【忖度なき採点&寸評】またライバルと呼んでもらえる日は来るのだろうか。ズッ友に屈辱の4連敗。相手10人でも埋まらぬ選手層&ポヤ将<スコ将の采配力差  2023年9月24日・ガンバ大阪1-3浦和レッズ@パナスタ

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日々アップデートしていかないと・・・

GAMBAECHOです。浦和に負けすぎて、すべてが嫌になってしまいました。今回より、気分を変えてお届けいたします。

気持ちわかるわ。。。では聞き役としてお手伝いしますね。設定は30代ガンバサポ。サッカーが大好きで、ガンバ大阪にはまずしっかりと土台作りからやって欲しいと思っているタイプです。

GEでは、結果に一喜一憂してポヤトスを解任せよ!など意見を発信することはなく、今年は我慢の年、と見据えてサポートしてきたつもり。しかし・・・浦和に4回も負けるか、と。もはや浦和に負けたくない、と思うのはサポーターだけなのか。

それ、わかります。。。

戦評

浦和のサッカーはもう今月3回目とあって、わかりきっていました。守備時は安居が前に出て、4-4-2のブロックを敷いて中央をシャットアウト。奪えばカンテを起点に全体を押し上げ、隙があればカウンター。しかしひとりひとりのハードワークと、デュエルの強さで相手を上回ってきます。

ガンバは宇佐美を左ウイングで先発させましたね。ネタが宗教上の理由でおらず、山本悠樹をアンカーで起用せざるを得なかったのは痛かった…

とはいえ、宇佐美が中に入って黒川を押し上げ、左サイドからの攻撃は一定の効果も。先制点も黒川が倒されて得たFKを、宇佐美が直接決めた形ですし。

浦和の壁は、宇佐美をなめすぎ。1枚なら、あのぐらいやってくれますよね。我らがキャプテンは!!

ただ1失点目は佐藤、福岡の両CBが少し対応が甘く、カンテに決められました。これはビルドアップ重視で出しているふたりとあって、致し方ない部分もありますが、本当のCBとしては寂しいところ。

それでも後半、乱闘騒ぎからカンテを退場に追い込んだシーンは興奮しました!宇佐美が挑発したとか言われているけど、黒川がやられて怒りの形相で向かっていったキャプテンの姿は頼もしかったです。

その通り!!しかしこれが不幸の始まりに。。。10人となった浦和はスイッチが入った一方、ガンバはどこかテンポが遅く、ふわっとした試合展開に。結果、浦和ボールの時間が増えて、さらにワンチャンスを決められてしまいました。

2失点目は福岡が中盤でリンセンを潰しきれなかったのが痛かった…・・ショルツなら、絶対ジェバリを潰していたのではと。

右SBの中野と、ヘディングが強い浦和FW高橋のミスマッチができてしまったことも痛かった。ただ浦和は、それを見据えてあの交代策を打っていたのかも、と考えるとぶるっときます。3失点目はあきらかに石毛のパスミスですが、あの時間帯にしっかりとリンセンが決めきるあたりも、層の厚さを感じさせられて。。。

リードを奪われた後の攻撃も物足りなかったです。ジェバリは浦和の両CBに完璧に封じられ、宇佐美は行方不明に。サイドからクロスを入れても、入る気はまったくしないし。石毛がミドルを打ったり、倉田が相手のブロックの間に浮き球のパスを入れて何とかしようとしたり、はありましたが。。。途中出場の福田が機能しなかったのも痛かったし、一番ゴールに迫ったのが復帰後初出場の唐山、という事実も見逃せませんね。

ここ数試合、最も好調の食野をあっさり代えた采配も疑問。交代策がうまくないのは、ポヤ将の特徴とも言えますが・・・スコルジャ監督との力量差を見せつけられた気分でした。

