【忖度なき採点&寸評】〝仕上げの〟ジェバリが優勝へのラストピースとなる予感。2024/7/14サガン鳥栖0-2ガンバ大阪@駅前スタ

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いつの時代も…

ガンバだけに限らず、強いチームには必ず、試合の途中から流れを変える選手がいます。

ガンバで言えば、2014年の優勝時にはFWリンス。

〝仕上げの〟リンスとびびるぐらいのおやじギャグで覚えている方も多いのでは。

ACLを制した2008年前後は山崎雅人。また同時期の佐々木勇人も、サブからチームを支えた選手でした。

今季、やっと戦い方、メンバーが固定されてきたガンバにとって、足りないのがスーパーサブでした。

しかしここにきてジェバリが2試合連続ゴール。

いよいよ優勝に向けて役者がそろい出しました。

採点&寸評

GK 22 一森 純【6】クロス対応も安定し、隙は全く見せず。宇佐美が下がったスペースに半田が顔を出したポジションチェンジを見逃さず、鋭く通した縦パスは絶妙過ぎました。

DF 2 福岡 将太【6】相手のプレスを無効化するサイドチェンジなど、効果的なパスは◎。守備でも悪目立ちしないことがなにより。

DF 3 半田 陸【5】う~ん。。。確かに対面した横山は、今J1で乗りに乗ってる選手なのでしょうが…。そういう相手を止めてきた選手だと思っているので、前半にスピードでぶっちぎられ、それ以降は距離を空けてクロスやパスを自由に出させている姿には合格点は与えられませんなあ。パリ五輪を経てさらなる成長を期待します!!

DF 4 黒川 圭介90+3’【6・5】好守に馬力を見せる高パフォーマンス。このぐらいを毎試合出してくれれば、代表入りも夢ではないのでは、と。

DF 20 中谷 進之介【6・5】守備の安定はもちろん、変なパスミスがほとんどないところがいいんですよね。危ない時は、いさぎよく蹴る(笑)。これ、以外とできそうでできない。特に昌子とか、良くパスコース探している間に潰されていましたよね。

MF 16 鈴木 徳真【6】守備での好ポジショニングが目立ちましたね。ただ体が小さいがため、ボールを守るとすぐファウルされる傾向に。ほんまに怪我だけは気をつけて。。。

MF 17 山下 諒也64’【6・5】速いのはわかりきっているのですが、宇佐美との相性がめっちゃいいんですよね。とにかく走れば、出してくれるという信頼感が生まれてるのかと。アシストは完璧でした。

MF 23 ダワン【6】徳真との好バランスから機を見て前へ、というスタイルも完全に定着してきました。ただもう少しスムーズにパスワークの経由地となれれば、と思うシーンもちらほら。

MF 97 ウェルトン64’【5・5】ちょっとお疲れですかね? やはりあの体重でプレーしているだけに、他の人より使うカロリー量は多いはずですから。ぜひウナギでも食べて、日本の夏を乗り切って欲しいところです。

FW 7 宇佐美 貴史81’【6・5】濡れたピッチでこそ輝くあのビタ止めの技術。ほんまに足に磁石が付いているんじゃないか、と思うほど強いパスを簡単に止めますよね。シュートは芯を食いませんでしたが、チャンスメイクの見本市のようなプレーが多数でした。

FW 13 坂本 一彩81’【6】ゴールはまさにストライカー。一瞬、マイナスで構えてしまいそうなタイミングで、さらに裏を狙ったことで足に当てることができたのかなと。シュートシーン以外は関与が少ないかな、という気もしたのと、一度完全に気を抜いたパスミスがあったので、少し厳しめの採点に。

【途中出場】

DF 24 江川 湧清90+3’【―】時間短く採点なし。

DF 46 松田 陸81’【―】時間短く採点なし。

MF 10 倉田 秋64’【6】復帰戦で悪くないパフォーマンス。守備だけでなく、仕掛けからタイミングのいいラストパスで宇佐美の決定機演出。まだまだあなたの力もこのチームには必要です。

MF 47 ファン アラーノ64’【6】好守でチームを活性化させる貴重なキャラクター。終盤の決定機、あそこで股抜きできるところがブラジリアンなんですよねえ。

FW 11 イッサム ジェバリ81’【7】最初のチャンスで決めきる。途中出場のストライカーとして、これ以上にないパフォーマンス。チーム全体に疲労感が覆っていた中で、でかすぎました。

ダニエル・ポヤトス監督【6・5】後半の劣勢時、早い段階で倉田とアラーノを入れて守備強度を上げた采配はお見事でした。空けたスペースを活用する、という意識が全員に浸透してきたこと、リードすればリスクを下げた戦略をとることができる判断の速さなど、監督としての成長も感じられる一戦に。

あとがき

サガン鳥栖、すごくいいチームでした。

特にガンバの右サイド、相手の左サイドは横山選手にかなり手を焼きました。

2つのチームの差は、前線の決定力のみだったのかな、という気もします。

マルセロヒアン選手がいなくて、ほんまによかったなと…

しかしジェバリクラスの選手を、サブに置いておけるガンバ大阪は、改めて下位でちょろちょろしていいチームではないと。

首位町田とは勝ち点5差。

ここからは、取りこぼしは許されません。

次の湘南戦も勝ちましょう!!

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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