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前書き×戦評
琉球に敗れ、鹿島に敗れ。
さらに三浦弦太を失うという大打撃。
落ち込んで筆も進まず・・・
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坂本を左に使うことで黒川の攻撃力を生かしつつ、ウェルトンは右でやや守備力の劣る安西を攻め立てる。
その狙いは、何度か試合を通じて出ていました。
ただいい状態の時と比べ、コンパクトさもやや失われているような印象でした。
そんな中、相手のセンターバックにまったくプレスがかからずに中盤まで持ち上がられると、ラインのズレと岸本が鹿島MF仲間との駆け引きに敗れたことで失点。
ただ同じパターンで宇佐美がラインを深く引っ張り、サイドチェンジを大外のウェルトンに届けて、重戦車ドリ発動から坂本で同点に。
しかし後半になると、さらにチームは重く。
鹿島に主導権を握られる中で、自陣に押し込まれた状態からサイドチェンジの処理を両CBが誤り失点。
ちなみにSBながら3試合連続ゴールの鹿島DF濃野は関学出身。
たらればですが、取っておいたらよかったのに・・・
さらに終盤、三浦が競り合いの中で倒れ込み交代。。。
おそらく膝の前十字では、と懸念されるような倒れ方でした。
負けたこと以上に、今季堅守の中心となっていた5番の離脱が、暗い影を落とした敗戦でした。
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採点&寸評
MF 23 ダワン90+4’【5・5】デュエルのたくましさ、ゴール前への積極性はありましたが、どちらも結果にはつながらず。
途中出場
DF 2 福岡 将太46*’【5・5】守備でミスはなしも攻撃サポートがやや足りないか…
DF 33 中野 伸哉90+4’【―】時間短く採点なし
MF 17 山下 諒也69’【5・5】途中出場のキャラクターとしては貴重なスピードとアジリティ。今後の活躍に期待。
MF 48 石毛 秀樹90+4’【―】時間短く採点なし
ダニエル・ポヤトス監督【4・5】坂本の左サイド起用は当たりましたが、宇佐美、山田、徳真らのコンディション見極めはどうだったのか。
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あとがき
これまで個人のパフォーマンスに散々言及してきましたが・・・
やはりシーズンの約3分の1を終え、波が現れてきました。
出場時間の長い選手達にコンディション低下が見られ、三浦は怪我に…
しかし長いシーズンを見ると、ここからが本当のチーム力を試される段階なのではと感じます。
倒れても立ち上がり、前に進む。
その姿勢を、ウェルトンが見せてくれました。
3日にアウェー福岡戦を経て、ダービーへ。
こんな時こそ、精神的に全力でサポートしたいと思います。
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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