【忖度なき採点&寸評】この敗北はもはやジャイキリにあらず。プロとして、ただ恥にまみれた天皇杯初戦敗退。2023年6月7日 ガンバ大阪1-2高知ユナイテッド@パナスタ

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前書き

世間は言いました。

ジャイアントキリングや!!

と。

しかし2018年には関学大に、2019年には法政大に、そして今年はJFLの高知ユナイテッドに負けている我らがガンバ大阪は、本当にジャイアントなのでしょうか。

緩い立ち上がりで喫した1失点目、さらに同じミスを2回繰り返した2失点目。

ゴリ赤木が湘北にたたき込んだこの精神は、ガンバ大阪にはかけらもなし。

これをプロといっていいのか・・・

この屈辱的敗戦を、深掘りしていこうかと思います。

お名前.com

戦評

リーグ戦から先発7人を入れ替えましたが。ネタ、山本悠樹、三浦は残したところを見ても、ポヤトス監督の狙いが透けて見えました。

やっとリーグでは2連勝したし、この流れを止めるわけにはいかん

しかしふたを開けてみれば、選手達は勝利だけを追究した、と言えない立ち上がりの雰囲気でした。

Jリーグでここ数試合でみせているような立ち上がりからの強度は感じられず。

相手は4-5-1でブロックを組む中で、両ウイングの杉山、福田を生かしてスペースを作り出して得点を取りたい、という狙いがあったとみられます。

しかし、チームとしての勝利より前に、個人としてアピールしたいという思いが裏目に。

前半4分、中盤で福田がドリブルをカットされ、カウンターを受けます。

まず福田がドリブルを仕掛けた判断ですが、間違いなくミス。

アタッキングサード(相手ゴール前の3分の1)ではドリブルの仕掛けも必要ですが、ミドルサード(中盤3分の1)でドリブルするときは、奪われた時のカウンターのリスクを理解していなければいけません。

それを無視してボールを失い、カウンターを受けて後方は3対3に。途中、三浦が足を滑らせたことでさらに前線深くまで運ばれてしまいました。

それでも個人能力で押さえられると思ったのか、ポジショニングに隙が。

最終的には高尾がマークすべき選手を完全に開けてしまい、先制点を奪われてしまいました。

こうなると、相手はよりブロックを強固に、カウンター狙いの色がはっきりと。

はっきりと相手は5バックのため、ガンバの両ウイングには常に近い距離でマークがいる状態となりました。

ここを個人の力ではがそうとしましたが、特に右の杉山がドツボ状態。

仕掛けはキレがなく、パスはずれ、トラップは止まらず。

両SBとの関係性も微妙で、ポジションチェンジなどでスペースを作り出すことが出来ませんでした。

石毛や悠樹らがポジションを動かしながら、何とか崩そうと工夫しましたが、決定機は石毛のフリックから山見が迎えたチャンスぐらいでしょうか。

しかし両サイドのウイングがここまで機能せず、1トップの山見はボールをおさめるタイプではなく、クロスを放り込むことが出来ない状況は、相手にとって守りやすかったはず。

だって中央突破しかないんだもの。

そうしているうちに、今度は2失点目。。。

悠樹がDFラインに落ちてボールを運び、左サイドは福田が内側に入って、藤春が高い位置に。

悠樹は福田に一度パスを当てて起点を作ろうとしましたが、これがカットされてカウンターに。

この時点で後ろは3対3。

中盤の戻りも遅く、右から左に振られた時点で中でマークをつかみきることができず。

最後はクロスに背中を取られた三浦が、オウンゴールという結果になりました。

後半は杉山、石毛、山見を外して、アラーノ、ジェバリ、食野を投入。

幅を取るプレーに固執せず、アラーノ、食野はウイングではなく中に進入して、外はサイドバックに任せてプレー。

細かいパスワークで中をこじ開けようとしましたが、人海戦術の前に屈する形に。

終盤、パワープレーで1点を返しましたが。。。

それで取れるなら、もっと早い時間からやればいいんちゃうんか。。。

と思いはしましたが、すでに時遅し。

JFLで10位の相手に、あっさりと敗れ去りました。

スカパー!

