【忖度なき採点&寸評】8年ぶりタイトルはまだ早いのか…立ちはだかるズッ友・浦和との強度の差が歴然としすぎ説 2023年9月6日・ルヴァンカップ準々決勝第1戦 ガンバ大阪0-1浦和レッズ@パナスタ

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前書き

まだタイトルに挑戦するのは早いのか・・・

そんな思いを抱いてしまったファーストレグでした。

ボールは握れど、最後は崩せず。

一発に泣いて0-1負け。

それ以上に、浦和がサブ主体にも関わらず、最後までゴール前の強度で譲らなかったことに、ズッ友さんの強さとレベルを感じた試合でした。

戦評

ネタが不在で、アンカーに山本、インテリオールには前節の札幌戦ではベンチ外だった石毛を配置。

守備時はいつも山本がこなす前に出ての守備役をダワンがこなし、石毛がダブルボランチ気味に下がりながら、うまくボールを循環させて押し込みました。

ダワンが相手の岩尾をみはりつつ、相手を押し込むことには成功しました。

しかし0-0の後半1分。

開始直後のロングボールで黒川が明本に競り負け、中央へ。

福岡が反応しましたが、処理仕切れずにボールがゴール前に落ちたところで浦和ボールに。

小泉の横パスから、シャルクにスペースを空けてしまい、強烈なミドルをたたき込まれました。

その後も試合の流れとしてはボールを握り、ゴール前までは運びましたが、相手の強固なブロックを崩すまでには至らず。

ホームでリードを奪うことはできませんでした。

採点&寸評

2023 ルヴァンカップ準々決勝第1戦 ホーム・浦和レッズ戦(9月6日)
  名前 先発 サブ 採点 寸評
GK 東口順昭   5.5 シャルクのキャノン砲はわずかに触ってはいましたが…。大きなミスなしも、好プレーもさほどみられず。
石川慧      
谷晃生        
DF 福岡将太   5.5 効果的な球出しは多数あったのですが、失点シーン、CBとしての本懐といえる守備の部分でのミスは痛恨でした。
半田陸        
藤春廣輝   時間短く採点なし。
三浦弦太        
高尾瑠   5 攻撃参加のタイミングはばっちりなんですが、クロスがぴたっと合いません…中との意思疎通の問題なのか、早急に改善する必要がありそう。
佐藤瑶大   5 浦和FW高橋に競りませるシーンはため息を誘いました。CKから決めきれなかった場面含め、せめてヘディングでは譲るなとケツ叩きたい
権敬源      
黒川圭介   4.5 浦和の右サイドに対して完敗。明本にヘディングで競り負け、酒井には吹っ飛ばされ。明確な課題が見えた一戦になりました。
柳沢亘      
江川湧清        
中野伸哉        
  倉田秋   時間短く採点なし。
福田湧矢        
ネタ・ラヴィ        
塚元大        
ダワン   5.5 トップ下のようなポジションで守備&ゴールに絡もうとしましたが2度チャンスを決めきれず。しかしズッ友も脅威に感じていたのでは。
杉山直宏        
山本悠樹   5.5 冷静にボールを動かし続け、ミスは1度ぐらいでしょうか。地味に守備での危機管理もネタより優れているような・・・
中村仁郎        
アラーノ   5 ゴール前でアイデアをみせるシーンもありましたが、フィニッシュには課題。点を取りたい状況ではもう少し早く代えてもいい気もします。
石毛秀樹   5 山本との好連携でうまくボールを動かしましたが、怖さを出すには至らず。しかし主導権確保には貢献してくれました。
FW 宇佐美貴史   5.5 ひとふりの怖さは発揮しましたが、枠捉えることができず。あれを決めきってこそ宇佐美貴史ちゃうんかい、と。
食野亮太郎   6 体のキレと走力を感じさせ、好調キープは感じさせます。切り替えの強度も高く、テンプレ的に代える判断が正しいのでしょうか。
鈴木武蔵        
ジェバリ   5.5 中央で攻撃の起点とはなりましたが、フィニッシュの怖さは出せず。サイドからのクロスも少ないのが気がかりです。
山見大登   5 中央が込みまくっていた中で持ち味が出る状況にはなく。やはり起用できる状況が限定される選手にも見えます。
唐山翔自        
監督 ダニ・ポヤトス     5 後半途中までの試合運びは悪くないですが、あとひと押しの変化はうまくいかず。勝ちパターン構築へ生みの苦しみか。

あとがき

リーグ戦ではもはや上も下もなく、ある意味勝ち負け以上に内容にこだわって試合を見続ける日々。

こんな感覚、何年ぶりなんでしょうかwww

しかしまだ8年ぶりのタイトル可能性が残るルヴァンカップは、どんな勝ち方でも・・・と思ってしまうのはぜいたくなのか。

ただボールを握り、互角以上に戦えていることに満足していては、これ以上ガンバが上にいくことはないでしょう。

黒川が見せつけられた、明本や酒井との強度の違い。

福岡、佐藤がレッズの何番手FWやねん、といいたくなるような高橋に競り負ける現実。

アディショナルタイム、アラーノの決定機に浦和DFが鬼気迫る様子で壁をつくり、サイドはわずかに触れて枠外としたシーンなど、学ぶところだらけでした。

ボールを動かし、穴を見つけていくという現在のスタイルに加え、強度面であと1歩も2歩も上のレベルに到達しないと、タイトルを望むレベルには届きません!!

この1敗から感じ取った何かが、さらにガンバを強くすることを祈りつつ。

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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