前書き
まったく想像だにできませんでした。
我らがガンバ大阪が、ポヤトス監督の下でリーグ最少失点(13試合10失点、神戸、町田と並ぶ)になる日がくるなんて。。。
試合後の名古屋・ハセケン監督のインタビュー。
「のらりくらりとした相手のペースに合わせてしまった」
いや~いらついていましたねwww
そのぐらい、相手が嫌がる戦い方ができた、ということでしょうか。
戦評
ウェルトンが違和感によりメンバーから外れた時は、どうなることかと不安になりましたが。
左に倉田、右に岸本を入れ、トップに坂本、宇佐美がそのやや後方でフリーマンといった形。
名古屋は低いブロックからカウンター、またはウイングバックの推進力を生かしたサイド攻撃、という狙いでしたから、基本的にはガンバがボールを持つ展開に。
当然、相手にボールを奪われた瞬間がピンチのスタートとなるのですが、この日は攻守の切り替えが素晴らしく。
特に宇佐美貴史。
守備では何度もプレスバックでボールを奪い、攻撃でもスペースに走る動きと、止まって時間をつくる動きを織り交ぜて起点に。
解説が何度も倉田を宇佐美、と呼んだのは、彼の機敏な動きにだまされたのでは、と思ったほどでしたwww
左サイドの攻撃は、倉田、宇佐美、坂本、黒川とボールを持てる4人がそろったことでロストが少なく、そこから右サイドで岸本、そして半田が裏を狙う、という展開が多かったように思います。
その中でもボールをけっして外回しばかりにはせず、徳真やダワンが一度縦につけてからのサイド展開、また中谷、福岡も高精度のロングフィードで相手守備を広げる仕事をしっかりと果たしてました。
パトのプレスが少し甘かった、という点もありましたけどね。
サイドからチャンスできそうだな・・・と思っていた67分。
左右に振って相手を広げた後に、ダワンから宇佐美への縦パスが入り、宇佐美がペナルティーアークあたりでシュートを狙おうとしたところ、相手が触って前に。
これを最終ラインとの駆け引きを行っていた坂本がシュート。相手が触っていなかったら、オフサイドだったかも知れませんが、あそこで待つのはストライカーの習性。シュートはランゲラックに止められたのはまだまだ甘いですが、そのこぼれ球を岸本が押し込みました。
その後は残り約30分、攻め急ぐことなくうまく時間を使いながら、できるだけボールを持って相手の攻撃機会を減らすという戦いに。
切り替えのスピードもほぼ落ちず、危なかったのはセットプレーから永井のシュートぐらいでした。
安定したGK,DFライン、コンパクトさを意識した守備網、そしてボールを奪えば中と外を使いながらのボール保持。
カウンターで2点目を取れていれば文句なしでしたが、しっかりと勝ちきってくれました。
採点&寸評
【途中出場】
DF 24 江川 湧清90+5’【―】時間短く採点なし。
DF 33 中野 伸哉89’【―】時間短く採点なし。
MF 17 山下 諒也81’【―】時間短く採点なし。
MF 8 食野 亮太郎81’【―】時間短く採点なし。
FW 40 唐山 翔自89’【―】時間短く採点なし。
あとがき
ちなみに守備の安定が喜ばれる一方で、得点数もリーグワーストタイに(11得点、京都、札幌と並ぶ)。
割合 | 得点 | 失点 | 割合 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
(10.0%) | 1 | PK | 1 | (10.0%) | ||
(10.0%) | 1 | セットプレー直接 | 0 | (0.0%) | ||
(10.0%) | 1 | セットプレーから | 1 | (10.0%) | ||
(30.0%) | 3 | クロスから | 3 | (30.0%) | ||
(0.0%) | 0 | スルーパスから | 0 | (0.0%) | ||
(10.0%) | 1 | 30m未満のパスから | 1 | (10.0%) | ||
(0.0%) | 0 | 30m以上のパスから | 1 | (10.0%) | ||
(10.0%) | 1 | ドリブルから | 1 | (10.0%) | ||
(10.0%) | 1 | こぼれ球から | 1 | (10.0%) | ||
(10.0%) | 1 | その他 | 1 | (10.0%) |
まだ得点パターンも失点パターンも、クセが少ないというか・・・
クロスからの得点割合がやや多いですが、これも他チームと比較して極端に多いわけでもなく。
やはり課題は攻守の切り替えから一気にゴールを奪い切るような形が出てくれば、得点数も増えてくるのでは、と期待もします。
これで首位・神戸までの勝ち点差は5。
いよいよ下ではなく、上をみて過ごす日々を楽しんでいきましょう!!!
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!
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