【忖度なき採点&寸評】これは地獄の始まりか終わりか…2022年4月29日FC東京ーガンバ大阪戦@国立

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前書き 同じレアンドロでも質の差が…そう言ってしまうと簡単ではあるが

お疲れ様でした。

ゴールデンウイーク初戦、完敗でした。

FC東京の強度が高く、苦しい時間もありましたが、決定機の数はお互い差はなかった試合でした。

そこで決めきったFC東京のアダイウトン、途中出場からスーペルゴラッソのレアンドロに試合を決められました。

ガンバも6試合ぶりに先発したFWレアンドロ・ペレイラを生かそうとサイドからの鋭いクロス、スルーパスからの得点機もありました。

パトリックのフィジカルに頼らない戦い、という意味では可能性も見せた試合ではありましたが、結果が出なかった以上、これを続けるべきなのかは判断が難しく。

まずは素直に、昨日の試合の個々を採点してみます。

採点&寸評

GK 22 一森 純 5・5

雨の悪コンディションでも、安定した足元のボール扱いは頼もしく。

ただ1失点目、CKから合わされた際の対応については、評価が難しいところで…

小柄なリベロ系GKの強みと弱み。

両方が出た試合ではありました。

DF 3 昌子 源 5・5

相手の背中から与える重圧は、彼の特殊能力であることは間違いなし。

しかしまだ、本来のパフォーマンスとは言えないのでは。

このまま、普通のCBになっていってしまうのか。

DF 4 藤春 廣輝 5・0

今季リーグ初先発。

永井とのスピードスター対決は見ものでした。

惜しいクロスもありましたが、雨の中でパスを受けた際のファーストタッチが何度も悪く。

攻撃をスピードアップできないシーンが多すぎます。

自分は速いのに。

DF 5 三浦 弦太 5・0

目立ったミスがあったわけではないのですが。

クセのある昌子と比べ、プレーが本当に素直に見えます。

見事なまでに、レアンドロの小さなシュートフェイントに引っ掛かったスライディング。

やっぱり「滑るの早すぎやろ!!」と見えてしまうんですよねえ。

DF 26 柳澤 亘 5・5

70分アウト。

フィジカル自慢のアダイウトンに、必死で食い下がりました。

ぶち抜かれるシーンはなく、及第点かと思います。

MF 8 小野瀬 康介 6・0

黒子役としては、十分な働きだったかと思います。

ただ今のガンバは、彼が主役級の活躍をしないと点が取れないことも事実です。

MF 15 齊藤 未月 4・5

80分アウト。・

痛恨のボールロストで2失点目に絡んだプレーは、言い訳できません。

18歳MF松木ぐらい、跳ね飛ばしてほしかったですが、それもかなわず。

MF 23 ダワン 6・5

ボール奪取、こぼれ球回収、得点への匂いと、ガンバのベストプレーヤーであったことは間違いなし。

ただ、レアンドロの怖さはまだ知らなかったのかな。

同じブラジル人なのに。

2失点目のシーンは、ファウルでも止めるべきプレーでした。

にじみ出る人柄の良さが邪魔したか・・・

FW 9 レアンドロ ペレイラ 5・0

追い詰められたキリンが、いよいよ本気になったような雰囲気でした。

このチャンスで結果を出さないと、ガンバに居場所がなくなるという空気は、本人も感じていたはず。

スプリント19回が、彼にとっては歴史的快挙では。

しかしゴール前、あと一歩のところでDFの前に入れませんでした。

普段からやっていないつけが、ここで出たとも言いたくなっちゃいます。

FW 32 坂本 一彩 4・5

46分アウト。

前線からの献身的な守備は買いなんですけどね。。。

ボールを失わないポストプレーはできても、下がらずに前で起点となるプレーは数少なく。

藤春のクロスにつながった左サイドでのプレーはよかったですが、その一つだけでは前半交代も致し方なしかと。。。

まだJ1のピッチは早いか・・・と思わざるを得ません。

FW 37 山見 大登 5・0

80分アウト。

前半に見せた右足巻きのミドルが入っていれば、トンネルを抜けることができたのですが。。。

FWよりスペースのある左サイドMFで、少し躍動感は出た印象もありました。

ただ決めてくれないと・・・

【途中出場】

MF 41 中村 仁郎 6・0

46分イン。

この日唯一の希望でした。

雨の中でも乱れないボールコントロール、果敢な仕掛けで可能性は感じさせてくれました。

次はJ1初ゴール、期待してもいいのではないかと。

FW 18 パトリック 5・5

70分イン。

この時間から出てくるパトリックは、コース料理の終盤戦にギトギトのから揚げが出てくるぐらい、相手にとって重すぎます。

パワープレーも20分ほどなら、より効果的に生かせる気もします。

理想は彼がスーパーサブとして定着する形であろう、と感じます。

MF 11 ウェリントン シウバ ―

80分イン。

時間短く採点なし。

MF 17 奥野 耕平 ―

80分イン。

時間短く採点なし。

片野坂知宏監督 4・5

前の手駒が足りない、という苦悩はにじみ出ていましたが、まだ最適解を見つけられませんね。

我慢、我慢とはわかっていますが。。。

大阪人はそんなに我慢強くないんだよ!

と言う言葉も吐き出させてください。

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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