漫画・僕のヒーロアカデミアより
ガンバ大阪の選手達は、紛れもなく僕のヒーローです。
情けなくても、ふがいなくても、物足りなくても。
僕が応援をやめる時は、ここで書くことをやめるとき。
最下位。
5連敗。
謎判定。
だからなんや。
戦評
倉田と佐藤が今季初先発。
ハイプレスへの意識はかなり高く、立ち上がりはマリノスも面食らっていたように思います。
序盤はあのマリノスがビルドアップでミスを連発。
ここにはジェバリと石毛の連動したプレスと、そこに倉田、アラーノという走れるふたりが加わり、ダワンとネタも次々とプレッシャーをかけ続けたたまものでした。
ジェバリ、プレスもいけるやんけ
しかし・・・ショートカウンターで何度もゴール前には運びながら、決めきれなかった前半の前半が勝負をわけることに。
ガンバのハイプレスがわずかに緩み始めると、すぐにマリノスは自由自在にボールを運び始めました。
そして何度もゴール前に迫られ、セットプレーから失点。
半田、おまえもか・・・
と落ち込みましたが、まだ21歳のDFに完璧を求めるのは酷。
後半も立ち上がりはエンジン全開。
アラーノが畠中の殺人ロケットタックルを見舞われて、イエロー判定・・・
なんのためのVARやねん
という怒りに震えながらも、倉田の奮闘で哀れな松原がスケープゴートで退場に。
数的有利となってボールを握り始めると、特に左サイドでは倉田が中に絞って黒川が高い位置に。
久々に黒川圭介ドリブル全快モードに突入しました。
好クロスからダワンの決定機なども演出しましたが、飯倉大魔神の壁が厚く。
いや、こちらが正面にシュートしただけですが・・・
なかなかゴールをこじ開けられない中、Aロペスの重戦車突破を宇佐美がファウルでストップ。
ナイスファウル!!この距離なら入らん!!
と思っていたところ、まさかのマリーシアで3メートル前進され、100回に1回の超絶FKをお見舞いされました。
その後は右ウイング起用の武蔵が足長切り返しから決定機も迎えましたが、飯倉大魔神に止められる屈辱。。。
25年ぶりの5連敗と相成りました。
採点&寸評
2023 J1リーグ第14節 ホーム・横浜マリノス戦(5月20日) | |||||
名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
GK | 東口順昭 | 〇 | 5.5 | 前節のミス引きずらず落ち着いてプレー。終盤のセーブは久々に人外の香りも漂いましたが…2失点までは人内でした。。。 | |
石川慧 | |||||
谷晃生 | △ | ||||
DF | 福岡将太 | 〇 | 6 | スピードあふれるカバーリング、正確なフィードと持ち味発揮。今やCBの1番手に近づいたでしょうか。 | |
半田陸 | 〇 | 5 | CKで痛恨の競り負け。対面のエウベルは封じていただけに、あのワンプレーが悔やまれます。 | ||
藤春広輝 | |||||
三浦弦太 | |||||
高尾瑠 | |||||
佐藤瑶大 | 〇 | 6 | 男子3日会わざれば刮目して見よ。負傷者が出たことで今季初出場。Aロペスにパワー負けしない高パフォーマンスでした。 | ||
権敬源 | |||||
黒川圭介 | 〇 | 5.5 | ライン際の突破力という最大の持ち味が久々に。決定的なクロスもあっただけに残念ですが、攻撃力が守備力を上回った試合でした。 | ||
柳沢亘 | |||||
江川湧清 | △ | ||||
MF | 山本理仁 | ||||
倉田秋 | 〇 | 5.5 | 球際で戦い続け赤紙も誘発。ウイングとして突破力は不足も左SBを生かす往年の技は健在でした。 | ||
福田湧矢 | △ | ||||
ネタ・ラヴィ | 〇 | 6 | 鼻のきくセカンド奪取に加え、ぬるドリ、スルーパスも。この選手の能力を最大限に引き出すことが勝利の近道かも。 | ||
塚元大 | |||||
ダワン | 〇 | 5.5 | 守備で体を張りながら、ここぞの場面ではBOX内に。ヘッド決めていればまじでパウリーニョでしたが… | ||
杉山直宏 | |||||
山本悠樹 | △ | ― | 復帰戦。時間短く採点はなし | ||
中村仁郎 | |||||
アラーノ | 〇 | 5 | 戦う姿勢には頭が下がりますが、パス精度には不満。丁寧に!と何度叫んだことか。。。 | ||
石毛秀樹 | 〇 | 5.5 | プレスのスイッチ役、飛び出しと奮闘しました。正直、宇佐美の倍は走っている印象。ただゴール前でのバリエは少なめですかねえ。 | ||
FW | 宇佐美貴史 | △ | 5 | 必死なのはわかるが持ち味が激薄に。天才なら天才らしく、相手なめ散らかして点とってくれ!!でも必死さは伝わったよ。。。 | |
食野亮太郎 | △ | ||||
鈴木武蔵 | △ | 5 | 右ウイングで縦縦のパスで抜け出す形は、可能性を感じましたが。決定機は決めてくれないと… | ||
ジェバリ | 〇 | 5.5 | 多彩な動きで起点とフィニッシャーに。あとは決めるだけでしたが、それが一番難しいんですよね。。。 | ||
山見大登 | |||||
監督 | ダニ・ポヤトス | 4.5 | 先発チョイスで活性化も勝てず。交代はまた遅い。もはや時限爆弾は爆発寸前です。。。 |
応援ってなんだろう
応援ボイコットについては、正直気持ちはわかるのです。
こうやって影に隠れている僕とは違い、DAZNに映るリスクも負いながら矢面に立ち、労力を費やし、体を張っているゴール裏の住人方には敬意を表します。
しかし、一つだけ僕の意見を。
罵声を浴びせるにしても
勝てよ!!!
という言葉は、きっと意味がありません。
だって選手達だって、勝ちたいのだから。
ただ、戦えていない、走れていない選手に
戦えよ!
走れよ!!
と言う言葉は、叱咤激励という意味で選手達に火をつけ、背中を押すことになるのかもしれません。
僕はGAMBAECHOで叱咤激励と言いつつ、時に罵声も交えながら自分の考えを文字にすることで、よりガンバ大阪のことを知り、喜びや悔しさも共有することが、応援の一つだと思っています。
ただ・・・ヒーローも人間です。
弱っている時に、浴びせる声は普段より鋭いナイフとなり、心に突き刺さります。
僕らのヒーローを、僕らが守りましょう。
もう一度、立ち上がらせるために。
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