前書き 希望が見えない4連敗…
まずは現地観戦のガンバサポの皆様、お疲れ様でございました。
きっとこの時期の北海道は、暑いとはいえ大阪よりは涼しく、観光や夜は楽しく過ごされたのではないかと思います。
試合以外は・・・
なぜ札幌とやると、ここまでチームとしての完成度の差を見せつけられるのか。
スコア以上に、徒労感と危機感を感じる敗戦でした。
とうとう順位は16位と、いよいよ降格圏間近へ。
試合内容については、詳しくは後ほどコラムで書きますが、中断期間を経て陥った今の状態は、ほぼ地獄です。
採点&寸評
GK 1 東口 順昭 6・5
バッキバキに折れそうな心を、何とかつなぎとめてくれるスーパーセーブの数々でした。
そして何より、ネットを揺らされても(オフサイドを含め)一切下を向かないメンタルタフネスぶり。
残留に向け、今年もあなたに頼るしかないかもしれません・・・
DF 3 昌子 源 5・0
ギリギリの場面でみせたスライディングなど体を張る場面もありましたが・・・
パス、いつも微妙にずれてまんねん。
チームとしてビルドアップする場面でも、どっしり構える、という言葉をはき違えて、どこかのんびりとした動きに見えてしまいます。
DF 4 藤春 廣輝 4・5
守備は最低限、攻撃は最低限にも届いておらず。
大外に開く山見との相性が悪いのはわかるけども・・・
もう少し状況を見たプレーができないと、あなたを使う意味を感じられません。
DF 5 三浦 弦太 5・0
ハイプレスはマンマーク気味につくことが大前提とはいえ・・・
簡単につり出されて後方のスペースを空け、決定機を許す始末。
駆け引きってもんができないのか、あなたには。
DF 13 髙尾 瑠 5・5
ビルドアップに対してまったくチームの決まりが見えない中で、あなたのするするドリブルに頼りたくなってしまいます。
効果的とはいいがたかったですが、ボールをなんとか前に運ぶんだ、という意識は強く見えました。
MF 10 倉田 秋 5・5
右サイドMF、トップ下、ボランチと3ポジションでプレー。
とにかく前からプレスに行くんだという意志と、ボールを受けることを恐れない顔出し、ボランチからパトを走らせるパスなど、何とか得点への可能性を見出そうとしていました。
ただ・・・寄る年波には勝てないのか。
終盤はガクッと運動量が落ち、プレスバックも遅くなってしまいました。
MF 17 奥野 耕平 4・0
68分アウト。
ファーストプレーで簡単な縦パスがずれた時から、まずいと思いました。
ボールを受けても、とにかくなにも起こせない。
さらにミスが続いたことで、チームメートも彼にボールを預けることをためらっているようにも・・・
悪循環の根源でした。
MF 23 ダワン 4・5
失点シーンのあまりにも軽い対応は、あなたがあこがれるフェリペ・メロなら絶対に相手の足を刈り取っていたと思います。
チームの悪い流れに吸い取られるように、持ち味のダイナミックなプレーも影を潜めました。
MF 48 石毛 秀樹 4・5
46分アウト。
山見からのスルーパスにうまく抜け出した決定機が、唯一の見せ場でしたが・・・
左足シュートは強くヒットせず。GKのセーブに合いました。
ハイプレスへの意識は買いますが、どうも守備での強度も出せず。。。
ここが小野瀬なら・・・
と感じてしまいました。
FW 18 パトリック 5・0
ハイボールにしっかり競る、という仕事はこなしてはくれましたが・・・
後半の決定機で痛恨のトラップミス。
繊細な技術を求めるのは酷かもしれませんが、あのシーンでミスをしていては、今のチームは勝てません。
FW 37 山見 大登 6・0
84分アウト。
攻撃陣では唯一の希望。
ボールを持ったらまず縦に仕掛ける意識を見せ、相手が前にいてもシュートや突破への意欲を示してくれました。
石毛、パトリックに送ったスルーパスは、まさに1点もの。
ただ現状では、あなたが決めるしかこの状況は打破できないやも。。。
【交代出場】
MF 41 中村 仁郎 5・0
46分イン。
ボールを簡単には失わない、という点は良し。
ただ、怖くないんですよね。一発の怖さがないから。
ゴール前に迫っても、山見に無理目の浮き球スルーパスという逃げの選択をしたシーンもがっくり。
思い切って左足を振るようなシーンをみせれば、フェイントももっと効くはず。
とにかくゴールを。
MF 15 齊藤 未月 4・5
68分イン。
劣勢の中で、彼を2列目に入れないといけない現状が苦しすぎ。
前からのプレスでチームを活性化させたかったのでしょうが、後ろの運動量が落ちた終盤では、ただただ無駄走りに。
ボールが入った際の何もできない感だけが、浮き彫りになりました。
MF 11 ウェリントン シウバ ―
84分イン。
時間短く採点なし。
ただ、信頼されていないからこの時間しか与えられません。
状況を打破するには、短い時間でも結果を出すしかありません。
片野坂知宏監督 4・0
ミシャが興梠とシャビエルを2トップ気味に配して、ひとりが下がったスペースを青木や駒井が付く、というマンツーマン対策を講じてきたことに対し、何か札幌相手に準備はできていたのでしょうか。
それとも、準備をしていても選手の能力が低く、実行できないのでしょうか。
1点を追う終盤、足が止まりかけている状況で、3人しか交代できないのはなにか理由があるのでしょうか。
基本的には我慢して今シーズンを見つめるつもりではいますけど、こんな試合が繰り返されるのであれば、我慢にも限界はあります。
奮起を。
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