【忖度なき採点&寸評】大型台風より荒れ狂う心。交代策がすべて裏目に。でもまだ終わりじゃない。2022・9・18ヴィッセル神戸2―1ガンバ大阪@ノエスタ

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前書き

心がボロボロで、台風が大阪に上陸する前から荒れ狂っております。

しかしまだ諦めたくない。

できるだけ冷静に。

なにがよくて、何が悪かったのか。

振り返ってみました。

スタメン採点&寸評

GK 1 東口 順昭 5・5

前半27分に武藤のシュートをストップしたスーパーセーブはさすが。

ただビルドアップのミスも混在し、セットプレーで微妙な飛び出しからピンチを招いたシーンも。

失点後は焦りの色も。。

最後まで冷静に熱く。

DF 13 髙尾 瑠 6・0

冷静な守備対応、機を見た攻撃参加と持ち味は見せてくれました。

スピード系のアダイウトンに続き、技巧派のユルキにもうまく対応したのでは。

DF 5 三浦 弦太 5・5

守備面は悪くはないのですが・・・

これも何度かいたかわかりませんが、ボール保持時に迷ってボールを長く持つことで、相手守備がプレスを発動する“スイッチのスイッチ”になってしまっているような・・・

パス出すところに迷ったら、考えずに近くに渡して、もう一度動いてもらい直すことをやってほしいです。

DF 3 昌子 源 5・0

失点にはなりませんでしたが、前半にクロスを被ったシーンはとても元日本代表とは思えない動き・・・

絡めとるような得意の守備も、この日はファウルになりがちで。

セットプレーを数多く与えてしまい、相手の勢いを切ることができませんでした。

DF 24 黒川 圭介 6・0

完璧な抜け出しからアシスト。

少ないチャンスできっちり仕事しました。

MF 47 ファン アラーノ 5・5

86分アウト。

球際の粘りでごぶごぶのボールをものにするシーンは多く、カウンターの起点にはなっていたのですが、ラストパスの精度が低く。

一瞬で相手より前に出る推進力は、チームの大きな武器なのですが・・・

MF 15 齊藤 未月 6・5

まるでいつかのヤット大先生を思い出すかのような黒川へのロブパスはしびれました。

最後まで体を張って戦う姿からも、本当に勝ちたいんだという思いがひしひしと伝わってきました。

その中で戦わなかった選手がいたことにぶち切れたことも、理解できました。

チームの輪を大事にするより、負けて落ち込むより、それを振り払うような熱を発してくれたことに感謝します。

MF 29 山本 悠樹 5・5

86分アウト。

攻守でやはり安定感はありましたが、ちょっとラストパスは狙いすぎたか・・・

あとわずかではありました。

MF 40 食野 亮太郎 4・5

70分アウト。

体調不良か?と疑うほど体が重く、キレもないように見えました。

相手右サイドバックの飯野が高い位置を取ってくる部分の対応で、削られたのかもしれませんが。

FW 9 レアンドロ ペレイラ 6・0

得点した瞬間は、本当にあなたがいてくれてよかった・・・と泣きかけました・・・

冷静に相手を見極めてプレーしていた印象もありましたが、それならカウンターは決めきってほしかった。

相手の熱量に上回られた感も。

FW 18 パトリック 5・5

70分アウト。

いつも通り体を張り、前線で起点に。

菊地にヘディングでやられるシーンもありましたが、オフサイド判定になったCKからのこぼれ球を見ても、体は動いているように見えました。

セットプレーの守備でも効いていただけに、交代は意外でしたが・・・

たらればですが、守備のことを考えるとやはり彼を外したことが響いた気も。

途中出場&監督

MF 14 福田 湧矢 4・5

70分イン。

試合後の涙から見ても、本人が一番わかっています。

判定の微妙さはありますが・・・

あの場面で、ペナルティーエリア内でトラップすれば、相手は必死に体を入れてきます。

まだ4試合あります。取り返してください。

FW 45 鈴木 武蔵 4・5

70分イン。

なんの言い訳もできない技術的ミスで、決勝点を生んでしまいました。

まだ4試合あります。取り返してください。

MF 23 ダワン 4・0

86分イン。

福田や武蔵のミスとは違う、深層心理での緩みから出たミスだと思います。

途中出場で試合のテンションに入り切れていなかったのか・・・

決してやる気がないとか、勝ちたい気持ちがないとか、そういうわけではないのでしょうが。

僕は斉藤未月の怒りを支持します。

MF 8 小野瀬 康介 ―

86分イン。

時間短く採点なし。

松田浩監督 4・0

前から守備に行かない消極的姿勢で神戸に流れを渡したものの、耐えて先制するまではゲームプラン通りでしょうか。

しかし交代策がすべて裏目に・・・

守備のセットプレーですべてをはね返していたパトリックを下げたことで、守備強度が下がったように見えました。

ゴールしたレアンドロ・ペレイラを残して、2点目を奪いに行くことを優先したのでしょうが。。。

ここに来て、積極策が黒星につながってしまいました。

ただシーズン途中に就任した指揮官としては、ここでミスが出ることもあるでしょう。

今は荒れ狂ったチームに、もう一度前を向かせる仕事をお願いします。

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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