前書き GWのパナスタ、苦しい中でドロー
家族の冷たい目をフェイントで交わし、渋滞もヤットばりの落ち着きで乗り越え、やってきたGWのパナソニックスタジアム。
ロハスフェスタや買い物を楽しむお客さんを横目に、チーム状況はそこに近いガンバを観戦に訪れるなんて、いわゆるM体質が染みついてしまっています。
試合も予想通り、札幌の鮮やかな攻撃に立ち上がりからひやひやしっぱなし。
前半終了間際、期待のギョンウォンがPKを与えた際には、もう諦めかけました。
ここで一森純!!!!
PKストップなんて見たの、いつぶりでしょうか。
これで流れはいただき、と思いきや、そうならないのが今のガンバ大阪。
後半もシュートの雨あられでしたが、一森が立ちはだかってくれました。
いつまでたっても、東口の代役、と見てしまって申し訳ない。
このパフォーマンスを継続してくれるなら、いよいよヒガシのライバル認定することも必要なのかも。
と思わせてくれた札幌戦でした。
採点&寸評
GK 22 一森 純 7・5
もしかしたら、彼のサッカー人生におけるベストゲームになるのかもしれません。
JFL、J3、J2と上り詰め、たどり着いたJ1の舞台でもヒガシの存在や怪我もあって長く日の目はみず。
そんなGKが、間違いなく主役になった試合でした。
スーパーセーブの数々はもちろん、時に味方をもだましちゃうほど意外性のあるキック選択も一見の価値あり。
お見事でした。
DF 4 藤春 廣輝 6・5
対面のLフェルナンデスの無尽蔵ぶりに苦戦しましたが、ふらふらになっても走り切れるのが彼のいいところ。
あの姿を見て、他の選手も足を止めるわけにはいかない、と感じたはず。
DF 5 三浦 弦太 6・0
マンツーマン気味に守らせれば、やはり対人の強さは際立ちますね。
取った後の雑なパスは気になりましたが、ゴール前で最後の最後は譲りませんでした。
DF 20 クォン ギョンウォン 5・0
PKを与えたファウルは、Jリーグではダメっす。Kリーグならセーフなのかな。
後半にもあっさりと相手FWにターンを許すなど、隙が多かった印象。
この教訓を次に生かしてもらいたいところです。
DF 24 黒川 圭介 5・0
46分アウト。
初めてだという右サイドバック、まったくはまりませんでした。
狙いとしては、札幌のマンツーマンDFを中へのドリブルではがし、そのまま左足で展開、というプレーが期待されていたのでは、と思いますが、パス選択が難しかったですね。
ちょっと気の毒でした。
MF 8 小野瀬 康介 6・5
決して爆発的なスピードがあるわけではないのですが、最後まで走り切って攻守に関わる姿には頭が下がります。
今のチームが大崩れしないのは、彼の貢献が本当に大きいなと。
MF 14 福田 湧矢 5・5
83分アウト。
ボールを受けるプレーは不安しかなかったですし、前で仕掛けるようなシーンも少なく。
でも守備局面ではよくチームを助け、戦ってくれたと思います。
ポジションを崩して走り切り、柳澤の決定機につなげたクロスは秀逸でした。
MF 17 奥野 耕平 4・5
58分アウト。
札幌のマンツーマンプレスを回避するための鍵を握るポジションでした。
その彼が、あれだけミスを繰り返していては攻撃なんてできません。
MF 23 ダワン 6・5
チームがどんな状況でも、これだけ数多くの引き出しからいいプレーを出してくれる選手だとは。
ボール奪取だけじゃなく。
左サイドで見せたドリブルなんて、ネイマールやヴィニシウスたブラジル人アタッカーに通じるトリッキーさでした。
目立ちすぎて、夏に引き抜かれないか心配です。
MF 41 中村 仁郎 5・5
58分アウト。
J1初先発でも、持ち味はみせてくれたのでは。
シザースから仕掛けて放った左足シュート、ふたりのマークをかいくぐったドリブルと、得意なプレーはJ1でも通用するか。
いや、まだ相手にばれていない、というアドバンテージが大きいので、もう少し見てみないと、ですね。
ただ下がってボールを受けて、というプレーは、やはり技術が高さでフィジカルの物足りなさをカバーしていた印象。
この仕事をやってくれる選手がいなかったので、そこは頼もしく感じました。
FW 9 レアンドロ ペレイラ 4・5
46分アウト。
決してやる気がなかったわけじゃないんでしょうけどね・・・
プレーに連続性がないところは、悪い時の宇佐美貴史にそっくりでした。
もうスタメンをゲットした、とでも思ったのでしょうか。
そうだとしたら、スタバのバナナなんとかフラペチーノぐらい甘すぎます。
【交代出場】
FW 37 山見 大登 5・0
46分イン。
あなたに期待した全ガンバサポの目は曇っていたのでしょうか。
スピードも運動量もテクニックも感じられず、がむしゃらさすら見えず・・・
去年のゴラッソを決めた山見は、双子の兄かなんかでは、と疑い始めました。
DF 26 柳澤 亘 5・5
46分イン。
2度のチャンス、一度でも決めていればヒーローでした。
ただ対面する菅を恐れることなく、アグレッシブに攻守に関わった姿勢は素晴らしかったです。
MF 15 齊藤 未月 6・0
58分イン。
連戦のため温存、というベンチスタートかな。
やはりピッチに立てば、奥野とのクオリティーの差は歴然でした。
FW 18 パトリック 5・0
58分イン。
エアバトルで負けるシーンも多く、唯一のチャンスも決めきれず。
試合に入り切れませんでした。
MF 11 ウェリントン シウバ ―
83分イン。時間短く採点なし。
あなたがアーセナルやブラジルで、どんなサッカー人生を歩んできたのかは存じ上げません。
ただ、遠い日本まできて、わずかな出場時間しか与えられない今、サッカー人生の岐路であることは間違いないはず。
あそこを決めるかどうか。
まだもう一度ぐらい、チャンスはあるはずです。
片野坂知宏監督 5・0
仁郎の先発はある程度の成果はありましたが、黒川の右SB起用は狙いも効果もはっきりと見られぬまま断念。
レアンドロを前半で諦めた判断と含めて、貴重な交代枠を2枚、この形で使ったことが後半の走り負けにも影響したように思います。
一森に足を向けて寝られない試合でした。
あとがき
戦術の分析は、またのちほど書きたいと思います!!
残念やったのが、パナスタの観客が16000までしか戻らなかったこと。
最高のサッカー観戦日和だったにもかかわらず。
やはり今のガンバをわざわざ見に来る理由って、難しいですもんね。
クラブも謎マスコットの新設など、努力の跡は見えるのですが・・・
そうは行っても、我々がガンバを応援しないことはありえず。
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きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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