23日・ルヴァン杯セレッソ戦(パナスタ)
おはようございます。
いまだSNSではパトリック騒動の余韻もあり、どこか切り替えづらい空気も流れていますが、もう明後日には今季最初の大阪ダービーがやってきます。
片野坂監督を迎え、開幕2連敗は避けたいところ。
いや、それ以上に負けたくないんです。。。セレッソには。
前回対戦は、昨季ルヴァン杯準々決勝で0-4と大敗。
もしその時のことを思い出したいという奇特な方がおられましたら、昨年の記事をご覧ください。。。
https://note.com/gambaecho2021/n/ndbdfb1a631d1
今季のセレッソ、どんな布陣??
では開幕のマリノス戦のメンバーから。
先発で新戦力は、かつて在籍したFWブルーノ・メンデスのみですね。
MF坂元、DF瀬古が海外移籍し、メンバー的には少しスケールダウンした印象も。
ただ、昨季のルヴァン杯では、かなり落としたメンバーにぼっこぼこにされたので、油断などできるわけもございません。
試合考察
フォーメーションとしてはオーソドックスの4-4-2。
4-2-1-3のようなマリノスに対し、しっかりとコンパクトな3ラインをつくって守備から入り、2トップを生かす、という戦い方は、去年と大きくは変わっていないような印象でした。
前半は守備の時間が長かったのですが、特徴として目立ったのはGKキムジンヒョンからのビルドアップ。
GKはほどんどロングボールを蹴らず、ハイプレスの隙をついて、ジンヒョンからMF原川のラインをつなげるプレーは数多くみられました。
後ろでのビルドアップをえさに、マリノスが前がかったところの裏を2トップでつきたい、という狙いは強く感じました。
先制点は、中盤で乾が華麗なタッチを見せて3人をかわし、一気にカウンター。
そこから得たCKを、DF進藤が決めました。
チアゴがいなくなったと思いきや、こいつも謎にセットプレー強いのかよ・・・というね。
セットプレーはMF原川、清武、DF丸橋と精度の高いキッカーがいるため、今年も要警戒です。
2失点は西尾がサイドに引き出されてから、マリノス新加入のFWアンデルソン・ロペスに決定的なラストパスを送られて仲川に押し込まれたものと、ゴール前でDF西尾のクリアミスを拾われて決められたもの。
西尾は途中、PKも与える(キムジンヒョンがストップ)など、やや不安定でした。
しかし90分、相手ミスからつかんだCKを清武が頭で決めて同点に。
試合内容としては決して良かったとは思わないですが、強豪相手に引き分けスタートは悪くない、という印象でした。
注目の新戦力
試合は基本的にはマリノスペース。セレッソは守備こそ大崩れはしなかったもののミスも多く、チームとして連動してボールを前に運ぶようなシーンは少なく、正直後半途中まではセットプレー以外で清武の良さが出るようなシーンは少なかったですね。
乾も前で仕掛ける、という場面はほどんどなかったのでは。むしろ後方でのパスミスでピンチを招くような場面も。
気になるのは、後半途中から出てきた選手たち。
ルヴァン杯では先発する可能性が高いこともあり、じっくりと見てきました。
後半24分から、乾とメンデスに代わり、MF為田とMF中原がイン。
加藤をトップに、清武がトップ下(2トップ気味)に入って、左MF為田、右に中原という形にチェンジしました。
新加入のMF中原は昨季J2山形で6ゴール8アシスト。坂元2世と呼ばれるドリブルが武器だと聞いていましたが、その通り左利き独特の持ち方から、中へのカットイン、という形でチャンスに絡みました。
その後は浦和からきた左SBの山中の左足、徳島からきたボランチのMF鈴木徳の落ち着いたボールさばきなど、気になるシーンはたくさん。
やはり再注目は加藤と代わって最前線に入った17歳のFW北野颯太。
身長は172センチと大きくはないものの、もっと大きく見えるほど堂々とボールを引き出し、難しいパスをつま先でコントロールしてシュートまで持ち込むなど、ストライカーらしい選手にみえました。
小菊監督も「彼が出てから、攻撃がパワーを増した」と評価しており、中3日でのダービーでは、彼がスタメンでピッチに立つ可能性もあると思います。
こんな新星に決められちゃったら・・・いや、絶対にやらせてはいけません。
こちらもメンバーは全く読めませんが、MF中村仁郎ら若い選手に期待したいところです。
開幕から数試合は、我慢の試合が続くことは重々承知していますが、ダービーだけは別。
ルヴァンとはいえ、勝ち切るゲームを期待します。
また今シーズンも、ルヴァン杯はスカパーで放送されます。
未加入で迷っている方は、カタノサッカーを追いかける意味でも無料登録などもうまく利用してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
コメント