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もはや何のために書くのか
少し薄く、明るい青をまとったネタラヴィの姿を見ても、何も感じませんでした。
これまで何度もチームを救ってきた守護神の、信じがたいミスをきっかけに、チームは崩壊しました。
目標を失い、戦術は整理されない中でも、必死に個の能力で戦っていた選手たちの、緊張の糸が切れた音が聞こえました。
ただ夏の重い空気の中で試合をこなす。
そんな姿に、ただ虚無感が漂いました。
採点&寸評
GK 22 一森 純【3・5】何も言うことはありません。ただ、悲しかったです。
DF 2 福岡 将太82’【5・5】必死に望月と戦いつつ、攻撃参加でチャンスも。ただ望月に競り負けるシーンも多く、試合を動かすことはできず。
DF 3 半田 陸【4・5】先制点のCKはボールにチャレンジした中谷の動きを見て足を止め、昌子にスライドできず。望月との差は大きかったです。
DF 5 三浦 弦太【5】ファウル以外で存在感はありませんでした。
DF 20 中谷 進之介【5】先制の失点、マークに引っ張られたことは理解できますが、ボールにチャレンジできる距離だっただけに残念。
MF 16 鈴木 徳真82’【5】試合を勝たせられる選手ではないことが、ボランチとしては何より厳しいです。
MF 44 奥抜 侃志56’【5・5】やっと能力の片りんは見せてくれましたが、開幕直後にも見せたような攻守の切り替えの緩さは気になるところ。
MF 47 ファン アラーノ75’【6】中心でした。トリッキーさとキレは、今のチームで余人に代えがたく。交代させた意味がわかりませんでした。
FW 7 宇佐美 貴史【4】目の前の相手をはがすキレもスピードもなく、まるで界王星に降り立った孫悟空のよう。フリーランニングが少なすぎて、ヒュメットや満田にスペースをつくることもできず。さらに味方がつくったチャンスも決めきれず。それでいて、自身のラストパスにヒュメットが反応できなかったときの相手を非難するような表情…。見ていて吐き気がしました。
FW 23 デニス ヒュメット【5・5】宇佐美が出したカウンターのパスを流した場面は絶望しましたが…決して多くはないチャンスを決めきったあたりはさすがでした。
FW 51 満田 誠【5】動きの中でスペースを探し出すタイプのため、宇佐美との相性はやはりよくないのか。ただボランチ不足のあおりを受けていることは間違いなし。
【途中出場】
DF 4 黒川 圭介82’【4】引っ張ってPK献上は言い訳できません。一番やってはいけないプレーの見本として、我々の記憶に残るでしょう。
MF 27 美藤 倫82’【―】時間短く採点なし。
FW 8 食野 亮太郎75’【5】出した監督が悪いとも言えますが…アラーノに代わって試合を動かすことはありませんでした。
FW 97 ウェルトン56’【5・5】奥抜ので尻に火が付いたブラジル人らしいがんばりで1アシスト。
ダニエル・ポヤトス監督【4・5】昌子の対角フィードからの望月、という対策に福岡を置いたのは理解できました。ただ個人のひらめき以上のチャンスはない中で、アラーノを代えた判断には目を疑いました。
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