前書き
残留しました。
本当に心を削られ続けた１年でした。
サポーターですらそうなのですから、選手たちには本当にお疲れ様、と言いたいです。
ただ試合内容は、なかなかひどい最終節でした。
ゴールキックはパトリックへのロングボールばかりで、セカンドはアラーノの鋭い反応に頼るばかり・・・
宇佐美の個人技、山本悠の飛び出しぐらいしか攻撃のアイデアはなく。。。
しっかりとチーム全体でボールを前進させてきた鹿島とは雲泥の差でした。
しかしゴール前、４バック、４ＭＦでつくった２ラインの安定感と、穴が空けばパトリックが埋めてカバーする、という守備で、最後まで得点は許さず。
０－０で終わった後の数分間の長かったことよ・・・
採点＆寸評
GK 1 東口 順昭 ５・５
ぽろっと前にこぼしかけるキャッチの不安定さが目につき、さすがのヒガ神も人の子なのか、と感じさせられました。
DF 13 髙尾 瑠 ６・５
ミスらしいミスなく、ＤＦとしての仕事を完遂。
逆サイドからのクロスをバックヘッドでクリアした判断など、ＳＢとしてのセンスが光りました。
DF 5 三浦 弦太 ６・０
カウンターのピンチに見せた猛ダッシュからのイエロー覚悟のファウル。
今まで彼に足りなかった覚悟が、プレーに出た形でした。
ゴール前で背中をとられたシーンには、肝を冷やしましたが・・・
DF 3 昌子 源 ６・５
鹿島ＦＷ鈴木優磨に仕事をさせず、危うい場面での好ブロックも。
終盤にかけてミスが極端に減り、プレーに迫力が戻った要因は何だったのか知りたいとこです。
DF 24 黒川 圭介 ６・０
守備者として１対１の対応など奮闘。
開始直後のバックパスミスで心臓発作を起こしかけましたが、その後は堂々とプレーしましたね。
山本との好連携は、今後ガンバの左サイドで武器になっていくのでしょう。
MF 29 山本 悠樹 ６・０
プレッシャー下でもひょうひょうとプレー。
守備の強度も及第点で、時折見せるスペースへのランニングが唯一チャンスの芽に見えました。
来年はチームの核に。
MF 23 ダワン ６・０
63分アウト。
守備に軸足を置き、スペースを空けない、という仕事に集中していました。
不可解なイエローもあり、早めの交代となりましたが、仕事はまっとうしてくれたのでは。
MF 47 ファン アラーノ ６・０
63分アウト。
ボールへの反応が、ピッチに立った全員の中でも一番早く、劣勢の中での希望でした。
しかし足がつって途中交代。
その後は防戦一方となりました。
MF 40 食野 亮太郎 ５・５
71分アウト。
攻撃での存在感は出せずじまいでしたが、守備での仕事は勤勉にこなし、無失点には貢献。
ただ彼の持ち味が出た試合ではありませんでした。
FW 18 パトリック ５・５
何度もヘディングで競らされ続け、終盤にかけては目に見えてジャンプ力は低下し、電柱状態に。
しかし守備でスペースを埋める動きなどを忠実にやり切りました。
FW 39 宇佐美 貴史 ５・０
いつもの吸いつくようなボールタッチが見られず、決定的な仕事もできず。
ただ、彼の存在が常に攻撃への希望であったことは確か。
終盤まで足を止めなかったことも事実です。
交代＆監督
MF 14 福田 湧矢 ５・５
63分イン。
防戦一方の中で守備に奔走。
MF 15 齊藤 未月 ５・５
63分イン。
防戦一方の中で守備に奔走。
MF 11 ウェリントン シウバ ５・５
71分イン。
サッカー版のだるまさんが転んだ、かと思うほど、ドリブルで相手をくぎ付けにした謎プレーが見せ場でした。
松田浩監督 ６・５
うまくリスクをコントロールし、交代枠を残したまま勝ち点１を積んで残留を達成。
お見事でした。
あとがき
今シーズンの総括的なものは、また違う機会に書こうかと思っています。
全試合の採点＆寸評を行いましたので、シーズン通じた平均点なども出してみようかな・・・と思っていますが、もしご希望があるようなら教えて下さい！！
今はまだ、今年のサッカーをあれこれ批判したりするパワーが、あまり湧いてきていませんｗｗｗ
あまりにもほっとしすぎて・・・
ただ、得たものは少なく、足りないものばかりが見えた１年であることは間違いありません。
ここからは新監督なのか、松田監督続投なのか、どんな選手がやってくるのか、気になる日々が続きますが、みなさままずはご自愛くださいませ。
なにより１年間お付き合いいただき、ありがとうございました。
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