前書き
もはや悔しい感情すら、薄れかけています。
もう諦めたくもなっています。
6連敗。
期待に応えてくれない選手達を、応援する意味などあるのか。
多くのガンバサポが、そんな感情を抱えているのではないでしょうか。
漫画『ハイキュー』の大好きな台詞です。
弱く平凡な自分だからこそ、下を向いて落ち込んでいては、這い上がることなんてできない。
田中龍之介の言葉が刺さります。
今はこの現実を、冷静に、冷静に書き綴ろうかと思います。
1冊115円のDMMコミックレンタル!戦評
マリノス戦から先発7人を入れ替え。
山本悠樹が負傷開けの初先発でした。
序盤は右インテリオールに入った悠樹が攻撃の起点となり、杉山、半田と絡んで右サイドで攻撃を組み立て。
相手をサイドに寄せ、機を見て左サイドへ展開する形でチャンスを作りかけていました。
しかし佐藤がPKを与えて失点。経験不足なのか、エリア内で慌てて足を出してしまいました。
この1点が流れは京都に。
ガンバは時折カウンターでチャンスも迎えましたが、精度悪く0-1でハーフタイムに。
前半の終盤からは、悠樹とダワンのポジションを入れ替え、悠樹にアンカーでゲームコントロールを託すことに。
すると後半8分、今度は佐藤がエリア内でつかみ倒されてPK獲得。
帳尻合わせしてくれるタイプの主審か。
と胸をなで下ろしたのもつかの間、武蔵が放った衝撃のコロコロ真ん中PKは、相手GKの残り足に止められました。
PKも決めてくれへんのか・・・
ポヤ将はすぐにジェバアラ黒川を投入。
アラーノよりネタ投入で悠樹インテリオールの方が・・・
とは思いましたが、案の定押し込んだ相手に対し、バイタルエリアからのアイデアが不足。
唯一、ジェバと宇佐美の絡みで迎えた決定機も、宇佐美がまさかのインサイど正面シュート。
トンネルをぬけることはできませんでした。
採点&寸評
2023 ルヴァン杯第5節 ホーム・京都サンガ戦(5月24日) | |||||
名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
GK | 東口順昭 | ||||
石川慧 | △ | ||||
谷晃生 | 〇 | 6 | やられた!と思った瞬間を止めたのはいつぶりでしょうか。しかし勝利にはつながらず… | ||
DF | 福岡将太 | 〇 | 6 | ナイスカバーの連続で奮闘。終盤疲れて決定的なミスも。新潟まで疲れ残さないか不安でいっぱいです。 | |
半田陸 | 〇 | 6 | 対人強度は群を抜くレベル。正直いつ海外に引っこ抜かれても不思議はありません。 | ||
藤春広輝 | |||||
三浦弦太 | |||||
高尾瑠 | |||||
佐藤瑶大 | 〇 | 5 | PK献上は軽率でしたが、PK奪ったことでチャラ。守備はスピード不足がやや怖いも、セットプレーの迫力は魅力。 | ||
権敬源 | |||||
黒川圭介 | △ | 5 | 攻撃のカードとして途中出場も、得点絡めず。右足シュートは入る気しませんでした。 | ||
柳沢亘 | |||||
江川湧清 | 〇 | 4.5 | ビルドアップで足を引っ張り、前半にはVARあればPK疑いのファウルも。黒川を使い続ける理由はわかりました。 | ||
MF | 山本理仁 | ||||
倉田秋 | |||||
福田湧矢 | 〇 | 5 | またも福田対決(マッチアップも京都DF福田)に手を焼き違い出せず。センスの不足を感じずにはいられず。 | ||
ネタ・ラヴィ | △ | 5.5 | 途中からインテリオール起用も大きなチャンスには絡めず。ボックス内への動きも欲しい。 | ||
塚元大 | |||||
ダワン | 〇 | 5.5 | アンカーとしてはボールさばきで物足りず、インテリオールとしては攻撃センスが。ヘディングしか残らないのか。 | ||
杉山直宏 | 〇 | ||||
山本悠樹 | 〇 | 6 | 相手の逆をつきまくるいいときの彼でした。ただアンカーより前で使って得点機に関与させたい気も。 | ||
中村仁郎 | |||||
アラーノ | △ | 5 | 30分近くプレーしてほぼ印象なし。 | ||
石毛秀樹 | △ | ||||
FW | 宇佐美貴史 | 〇 | 4.5 | あの決定機を決めてくれないのはエースとして失格。守備も下手なりに奮闘していただけに残念。 | |
食野亮太郎 | △ | 4.5 | カットインから右足シュート。敵がいようがいまいがそれ以外の選択肢なし。 | ||
鈴木武蔵 | 〇 | 3 | 衝撃のPK失敗。1トップ起用よりまだサイドの方が持ち味は出るのか。 | ||
ジェバリ | △ | 4.5 | クロスに飛び込む迫力は皆無。リードされた展開で動きの少なさは致命的です。 | ||
山見大登 | |||||
監督 | ダニ・ポヤトス | 4 | もはや何をやっても勝てず…もう開き直って好きにやって欲しい気がしてきます。 |
敗北の中で見えたわずかな光
山本悠樹の復調は、わずかとは言え見逃せない光でした。
現在のチームで攻撃に変化をつけられる存在、相手の逆を取ってチャンスを作り出してくれる存在、スペースを見つけ出して走ってくれる存在は彼以外に見当たりません。
新潟戦の推奨スタメンはこちら。
平凡で弱い僕らに、下を向いている暇などないのです。
さあ、次に向かいましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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