採点&寸評

2023 天皇杯2回戦 ホーム・高知ユナイテッド戦(6月8日)
  名前 先発 サブ 採点 寸評
GK 東口順昭        
石川慧      
谷晃生   5 2失点に責任はないけど…出れば負けてしまうという悪い流れはJFL相手にも止まらず。
DF 福岡将太        
半田陸        
藤春広輝   4 スピードという最大にして唯一の武器をなくしてしまったのか。悲しいけれど、見納めになる可能性すら感じてしまいました。
三浦弦太   4.5 肝心な場面で足を滑らせて1失点目に絡み、背中を取られてオウンゴール。1ゴールじゃ穴埋めできませんわ。
高尾瑠   4 敗北の最大要因となった失点に大きく関わるポジショニングミス。攻撃も味方とうまく連動できず、守備でも相手にぶち抜かれるシーンも。半田との差は広がる一方に感じます。
佐藤瑶大   5 ディエゴの負傷で緊急出場。相手を押し込んで後方にスペースがあると、スピード不足を露呈しました。
権敬源   4 負傷で前半交代。無事これ名馬の逆を行く。現役韓国代表としての影も形もありません。
黒川圭介      
柳沢亘     中盤で途中出場も、ほぼロングボール投入要員に。
江川湧清        
MF 山本理仁        
倉田秋        
福田湧矢   4.5 スペースのない相手に何もできず。中盤での無謀ドリで1失点目の逆起点に。できることが少なすぎます。
ネタ・ラヴィ   4.5 2点目のカウンター時、ちんたら戻る姿には吐き気が。天皇杯を練習試合だと思っていたのかもしれません。
塚元大        
ダワン        
杉山直宏   4 ほぼすべてのプレーがミスに。自信という翼を失い、ウイングとしての再生には相当な時間がかかるのではないでしょうか。
山本悠樹   4.5 必死にスペースを探そうとしていましたが…ミスも多く、ゴール前での精度は課題。リーグ戦への影響が不安。
中村仁郎        
アラーノ   5 後半から出場すると、強度や切り替えをピッチに落下させましたが…狭いスペースを打開するクオリティーは不足。
石毛秀樹   5 前半は山見へのラストパスや藤春へのスルーパスなどチャンスメーク。ただどん引きされた相手を壊すパワーは不足。
FW 宇佐美貴史        
食野亮太郎   4.5 狭いスペースを果敢にこじ開けようとしましたが、終盤の決定機を決めていれば結果は違ったのかもしれません。
鈴木武蔵        
ジェバリ   5  
山見大登   4.5 もはやビル群に紛れ込んだ子羊状態に。狭いスペースでもできる何かがなければ、生き残れません
監督 ダニ・ポヤトス     4 選手が不調だろうが、JFL相手に負けた最大の責任者はあなた。ウイングを生かす戦術の採用は再考すべきでしょうか。

あとがき

なぜ、ガンバ大阪はこんなにあっさりと格下相手にも負けるのか。

それは弱いから。

どの試合でも強度を出せるメンバー、フィジカル面でもメンタル面においても両面で戦える選手が少なすぎます。

そして悪い流れに陥った時、それを変えられる選手が少なすぎ。

後半、食野のプレーは決して褒められたものではなかったかもしれませんが、何とかしてやろう、という気迫だけは買いかと。

戦術面でも4-3-3でウイングを起用して相手の守備を広げ、スペースを使っていく方法と、ここ2試合やっているウイングを中に置いて中盤の密度を上げて、ショートカウンターを狙っていく戦い方の使い分けは、まだまだ課題でしょう。

もう天皇杯は帰ってきません。

FC東京戦に引きずらないことがまず第一。

Jリーグで立ち直りつつあったチームを、この1敗で頭ごなしに批判する気もありません。

ただ、4部リーグのチームに負けたことを、クラブ、選手達には心から恥じて欲しいと願います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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