【徹底分析】ガンバ大阪は広瀬すずで90分戦うのか、それとも後半はアリスを目指すのか。瑞々しさと大人の味で揺れる。

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2022年7月2日・J1リーグ ガンバ大阪1-1浦和レッズ@パナスタ

前節の広島戦で、大きく変化したガンバ大阪を「彼女がいきなり広瀬すずになった」と書きました。

夢かと思っていたのですが・・・

この日の前半も、広瀬すずでしたwww

布陣&狙い

快勝した前節・広島戦からダワンに代え奥野、山見に代えて倉田が先発。

前半は中2日の影響を感じさせず、最高の出来でした。

前節と同じく、攻撃時は奥野がアンカー、石毛と斉藤がインサイドハーフに可変。

右は福岡&斉藤&小野瀬、左はディエゴ、石毛、黒川のトライアングルで前進し、詰まれば奥野や倉田がサポートしてボールを逃がす。

さらに相手が前からプレスに来ても、ディエゴから坂本への長いクサビなど、お互いがいいタイミングでボールを動かすシーンが数多くみられました。

中でも石毛と坂本の出来には脱帽です。

二人ともプレッシングのセンスが抜群で。

石毛は中盤の潤滑油として。

坂本はチームが詰まった時の前線のターゲットとして、素晴らしい仕事ぶりでした。

パナスタ遺産認定の超絶カウンター

そして前半33分。

パナスタ遺産に登録したいほどの超絶カウンターから先制。

ヒガシがCKをキャッチし、すばやく坂本へ渡してカウンターを発動。

坂本はぐいぐいとドリブルで運び、左サイドの石毛へ。

石毛が右足で、浦和DFはギリギリ届かない右サイドにストレート系のラストパス。

これを胸トラップでコントロールした斉藤が、右足でぶち込みました。

東のキャッチから、ゴールまでまずか18秒。

ロストフの14秒、ならぬパナスタの14秒と言いたくなるような、見事なゴールでした。

片野坂ガンバとしては、最高の出来と言える前半45分だったのではないでしょうか。

後半の失速、浦和の逆襲に耐えきれず

しかし後半、広瀬すずばりの魅力的なサッカーがに陰りが・・・

浦和が右サイドにモーベルグと酒井宏樹を投入し、個の質と走力、パワーでガンバの左サイドを攻め立て始めます。

相手ボールの時間がじわじわと長くなり、前半あれほど機能していたプレッシングも少しずつ緩み・・・

疲労に対抗する策として、マイボールの時間を増やそうしましたが、疲労からかミスも増加。なかなかラインを上げられず、押し込まれる時間が増えていきました。

片野坂監督は攻撃のてこ入れというより、黒川→藤春、奥野→ダワン、福岡→昌子、倉田→高尾、と守備の強度を落とさないよう交代策を打ちました。

しかし前からの守備強度が上がらないため、じわじわと真綿で首を絞められるように攻められ。

後半45分。三浦が途中出場した浦和FW松尾をひっかけ、PKを与えて追いつかれてしまいました。

目指すは最後まで走れるチームか、それとも大人の戦いができるチームか

片野坂監督はこんな風に話しています。

--2点目は取りたかったと思いますが、最後ああいう展開になったのは、ある程度疲労があって押し込まれる想定の中での交代だったのでしょうか。

想定内ではないですね。やはり前半の戦いを後半も続けたかったですし、後ろの選手を入れて、いま言われたように守備的に、と思われるかもしれませんが、選手たちの疲労が見えていました。後ろの選手は福岡(将太)にしても足をつっていましたし、黒川(圭介)にしても連戦の中で少し疲労が見えました。奥野(耕平)のところはですね、調子はすごく良さそうに見えたんですけど、やっぱりダワンが中盤のところで球際だとか戦ってくれる選手なので、そういう良さでもっともっとチームに勢いが出ればなと。

本当なら、後ろではなく前の選手を入れて攻守で強度を高めたかったのが本音のようです。

それならば、後半はもっと思い切って守備に比重を置き、相手をいなしながら時間を使う、というサッカーも選択肢のひとつのはず。

瑞々しさが売りの広瀬すずと言うより、クセも色気も醸し出す姉・広瀬アリスのような大人のサッカーができれば、疲労を軽減しながらの戦いができたのでは、とも感じます。

広島戦、浦和戦と、時間帯によっては素晴らしいサッカーができ始めたことは事実。

片野坂監督は、スポーツ報知の記事内でこんなコメントを。

https://hochi.news/articles/20220703-OHT1T51011.html

「走れなくなったから、守りに入る、とは思っていない。前半の戦いをどれだけ続けられるか。それを選手に求めていきたい。走れないなら走れるように。交代選手も、勢いを止めないように。そういう準備を全員でやっていきたい」

つまるところ、最後まで広瀬すずで戦うってことでしょうか・・・

ばてまくって、後半はアリスどころか、ただの宮本ガンバ時代に戻ってしまう懸念もありますが・・・

しかし今の変わりつつあるチームに、文句を言うつもりはありません。

片野坂ガンバの無謀ともいえる真夏の大冒険を見守りましょう。

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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