前書き
ここで勝たねば、どこで勝つねん。
そういった試合で勝たないのが、もはやガンバのお家芸とはわかっていますが・・・
この日も大量にストレス貯金をさせていただきました。
アラーノは言ったそう。
明日の朝までサッカーしても、運があらへんから、入らんかったと思うよ
中位ぐらいなら笑って受け入れられたと思いますが、今の状況ではなに軽いこと言ってるねん、と思ってしまい。
少しずつ、心がやさぐれてますね。
かなり危険信号です。
戦評
石毛が腹痛？により、宇佐美貴史が先発復帰。
さあどうなるか、と思いきや、立ち上がりから相手守備には強度もなにも感じず、簡単にチャンスをつくりだしました。
アラーノが、ちょっとぽっちゃりのカプリーニがマークにきたとみるや
こいつやったらおれのスピードでちぎれそうやな
と左サイドをドリブルで突破。
中央へ折り返すと、ジェバリが絶妙スルー。
我らがエースがあっさりと決めてくれました。
きょうは楽勝やな
そんな思いを抱いてしまった自分を恥じたいと思います。
ここからはチャンスは作れど決めきれない時間帯に突入。
なんとなくボールは持っているけど、勢いだったり強度だったりは感じられないまま、どこかまったりと試合が進んでいく展開に。
そうなると、逆の期待は裏切らないガンバ大阪です。
守備は宇佐美が前に出て２トップ気味に守る形ですが、そのプレッシングやポジショニングの甘さから、横浜ＦＣに簡単に前進を許すように。
すると４３分、宇佐美がまるで揚げたての高級天ぷらぐらい軽い歯ごたえの守備で、あっさりとかわされてピンチに。
このシュートはブロックしましたが、与えたＣＫから失点。。。
同点とされると、後半は何とか挽回しようと奮闘した中で、宇佐美のセンスは感じました。
ここ最近、ネタを相手がかなり警戒する中で、ビルドアップが外回りになる傾向がありましたが、この日は宇佐美が下がることで、相手の守備を迷わせていました。
こうなると、前に人が減るので縦へのスピードアップは難しくなりますが、ビルドアップの安定感は増し、押し込む展開に。
下がりすぎかな、と思う部分と、とはいえスムーズに動かせているというジレンマ。
これも諸刃の剣、ですかね。。。
しかしこの日は相手を押し込むと、狭いスペースでもボールを失わない宇佐美を中心に、サイド、中央とボールを動かしながらチャンスを量産。
でもまったく入りませんでしたねえ・・・
サイドをとっても、ニアで合わせる動きが少なく、全員がファーまたはマイナスで待機。。。
だれかつぶれ役おらんのか！！
とイライラしっぱなしでしたが、ピッチ上の選手達には伝わらなかった様子です。
宇佐美のシュートまでの流れは完璧でしたが、日頃の行いが悪いのか、３度もポストに嫌われる始末。
結果、１６位と１８位の対決にふさわしい試合となってしまいました。。。
採点＆寸評
| ２０２３ Ｊ１第９節 ホーム・横浜FC戦（４月２４日） | |||||
| 名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
| GK | 東口順昭 | △ | |||
| 石川慧 | |||||
| 谷晃生 | 〇 | 5.5 | 大きなミスはなし。GKはこれで十分…という思いと、前任者のような派手差を求める狭間で揺れます | ||
| 福岡将太 | 〇 | 6 | 球際への強い意識、ボールを持ち運ぶ工夫など好印象。やらかしそうな気配も漂いますが、及第点でしょうか | ||
| DF | 半田陸 | 5 | 対面したスピード系ウイングに手を焼きました。攻撃時の精度ももう少し上げたいところ | ||
| 藤春広輝 | |||||
| 三浦弦太 | 〇 | 6.5 | 押し込む中で恐怖のサウロミネイロをノーファウルで封殺。事故を未然に防ぐ大仕事でした。あのプレーあるから外せないんですよね | ||
| 高尾瑠 | △ | 5.5 | 点が欲しい状況で送り込まれるSBに。サイドからチャンスを作りだし、あとわずかのシーンを量産 | ||
| 佐藤瑶大 | |||||
| 権敬源 | |||||
| 黒川圭介 | 〇 | 5.5 | 攻撃参加は控えめも、課題の守備対人で隙なく９０分。終盤の右足シュートは決めたかったですね・・・ | ||
| 柳沢亘 | |||||
| 江川湧清 | △ | ||||
| MF | 山本理仁 | △ | ― | 時間短く採点なし | |
| 倉田秋 | △ | ||||
| 福田湧矢 | |||||
| ネタ・ラヴィ | 〇 | 6 | 相手に警戒される試合が続きボールタッチは少なめですが、攻守に正確かつ気の利いたプレーでした | ||
| 塚元大 | |||||
| ダワン | 〇 | 5.5 | チャンスで決めていればこんな試合には…CKも競り負けましたが、この人が負けたなら責められないか | ||
| 杉山直宏 | 〇 | 5 | ミスでピンチ招き、最後の精度も不足。周りを生かすポジションは悪くないですが、もうひと味欲しいところです | ||
| 山本悠樹 | |||||
| 中村仁郎 | |||||
| アラーノ | 〇 | 6 | 相手の隙を見逃さずゴリドリから１アシスト。守備でも効いており、外せないキーマンです | ||
| 石毛秀樹 | |||||
| FW | 宇佐美貴史 | 〇 | 6 | ゴールはお見事で、組み立ての関与もスムーズに。ポスト３回当てたら１点ならよかったですが。普通の守備が普通にできない困った子です… | |
| 食野亮太郎 | |||||
| 鈴木武蔵 | △ | ||||
| ジェバリ | 〇 | 5 | Not his dayと言いたくなる１日。シュートのインパクトだけが不足。ブルーロックで修行すべし | ||
| 山見大登 | △ | 6 | ウイングのラストピースに急浮上。この試合がターニングポイントになる予感ですが、あとは結果 | ||
| 監督 | ダニ・ポヤトス | 5 | 諸刃の剣・宇佐美をどう扱うかの最適解はまだ見えず。ただ福岡や山見起用で新たな発見もあったはず | ||
あとがき
宇佐美信者はこう言うでしょう。
アンチ宇佐美派はこういうでしょう。
この試合での僕の意見は
フィフティーフィフティー。。。
ただ強豪相手に、宇佐美が下がってビルドアップした場合、奪われた時のカウンターリスクが多すぎるのかな、と。。。
石毛が戻った際、ポヤ将がどういう判断を下すのか。
勝てない中で、頭の痛い日々が続きますが、まだ我慢の限界には達していません。
ただ強度、縦へのスピードなど、上位陣との差は大きくなっているようにも感じます。
ここからやってくるゴールデンウイークの連戦で、勝ち点を積み上げられなければ、決断の日がやってきても不思議はありません。。。
歩んでいる道は、間違っていないと信じたいですが、まだまだ我慢の日々が続きそうな気配。
みなさんの意見も、是非うかがいたいので、ご反応いただけますとうれしいです。
ああしんどい。。。
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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