【忖度なき採点&寸評】大阪ダービー3連敗。悪夢と向き合い再出発への第一歩を。2022年7月16日・ガンバ大阪1―2セレッソ大阪2@パナスタ

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前書き

あれは悪夢だったんじゃないか。

そんな風に思ってみても、現実は変わりません。

選手は必死に戦った中で、負けました。

ダービー3連敗。

認めたくない。

本当に認めたくないけど、今のガンバはセレッソより弱い。

これは事実です。

向き合うのに時間はかかりましたが、まずは選手採点&寸評です。

書くことで少しづつ、ガンバ大阪が抱える問題と向き合っていきます。

採点&寸評

GK 1 東口 順昭 5・5

あなたが最高だと信じて疑ってきませんでした。

でもこの試合を見ると、攻撃面でも大きな仕事をしているセレッソのキムジンヒョンに比べ、守備だけでしか貢献できていないようにも見えます。

DF 2 福岡 将太 5・0

毎試合、課題は同じ。

個で奪いきる強さ。

昌子をベンチ外にしてまで起用している意味は、出せているとは言い難いかと。

DF 5 三浦 弦太 5・5

広範囲のカバー、対人で負けない部分は素晴らしかったです。

チームとして狙っていた序盤のロングボールも正確でした。

ただ毎回の課題ですが、その後を考えてほしい。

押し込まれ、前の体力が削られてきても、ロングボールでいいのか。

後ろでリスクを負うことで、前の負担を軽減できないのか。

この壁を乗り越えないと、本当のリーダーにはなれません。

DF 20 クォン ギョンウォン 5・0

83分アウト。

先制ゴールに加え、あなたが元気なうちはまだ安心感もありました。

ただ終盤のミスパス連発から、足がつって交代。

負傷明けで厳しいことは理解しますが、あなたの交代が敗戦に直結たことも事実です。

DF 24 黒川 圭介 5・5

83分イン。

決定機を2度は演出し、攻撃のキーマンでした。

ただ、対面したセレッソの右サイドバック・松田の方がいい仕事をしました。

MF 8 小野瀬 康介 5・0

ケガを押してのフル出場だったのかもしれません。

1試合通じて決定的な仕事はなし。

ただ守備で大きな破綻を生まなかったのは、あなたの力なのかもしれません。

MF 15 齊藤 未月 4・5

最後まで戦っていました。

ただ、失点シーンはふたつとも、あなたが前に出た後ろのスペースを使われています。

周囲の問題もあるでしょう。

そこを合わせられていないことが、敗因に直結しています。

MF 23 ダワン 4・5

疲労困憊なのは、十分にわかります。責めたくはないんです。

でも、チームが苦しい中で、もっとボールに関わってほしかった。

相手FWの影に、隠れてほしくなかった。

MF 41 中村 仁郎 4・5

54分アウト。

託されたタスクであろう、前からの守備への意識は強く、強く見えました。

ただ小さなあなたの体では、それに限界もありました。

じゃあ、小さく生まれたから、成功できないとあきらめるのか。

そうじゃない。

まだ判断スピードも、アイデアも足りていません。

その左足を生かす方法を、もっともっと突き詰めないと。

MF 48 石毛 秀樹 5・0

60分アウト。

ディエゴのゴールをアシストしたCKは、素晴らしかった。

あなたを取った意味を見せてくれました。

ただ守備の強度が足りないのは、誰が見ても明白。

ここが限界、と思う人もいるでしょうが、このまま終わってほしくはありません。

FW 45 鈴木 武蔵 5・5 

60分アウト。

3か月以上ぶりの試合だったそうな。

走る、収める、戦う。

ガンバがFWに求めていた仕事を、出場時間では見せてくれました。

あとはゴール。

途中出場

FW 40 食野 亮太郎 5・0

54分イン。

おかえりなさい。

一人でも仕掛けて、シュートを打つ。

当たり前のように見えて、今のガンバではほとんどなかった選択肢を見せてくれました。

ただ、厳しいことを言うと・・・パトリッキは決めて、あなたは外した。

その差で負けた、とも言えます。

MF 10 倉田 秋 4・5

60分イン。

疲労にむしばまれてきたチームを、再点火してくれました。

ゴール前での精度を欠く点は、もう治らないのでしょうか。

FW 32 坂本 一彩 5・0

60分イン。

ダービーの雰囲気にも飲まれず、冷静かつ正確にカウンターの起点に。

しかし、起点以上でも以下でもありませんでした。

途中出場したFWとしてのタスクは、半分しか果たせていません。

DF 13 髙尾 瑠 ―

83分イン。

時間短く採点なし・・・ですが・・・

オーバーラップして後ろのスペースをパトリッキに突かれました。

攻撃参加の判断は、本当に正しかったのか。

試合の流れを見ていれば、ステイ、という判断もあったのでは、と思います。

しかしホームで同点の大阪ダービー、と考えると、仕方ないのか・・・

DF 4 藤春 廣輝 ―

83分イン。

時間短く採点なし。

監督採点

片野坂知宏監督 3・0

ダービーに勝てない監督のレッテルを、張らざるを得ません。

レアンドロ・ペレイラやチュ・セジョンを干して、9連戦を戦い抜いた中で、最後の最後でつけが出ました。

起用を決めるのは監督だし、その責任を負うのも監督。

チームを作り直す中で、今、あなたを代えろ!!と声を上げる気はありません。

ただ、ガンバ大阪というクラブを率いる意味を本当にわかっているのか、と疑い始めてはいます。

こんな不安を、お願いですから感じさせないでください。

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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