【忖度なき採点&寸評】ズッ友の声がドーピングに? 疲労の中で見せた破壊的前半、大黒2世に覚醒の予感漂う 2022年7月2日・ガンバ大阪1-1浦和レッズ@パナスタ

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前書き 

やっぱりどんな状況でも、浦和レッズ戦は特別。

中2日での試合が続き、回復は十分ではなかったはず。それでも試合前の赤い集団からの「ルール違反ブーイング」は、選手の内なる炎に火をつけたように見えました。

圧巻の前半でした。

ボコられながらも勝ち点3はゲットしたものの、しがんでもなかなかカタノ味はしなかったアウェー戦を振り返ると、まったく違うチームのよう。

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試合内容はまた詳しく。

採点&寸評(先発陣)

GK 1 東口 順昭  6・0

DF岩波のふんわりの枠内ヘッドを抜群の跳躍力でセーブ。

一瞬体が伸びたかと・・・

キックもしっかり狙いがあり、ケガ明けにも関わらず、衰えないどころか進化すら感じさせます。

超人かよ。

DF 2 福岡 将太 6・0

71分アウト。

ビルドアップは、CB陣で群を抜いてうまし。

ここに立て、という指差し指示も多数。

ただ後半になると疲労からかミスが増え、貴重な交代枠を使うことに。

伸びしろというか、課題です。

DF 5 三浦 弦太 5・5

後半45分までのプレーは、6・5以上と言っても過言なし。

しかし最後の最後で、松尾のドリブルについていけませんでした。

3バック中央で、1対1のリスクに常にさらされる中で素晴らしいプレーでしたが、90分もたなかったことは残念・・・

DF 20 クォン ギョンウォン 6・0

積極的な攻守で前にも関わり、足がつっても穴をあけなかった闘志は素晴らしい。

燃える闘魂DF,というイメージが付きつつあります。

こういう選手、大好きです。

DF 24 黒川 圭介 5・5

59分アウト。

1対1での仕掛けは、間違いなくチームの武器。

負傷明けなので仕方ないですが、もう少し引っ張りたかった気も・・・

MF 8 小野瀬 康介 6・5

90分戦い続けてくれることがこんなにありがたいとは。

爆発的なスピードがあるわけではないですが、85パーぐらいのパワーを出し続けられる強みがあります。

まじで怪我せんといてくれ~。

MF 10 倉田 秋 6・0

71分アウト。

前半はブレーキの壊れたバイクのごとく、攻守に走りまくり。

オフサイドになりましたが、あのゴールが決まっていれば・・・

後半はさすがにエネルギー切れでミス頻出し、交代に。

ただチームの温度を上げる仕事は、やはり10番のあなたが適任です。

MF 15 齊藤 未月 6・5

偽インサイドハーフ、と言えるようなポジションで、攻撃も守備も前へ前へ。

持ち味が出まくり。

胸トラからの鮮やか先制ゴールは、パナスタ世界遺産に認定したいぐらいの芸術性でした。

MF 17 奥野 耕平 5・5

59分アウト。

ポジション争いへの危機感がいい方向に出たのか、積極性とミスを減らす、という両方の課題に真っ向から向き合えていた印象。

やればできるやん!!といった感じでしたが、ぼろが出る前に替えられた、と感じでしょうか。

他の疲労具合を見ていると、もう少し長くプレーさせたかった気も。

MF 48 石毛 秀樹 7・0

今ならデブライネ、同世代のプレミアファンならスコールズを彷彿させるような最高のラストパス。

ぐぐっと伸びて、ギリギリDFが触れない軌道とか、あれだけで白飯3杯とビール5杯いけますわ。

プレッシングのタイミングや、つなぎ役としての仕事も抜群。

かつてアジア年間最優秀若手に輝いたサッカーセンスを、十分に堪能させていただきました。

ごちそうさま。

FW 32 坂本 一彩 6・5

79分アウト。

広島戦の1ゴールが、自信になったのか。

いや、そんな単純なもんなのか。

いつの間にか、大黒様が乗り移ったのか。

ボールのおさめ方、相手の逆を取ってシュートまで持ち込んだふてぶてしさ、常に背中でボールを隠しながら運んで先制点につなげたロングドリブル。

この試合だけなら、どこへ出しても恥ずかしくないセンターFWに。

この内容が続くなら、鈴木武蔵とポジション争いができるレベルに見えます。

途中出場&監督採点

DF 4 藤春 廣輝 5・0

59分イン。

終盤のチャンスで痛恨のトラップミス。。。

守備の仕事ではギアを上げてきた浦和の右サイドに必死で対応してくれましたが、あそこは細心の前トラップが見たかった・・・

MF 23 ダワン 5・5

59分イン。

中盤の強度を保つための仕事はまっとうしてくれましたが、完封には貢献できず。

DF 13 髙尾 瑠 5・5

71分イン。

守備で破綻は生まずも、攻撃で決定的な仕事を求めるのは酷ですかね・・・

DF 3 昌子 源 5・0

71分イン。

試合の入りに失敗したのか、あっさりと抜かれるシーンも見受けられ・・・

レギュラーが遠のく内容。

FW 18 パトリック ―

79分イン。

時間短く採点なし。体は張ってくれましたが、それ以上でも以下でもなし。

片野坂知宏監督 5・5

前半は最高の出来でした。

ただボランチ、後ろを代えた交代策により、前の運動量が低下した終盤は押し込まれてしまい。

難しい判断ですが、交代カードも積極策を見たかった気がします。

ただこのサッカーを続けてほしい!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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