【忖度なき採点&寸評】ガンバ史上最長身GK荒木瑠偉がデビュー。ただ若き息吹には苦すぎる敗戦に。福岡に負けてクリロナに勝とうなど甘いんじゃ。2026/4/22ガンバ大阪1-2福岡@パナスタ

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【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: J1 百年構想リーグ 第17節 福岡戦
  • 日時: 2026/4/22
  • 会場: パナソニックスタジアム吹田
  • スコア: 1―2
  • 得点:なし

🧤 GK 採点

K 18 荒木 琉偉【5】期待の大器がデビュー。ガンバ大阪のGK史上、最も大きい194センチの高さを生かしたハイボールへの積極的なアタックは好印象でした。ただ1失点目は、その前のクロスに一瞬、前にでるかどうか迷ったことで、折り返しを狙っていた道脇の動きへの反応がわずかに遅れることに。ミスというのはあまりに酷かもしれませんが、経験豊富な選手であれば、シュートの可能性はほぼなかったファーサイドへの緩い浮き球クロスの時点で、冷静にゴール前の状況を確認できていたのかもしれません。本人が「1点目に関しても折り返しのボールにちょっと僕のポジションが低かったです」と語っていたあたりには、度量の大きさを感じさせてもらいました。2失点目は、あんなもんどうしようもありまへん。本人にとってはほろ苦い経験ではありますが、今後に期待。

🛡 DF 採点

DF 4 中谷 進之介【5・5】1失点目はゾーンで対応した中で、折り返しに走り込んだ道脇に対応できず。ただあのタイミングで入ってこられるのは、相当難しいなと・・・。ただ個人で負けない部分は、相変わらずでした。

 DF 5 三浦 弦太【5】負傷者や出場停止者が増える中で、ピッチに立ち続ける姿は頭が下がります。ただ、、、やはり疲労の色は隠せず。岡山戦に続き、バトルで後手を踏むシーンに加え、終盤にみせた足を気にする様子も心配です。

DF 47 中野 伸哉【6】初瀬に代わって入った左サイドで、躍動感あるプレーを披露。クロス精度は初瀬に劣りますが、よりゴールに近づくランニングへの意識と守備のハードさは、出場機会を増やすためのアピールになったかと。先制点の起点となった攻撃参加など、右足の器用さも〇。

DF 15 岸本 武流【5・5】攻撃面での持ち味を出す意識は高かったですが、決定的な仕事にまではつながらず。少し疲労の色が見え始めているのが気になります。

🎽 MF 採点

MF 13 安部 柊斗【5】守備では中央をしっかり締めていますが、攻撃面での持ち味が出ていないのがやや寂しいところ。交代が早い試合が多い点は、怪我へのリスクヘッジもあるでしょうが、点が取りたいシーンで変えられている印象も。

FW 17 山下 諒也【6】南野のゴールをアシストした折り返しや、カウンターからジェバリに決定的なラストパスを出したプレーなど、決定機に絡みました。2アシストでも不思議はなかったプレーぶり。

MF 27 美藤 倫【5・5】中盤での仕事はしっかりこなしてくれていますが、この日はなかなか得意のボールキャリーもチャンスにつながらず。しかし何か変化を起こそう、という気概はどの試合でもみえます。

FW 8 食野 亮太郎【5・5】うまく中野を生かしつつ、左サイドの攻撃を組み立てました。ただ最大の武器、カットインからの一振りを出すことはできず。

FW 11 イッサム ジェバリ【6】前半、山下のパスを受けた決定機で決めていれば・・・ただその後、南野に通した絶妙スルーパスはまさにセンスの塊。あれが右利きのヒュメットなら・・・と思わずにはいられませんでした。

🎯 FW 採点

FW 42 南野 遥海【6】ゴールシーンは彼のストライカーとしての貪欲さが、まさに表現されました。利き足とは違う右足で、うまく体を倒してゴールにねじ込むプレーは圧巻。次に訪れたジェバリからのスルーパスを決めていれば、文句なしでしたが…やや右足のシュート精度を欠くことに。あとは1失点目の道脇のマークは、外してはいけません。攻守で素晴らしい経験を積んでいますので、これを糧にチームを勝たせる選手への成長を。

🔄 途中出場

FW 23 デニス ヒュメット62’【5】得意の形を相当警戒され、打ち切ることができず。やや体が重そうなのも気になります。

FW 40 唐山 翔自62【5・5】右サイドバックで投入された意味を、FWらしく表現。バーに嫌われた左足シュートはほぼ完璧に近かったのですが・・・あとわずかの運を引き寄せることが出来ていないのが気になります。

FW 7 宇佐美 貴史62’【5】ふかしてしまったシュートがすべて。あれを決めるためにあなたがいます。

MF 44 奥抜 侃志71′【6】左サイドバックでも得意のドリブルで仕掛けまくり、チャンスはつくりました。

MF 10 倉田 秋81’【―】時間短く採点なし。

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【5】中2日の試合で先発を大幅入れ替え。最下位に沈んでいた福岡に対し、GK荒木の抜てきは十分に理解ができるところでしたが、セットプレーに全振りしてきたことで経験不足を突かれることに。ただ終盤の唐山、奥抜の両サイドバック起用など、可能性を感じさせる思い切った采配は、まさに彼のセンスというものではないかと。

🖊 編集後記

みなさま、お疲れさまでした。

南野のスーペルゴラッソが生まれた際には、今日は勝ったな、と思ってしまった自分を恥じたいと思います。そんな心の隙が、選手たちにも伝播したのではないかと・・・

やはりこういった試合は、前半に訪れた2点目のチャンスを決めきるかどうか、ですね。

また前半終了間際の失点は南野がマークを外し、荒木も一瞬出遅れる、という若いふたりの経験不足を突かれた形に。これも前半終わりはしっかり締める、というサッカーの不文律が乱れた結果、後半の失点で逆転を許す展開に。あんな10回やって1回入るかどうか、と言いたくなるシュートが入ってしまうのは、自分たちがやるべきことをやれなかった罰なのかもしれません。

その後、ただ漠然と攻めるのではなく、両サイドバックにFWを入れ、ヒュメットと南野の2トップ、宇佐美トップ下という近年まれに見るファイアーフォーメーションで攻め立てた当たりは、ただでは負けない、という気概を感じ取ることができました。

選手たち、そして我々の思いもどうしてもクリスチアーノ・ロナウドを擁するアルナスルとの対戦が決まったACL2に傾きがちですが、この敗戦は「福岡に負けていて、クリロナに勝てんのか!!!」という大反省へとつなげてほしいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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