に行く可能性が残されていることは、前向きにとらえるしかありません。

次戦はダービー、そしてアウェーでの第2戦。

今年最も重要な1週間が始まります。

チームを、監督を、選手を信じてサポートしたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

🔗 関連記事

あわせて読みたい
【忖度なき採点&寸評】これが3年目の集大成なのか。ポヤトスの「謝りたい」ももう響かない。シーズン... 個人対チームの戦いに敗れる もう何度目でしょうか。 ポヤトス監督の「謝りたい」を聞いた試合は。 彼のそういったストレートでサポーターへのリスペクトを感じる部分は...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

コメント

コメントする

目次