前書き
天皇杯は、優勝することもあれば、大学生に負けることもある大会。
そんなガンバ大阪にとって、もはや苦戦など想定内。
しかし、J2クラブ相手でも“パト頼み”に陥るとは・・・
大分とは今年3試合目。
ルヴァンでは長沢に2ゴールを許し、この日は呉屋に先制ゴールを献上。
元ガンバ大阪のFWには、もれなくゴールを差し上げるお人よし具合でいえば、J1トップクラスであることは間違いなし。
ほんま、普通に勝てないクラブです。
我らがガンバ大阪は。
採点&寸評
GK 21 加藤 大智 6・0
GKとしては小柄ながら、ハイボールへの安定感がよき。
解説の元日本代表GK小島氏もうなるパフォーマンス。
DF 2 福岡 将太 6・5
べしゃりDFが本領発揮。
ボールを動かすために、口だけじゃなく頭もフル回転させていました。
大胆なサイドチェンジや、SBとしては強度がかなり高いデュエルは良き。
正確クロスで1アシストもマーク。
DF 3 昌子 源 5・5
負傷明けで序盤や怪しさも。
ただ時間が経つにつれて安定。
そりゃあJ2相手に負けるようなタマじゃないっしょ
DF 16 佐藤 瑶大 4・5
相手FWに弾き飛ばされ「ムキーっ!!」となってPK献上。
愚の骨頂ですが、その後のプレーは意外と安定。
これも成長痛としてくだされ。
DF 26 柳澤 亘 5・5
基本性能の低さは気になるところですが、随所に見せる気の利いたプレー。
左足シュートは一切入る気しませんが、激渋サイドバックとして仕事はまっとうしました。
MF 6 チュ セジョン 5・0
59分アウト。
もう何が持ち味なのかわかりまへん・・・
この相手にも存在感出せないのは、試合勘のなさなのか。
ガンバで輝く未来が見えなくてつらいです。
MF 10 倉田 秋 6・0
59分アウト。
復帰後初先発。
スタートポジションはFWでしたが、流れが悪いとみるや中盤で数多くボールを触り、リズムの構築に。
そして同点アシストは、少ないタッチで左サイドへ絶妙サイドチェンジ。
頼りになります。
MF 11 ウェリントン シウバ 4・0
46分アウト。
スタートは2トップの一角で、左は山見が務めていたはずが、いつの間にやら左サイドへ。
ボールを持てばドリブルしかないことはばれているので、ぬけませんなあ。
増山ごときぶち抜けなければ、もはや使い道がないよ・・・
MF 15 齊藤 未月 5・5
チーム全体が連動したプレスをかけられない中で、やや空回りした印象。
局面の強さはあるものの、ひとり先走ってプレスにいってピンチ招くシーンも。
MF 41 中村 仁郎 5・5
85分アウト。
南野に横取りされたフィニッシュワークは気の毒も・・・
この相手ならもっと違いを見せてほしいところ。
次に期待。
FW 37 山見 大登 6・5
72分アウト。
やはりアタッカーは自信を持つと変わりますなあ。
1対1で迷わず仕掛けた1点目。
超絶ターンから超ロングシュートの離れ業も。
超覚醒寸前。
【途中交代】
FW 18 パトリック 7・0
46分イン。
この日は流れをガラッと変えるスーパーサブとして躍動。
J2の相手には無慈悲と言えるほどの高さとパワー。
元チームメートの呉屋も圧殺しました。
リーグ戦でも、この仕事を彼に託せるようになればなあ。
MF 17 奥野 耕平 6・0
59分イン。
地味なれど、中盤の強度を上げるいい仕事。
次の課題はこの強度を先発フル出場でもキープできるか。
FW 42 南野 遥海 5・0
59分イン。
仁郎のこぼれをかっさらい、横取りプロ初ゴール!!
かと思いきやシュートは枠外に。
記憶にも記録にも残る初ゴールは、自分の力でつかみなさい、とサッカーの神様は言ってます。
FW 32 坂本 一彩 5・0
72分イン。
ちょっと見ぬまに髪型が師匠の大黒コーチに近づいている気が・・・
サラサラキノコ風ヘアをなびかせて、裏への抜け出しまでは師匠譲りも。
すなおに打ってGKに当てているようではまだまだ。
大黒様なら120度切り返しでGKかわしてたで!!
DF 13 髙尾 瑠 ―
85分イン。
時間短く採点なし。
片野坂知宏監督 5・5
試合中にフォーメーションを4-4-2から4-3-3へ。
前半でウェリントンに見切りをつけたのは英断でした。
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