前書き
君らねえ・・・監督代えて、多少外国人選手取ったぐらいで、タイトル狙える位置まで戻れると思ったら大間違いだよ
そんな浦和関係者の声が聞こえてきそうでした。
うちはもう一度タイトル取るために主力の多くを切って、酒井宏樹取って、自分たちで外国人のルートも開拓してショルツやホイブラーデンを発掘して、興梠も戻して、夏には中島や阿部までとってんだよ!!それに比べれば、あんなに残留争いするまで落ち込んだ位置から、まだまだ手ぬるい動きしかしてないおまえらが、簡単にタイトル取る位置まで戻れる訳ねーだろ!!!
もうやめて・・・
そんな耳の痛い言葉が聞こえてくるような完敗劇でした。
戦評
流れはよかった第1戦と同じ先発。
浦和は西川や関根ら主力を戻してきましたが、酒井やショルツら温存された選手もおり、つけいる隙はあるのか、と思いましたが。。。
第1戦より、ホームということもあってか浦和も前に出てきました。
浦和はトップ下がアンカーの山本を消し、サイドハーフが外(SB)を切りながらCBまでプレスをかけてくることで、ガンバのビルドアップを牽制。
ガンバはSB、インテリオールのつなぎで何とかプレスを突破しようとしましたが、なかなか浦和のプレスを突破できず。
前半13分にあっさりとセットプレーから失点。あまりにぽっかりとバイタルを開けた守備の意識には、度肝を抜かれました。。。
その後は焦りからかミス続出で、お互いが相手のせいにするような場面が多く。
後半は宇佐美の投入でボールを動かす時間は増えましたが、浦和はしっかりとブロックを形成しつつ、カウンターやセットプレーでゴール前に迫る、という展開に。
勝負が決まった2失点目、一度はゴール前で跳ね返しましたが、山本が前につなぎきれずに再びカウンタープレスからボールを失うと、ゴール前での福岡の寄せも甘く、決められました。
もはやバランスを崩して攻めるしかなかったその後は、カウンターからの3失点目。
まさに完敗、と言えるような試合内容でした。
採点&寸評
2023 ルヴァンカップ準々決勝第2戦 アウェイ・浦和レッズ戦(9月10日) | |||||
名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
GK | 東口順昭 | 〇 | 5 | 先制点をあっさり奪われた後、いらだっていた様子が気になりました。苦しい状況でしたがチームを落ち着かせてほしかった… | |
石川慧 | △ | ||||
谷晃生 | |||||
DF | 福岡将太 | 〇 | 5 | あと一歩が寄せきれず決められた2点目が痛恨…やはりゴール前の門番としてはまだ物足りない部分も多いなあと | |
半田陸 | |||||
藤春廣輝 | △ | ― | 時間短く採点なし。 | ||
三浦弦太 | |||||
高尾瑠 | 〇 | 4 | いいタイミングで受けても合わせられないなら無駄。このままでは中野、そして半田が戻ればベンチ外行きとなりそう | ||
佐藤瑶大 | 〇 | 5 | ヘディンガーとしての強さもなければスピードも不足。失点の場面でシュートをよけるような仕草にもがっかりです。レギュラー定着には足りないものが明らかになってきましたね | ||
権敬源 | △ | ||||
黒川圭介 | 〇 | 4.5 | 2試合通じ明本に対してなにもできず。3失点目のブロックも、はっきり言えば甘い。日本代表なんて100年早い。さらなる精進を期待しましょう。 | ||
柳沢亘 | |||||
江川湧清 | |||||
中野伸哉 | |||||
倉田秋 | △ | 5 | 流れを変えるカードとしては薄味でした。終盤の秋春コンビは久々に食べるオカンの肉じゃがくらい胸アツでしたが、ノスタルジー枠では物足りません | ||
福田湧矢 | |||||
ネタ・ラヴィ | |||||
塚元大 | |||||
ダワン | 〇 | 5 | どこか重い印象でしたが、前半で見切られる結果に。はやり勤続疲労からか、去年のよくないころのダワンに戻りつつある気が | ||
杉山直宏 | |||||
山本悠樹 | 〇 | 4.5 | 周囲とかみ合っていないのか、ミスパスを連発。2失点目はパスミスとは言いがたいですが、彼が先に触ったボールを再び失ったところから本人はミスじゃないと、周りが悪いと思ってそうなそぶりがさらに不満です | ||
中村仁郎 | |||||
アラーノ | 〇 | 4.5 | 前半の自由過ぎるポジショニングでチームは混乱。何とかしよう、という思いなのでしょうが、自由と自分勝手は違います | ||
石毛秀樹 | 〇 | 5 | アラーノのお尻ふき役としてスペースを埋める動きばかりに。これでは持ち味の攻撃力など出るはずもありません | ||
FW | 宇佐美貴史 | △ | 6 | 攻撃のリズム生むボールの引き出し見せましたが、最後の精度は足りず。ペットボトルにぶつけても何も解決しません | |
食野亮太郎 | 〇 | 5.5 | 危険なエリアでパスを受ける回数が少なく、怖さまでは出せず。ため息さそう無理に左足シュートはもうやめて | ||
鈴木武蔵 | |||||
ジェバリ | 〇 | 4 | アレを外してしまうようでは、ストライカー失格です。あとFKももう蹴らないで。入りそうな気配はありませんでした。 | ||
山見大登 | △ | 5 | 2試合続けて存在感を出せず。中村仁郎らも控えるスカッドで、このままではまたベンチ外送りとなっても文句は言えませんよ | ||
唐山翔自 | △ | ||||
監督 | ダニ・ポヤトス | 4.5 | 個々の力の差は致し方ないですが、第1戦と同じ流れで勝てるという考えは、美人は屁をこかないという発想と同じぐらい甘かったのでは |
あとがき
リーグ戦では最下位から11位まで這い上がり、夏には負けなかった時期もあり、調子に乗っていました。。。
浦和に勝ったら、ルヴァンの優勝も夢じゃない、とか妄想していた自分を自分で恥じたいと思います。
ああ、おれらって全然強くないんやな。タイトルなんて、夢のまた夢やな
こんな思いを、選手達も抱いているはず。
その屈辱が、またチームを強くすると信じていくしかありません。。。
自虐ばかりの文章になってしまいましたが、きょうも最後まで読んでいただきありがとうございました。
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