採点&寸評

2023 J1リーグ第28節 ホーム・浦和レッズ戦(9月24日)
  名前 先発 サブ 採点 寸評
GK 東口順昭   5.5 決してミスがあるわけではないですが、ここ数試合は神ではなく普通の人です。少しだけ気がかり。。。
石川慧      
市川 曉記        
DF 福岡将太   4.5 奮闘は認めますが、CBとして対人が物足りません。グシャッと潰せる能力を。フィジカルが足りないのなら、BOX内以外ならファウルでも。
半田陸        
藤春廣輝        
三浦弦太        
高尾瑠      
佐藤瑶大   4.5 寄せの甘さという明確な課題がここ数試合浮き彫りに。壁系のCBとしては痛恨ですが、まだ成長の余地はあると信じます。
権敬源    5 攻撃性能は低く、守備対応も一歩遅れ。試合勘の問題なのか…
黒川圭介   6 酒井宏樹に果敢に仕掛ける姿勢、終盤でも駆け上がるスタミナと意地は見せてくれました。ほぼチーム唯一の武器でした。
柳沢亘        
江川湧清        
中野伸哉   4 守備では寄せの鋭さなどポテンシャルは感じましたが、いかんせんパスがずれまくり…2失点目にも絡み、苦い先発デビューに。
  倉田秋   5.5 すでにスペースを消した浦和に対し、浮き球のパスで中に差し込むアイデアはベテランの味でした。
福田湧矢   4.5 気合いが空回りか…精度もなく、キレも感じず。チームのギアを上げるどころか、小石として不具合を起こしてしまいました。
ネタ・ラヴィ        
塚元大        
ダワン   5 177センチのエアバトラーも、180後半でジャンプも高い本格派CBが待つブロック内では効果出せず。
杉山直宏        
山本悠樹   5 アンカーの位置でストレスたっぷり。ジェバリのミスにキレるシーンもあり、気になるところです。
中村仁郎        
アラーノ   5 インテリオールでは大胆なポジションチェンジがしづらいのか、どこか印象薄く。怪我の状況も心配です。。。
石毛秀樹   4.5 相手ブロックをミドルでこじ開けようとしましたが、、、痛恨パスミスで3失点目の原因に。
FW 宇佐美貴史   5.5 ニア破るFKはヤットとの声もありましたが、もっと鋭いキックに見えました。しかしヘッドバッドでカンテ退場させたのが最後の仕事に。
食野亮太郎   5.5 ターンの鋭さ、滑らかさなど最も可能性感じましたが、早々に交代。本人も不満に思っているのでは。
鈴木武蔵        
ジェバリ   5 孤立しているとの見方もありますが、もっとからだを張ったキープが見たい。そうすればゴール前でお返しがくるのでは。
山見大登        
唐山翔自     短時間で2度のチャンスに絡んだのは偶然ではない気が。それ以外は物足りませんが、可能性は感じました。
監督 ダニ・ポヤトス     5 勝負師、として一瞬の判断が足りないため、交代策がことごとくはまらないのか。スコルジャに弟子入りすべし。

あとがき

しかしズッ友さんとの敗戦で最も感じたのは、選手層の差。特にカンテ&リンセン&興梠、酒井&常本、小泉&安居&中島&早川と同ポジションの選手が替わっても、チーム力が落ちないのは驚きでした

ガンバはジェバリの代わりになる選手がまったくいないのが痛すぎますよね。本来なら武蔵なんでしょうが。いずこへ??

今年の誤算としては武蔵ですね。あとは三浦、ディエゴがポヤ戦術にはまらなかったこと。そう考えると、少しずつ補強ポイントははっきりしてきます。

選手が足りないことは事実でしょうが、ポヤトスが生かし切れていない、とも見えます。ガンバの歴史を知らないポヤ将は、ズッ友に負けたことを屈辱だと考えているのかどうかが疑問です。。。

ただ我らサポーターにとっては、浦和に4連敗という地獄はずっと残っていくのでしょうね。この事実をどう受け止めるか。次のFC東京戦でどういったプレーをしていくのか、見つめていきたいと思います。

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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