【忖度なき採点&寸評】鹿島さん、似てるとか思ってゴメンナサイ。基礎工事済の鹿島と違い、我が家は地盤調査がまだでした。2023年4月30日・鹿島アントラーズ4-0ガンバ大阪@カシマ

  • URLをコピーしました!
目次

前書き

大敗すぎて、記憶をつかさどる脳のどこかがぶっ壊れました。

覚えているのは、ガンバ大阪にとってのスーパーヒール・鈴木優磨が般若のように笑う顔と、ポエニスト・岩政大樹が重圧から解放されたかのように笑う顔です。

失点にぶちぎれている青黒センターバックの顔も、プレーでチームメートを引っ張る背番号7の姿もまったく思い出せないのは、記憶障害になったからでしょう。

ちまちまとボールを回し続ける記憶はうっすらとあるのですが、奪われた瞬間に猛犬のように奪い返しに走る姿など、当然あるべきはずのものがまったく思い出せません。。。

試合分析はもう少し時間を空けてからやろうかと。

きょうは採点&寸評でご勘弁下さい。。。

採点&寸評

2023 J1リーグ第10節 アウェー・鹿島アントラーズ戦(4月29日)
  名前 先発 サブ 採点 寸評
GK 東口順昭      
石川慧        
谷晃生   4.5 失点の責任を押しつけはしませんが、ゴール前にいただけでした。どうやって日本代表に入ったんやろか。そろそろ東の方角から足音が・・・
DF 福岡将太   時間短く採点なし
半田陸      
藤春広輝        
三浦弦太   4.5 前半はしっかりリスク管理できていましたが、後半に崩壊。CBの仕事ですよ、周りが前掛かりになるのを止めるのも。
高尾瑠   4 不用意なミスでボールを失い、最も嫌いな鈴木Y魔に上からぶち込まれる始末…攻撃でも良さでず、先発起用は失敗と言わざるを得ません。
佐藤瑶大        
権敬源   4 試合を動かす縦パスがいくら何でもなさ過ぎて。横に出すだけなら、左利きのあなたを置いている意味がないのでは。
黒川圭介   4 裏を取られ、2失点目の要因に。もう何失点に絡んでいるのでしょうか。前任者は本当に裏を取られる回数が少なかったので、あなたの裏は本当にすかすかに見えちゃいます
柳沢亘        
江川湧清        
MF 山本理仁   4 石毛ではなく彼が出た意味はなんだったのか。武蔵後方のカバーしつつ後ろから組み立て? バランス崩れる終盤にそれは酷ですぜ。
倉田秋        
福田湧矢        
ネタ・ラヴィ   4 CKは仲間のマークを外して失点に直結。持ち味出せず、守備のあらばかり目立ちました。もっとチームを積極的に引っ張って欲しい気も。
塚元大        
ダワン   5 前半のチャンスで決めておけば…とも思いますが、後半は早々に交代。あなたを失ってバランスが崩壊しました。替えが効かない選手だと思いますが…
杉山直宏   4.5 前半何度もいい形でパス受けても、何も起こせず。取られてもいいから、中だけじゃなく縦に仕掛けろよ!と念じましたが思い通じず。 
山本悠樹        
中村仁郎        
アラーノ   5 武蔵への絶妙スルーパスは1点ものの仕事。ただそれ以外は存在感薄く。元ガンバ勢とは違い、古巣へのお礼参りはなぜ遠慮がちなんでしょうか
石毛秀樹      
FW 宇佐美貴史   4.5 下がって受けることが無駄だとは言わないですが、本職はなに?と言いたい。送りバントのうまい4番バッターに見えてきました。
食野亮太郎        
鈴木武蔵   4.5 決定機をあっさり外し、あとはチームのバランス崩す原因に…裏への白色は出せるのですが、いかんせん周囲とのかみ合わせが悪い印象
ジェバリ   4 ボールタッチの感覚が悪かったのか、ポストでのミスが多発。ラマダンは空けたはずですが動きも重く、暴飲暴食して逆に調子落としたのでしょうか
山見大登   時間短く採点なし
監督 ダニ・ポヤトス     3.5 先発抜てきも交代策もことごとく不発。選手達の尻に火をつけるチャッカマンはお持ちでしょうか。もしお持ちでないのなら、ご自身のお尻にも火が付いてしまうかもしれません

あとがき

そろそろ

ポヤ将解任論

を叫ぶ声もちらちらと見え始めました。

もはやGWの風物詩でしょうか。ガンバの監督解任騒動は。

走る、戦う、ボールを奪うなどは誰が監督であっても当然の仕事のはずですが、ガンバの選手は監督の熱い言葉で知りに火をつけてもらわないと、できない傾向があります。

ポヤ将になって、しっかりとボールを動かすというコンセプトはつくり、試行錯誤も繰り返しながらそれっぽいチームにはなってきたのかな、と思っていました。

ただこんな負け方をみちゃうと

おまえら、パスつなぐ以上にサッカーには大事なものがあるんやで

と教えてくれるタイプのリーダーが必要なのでは・・・という思いもわき上がってきます。

かつての長谷川健太のような。

試合前は、お互いに若い監督を迎えて苦しむガンバと鹿島は、似ているチーム状態なのかな、と思っていました。

ただ、まったく違いましたね。

鹿島には立ち返る場所、ハードワークやデュエルを武器に手堅く勝ちきるスタイルがいまだに残っており、その上で現代的なサッカーへと移行するのに苦しんでいるのでしょう。

つまり基礎工事をしっかりとした上で、強固な城を建てようという作業でしょうか。

一方のガンバには土台がないため、ゆるゆるの地盤にオシャレな家を建てようとしているような。

去年、松田監督がしっかりと基礎工事してくれたのかと思っていたのですが、ただ仮のセメントを流し込んだだけだったようです。

ポヤトスの描くデザインはスパニッシュのしゃれおつな香りがしているのですが、今のガンバでこの家を建てても、まっすぐに経たない万博の斜塔ができあがるだけかもしれません。

ちょっと支離滅裂になってしまいました。

世迷い言におつきあいいただき、ありがとうございました。

みなさまがダービーまでに元気をとりもどせますように・・・

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

コメント

コメントする

目次