前書き
やってしまいましたね・・・
論ずるに値しない試合を。
球際で負け、切り替えの速度で負け、戦術的にも負け、ミスまで連発。
勝てるはずなし。
札幌まで足を運ばれた方々には、せめてフードや酒を楽しまれたことをなぐさめにしてほしいです。
勝っていれば、その倍はうまかったはずなんですけどね・・・
きょうは厳しく断じていきたいと思います。
戦評
スタメンはこの形ですが、鍵となるのはマンツーをいかにはがすのか。
本来ならGK東口もつかいながら、相手のずれを生み出していきたいところでしたが・・・
そんなことを考える前に失点。
ペナルティーエリア外からだったので、打たせてもそこまで怖くない、という意識が働いたのかもしれませんが、シュートは最高のコースにとんでしましました。
まあ、あの距離ならヒガシなら・・・という気もしてしまいましたが。。。
その後、札幌は主に福岡ではなく、ディエゴにボールを持たせて、効果的な前進を許しませんでした。
マンツーはカバーがいないため、局面で1対1を制することが出来れば、チャンスはつくれるはず。
その違いをつくれそうなラビには簡単に突っ込まず、山本には馬場がしつこく対応。なによりジェバリを完全に押さえ込んだ宮沢のプレーは見事でした。
サイドバックの攻撃参加にも、両ウイングバックが責任を持って対応されてしまいました。
一方、札幌の攻撃は前線に5人が並び、ガンバの4バックに対してずれを生みだそうとしてきました。
これは諸刃の剣で、相手が前に5人並んだところで大きく跳ね返すことが出来れば、チャンスも生まれるはずなのですが・・・
ガンバは最終ラインで大きく跳ね返し、こぼれ球を拾いたかったのですが、ことが出来ず、セカンドボールでの競り合いでも分が悪かったことで、札幌の流れを崩せず。
そして後半14分。
ネタのトラップが大きくなって自陣でボールを失うと、ディエゴが軽くかわされて駒井にファウル。
これはプレーオンとなりましたが、近くにいたネタは足を止めてしまい、この隙を小柏に突かれてしまいました。
するっと抜け出されてシュートを放たれ、東口がなんとか止めたこぼれ球を最後はまたスパチョークに詰められて2失点目。
この場面、最後はゴール前まで戻ったダワンが頭を抱え怒鳴り散らし、怒りを表していたのが印象的でした。
なにぬるいプレーやってんねん!!!と
その視線の先は緩慢なプレーをみせたネタか、軽いプレーでかわされたティエゴだったのか・・・
その後は交代策でなんとか流れを変えようとしましたが、3バックへの変更も効果を見いだせず、カウンターからさらに2失点。
3失点目。同じ韓国人のキムゴンヒをあっさりフリーにし、さらにシュートを打たれた後にも棒立ちだったディエゴは、集中力を欠いていたとしか思えませんでした。
攻守でまったくいいところを発揮出来ず、今季最多タイの4失点大敗となりました。
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採点&寸評
2023 J1リーグ第26節 アウェー・コンサドーレ札幌戦(9月2日) | |||||
名前 | 先発 | サブ | 採点 | 寸評 | |
GK | 東口順昭 | 〇 | 5 | 立ち上がりのセーブは光りましたが、ボール保持時の判断がやや遅く、3失点目はあなたならキャッチできたはずです。 | |
石川慧 | △ | ||||
谷晃生 | |||||
DF | 福岡将太 | 〇 | 5 | 相手プレス受け効果的なビルドアップできず。1失点目は寄せがあと1歩甘い。跳ね返す力もやや弱く、流れを引き戻せなかった印象。 | |
半田陸 | |||||
藤春廣輝 | |||||
三浦弦太 | |||||
高尾瑠 | 〇 | 5 | 攻撃参加のタイミングは悪くないんでしょうが…クロスは誰狙いなのか不明。守備ではいいブロックありも、攻撃で違いみせてほしい。 | ||
佐藤瑶大 | △ | 5 | 交代で3バック中央に。しかしそこから2失点。4失点目、寄せきれなかったのは悔やまれるところ。 | ||
権敬源 | △ | 4 | 軽いし、ファウル多いし…左から長いボールでのプレス回避も皆無では、左利きの意味もなし。正直、今の状態では起用する意味を感じられません。 | ||
黒川圭介 | 〇 | 4.5 | 攻撃面では武器ですが、やはり守備でもう少し力強さが欲しいところ。SBはDFなのですから。 | ||
柳沢亘 | |||||
江川湧清 | |||||
中野伸哉 | △ | 5 | 右WBとしてプレーしましたが、試合展開的にも特長を発揮するシーンは限られました。 | ||
倉田秋 | △ | 4.5 | 約2か月ぶり復帰。守備の強度からリズムを作りたかったですが、距離感が遠く持ち味は出ませんでした。 | ||
福田湧矢 | |||||
ネタ・ラヴィ | 〇 | 4 | ディエゴと並び、本日のワーストプレーヤー。試合の流れを決めた2失点目は、彼のトラップミス&緩慢プレーから招きました。 | ||
塚元大 | |||||
ダワン | 〇 | 5 | チームの流れが悪かったことで、前に出て行くタイミングを見いだせず。ただ昨季の斉藤未月が乗り移ったかのように味方のミスを詰める姿には、頼もしさを感じます。 | ||
杉山直宏 | |||||
山本悠樹 | 〇 | 4.5 | マンツーマンの相手からずれを見つけ出せず。個の力だけで何とかできる選手ではないだけに、苦しい展開に。ただ食野に出したラストパスは、右のアラーノのほうがベターだった気はします。 | ||
中村仁郎 | |||||
アラーノ | 〇 | 5.5 | いいランニングもありましたが、この日はそこにボールが出てこず、といった印象です。 | ||
石毛秀樹 | |||||
FW | 宇佐美貴史 | ||||
食野亮太郎 | 〇 | 5.5 | 一番ゴールのにおいはしましたが…後半の決定機で仕留めきれるようになれば、不動のレギュラーは近いはず。 | ||
鈴木武蔵 | △ | 5 | 古巣相手に決定的なヘッドも決めきれず。どこか晴れない表情といい、このままガンバで輝けないまま終わる気配が漂います。 | ||
ジェバリ | 〇 | 4.5 | マンツーマンに苦しみ、ポスト役も満足にはこなせず。もう少し味方をシンプルに使ってプレーしてほしいところ。 | ||
山見大登 | △ | 5 | 前節の救世主もこの日は見せ場ほとんどなし。ボールタッチが荒くため息を誘いました。 | ||
唐山翔自 | |||||
監督 | ダニ・ポヤトス | 4 | マンツーでくることがわかりきった相手に何もできず。ミシャとの監督対決は完敗ですが、これも勉強にしてほしいところ。 |
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あとがき
この試合では、何かがかかっているチームと余裕のあるチームのメンタルの差が大きく出ました。
9戦未勝利でこれ以上負ければ、残留争いに片足を突っ込む札幌と、もはや抜け出した余裕すら漂ったガンバ。
球際の攻防やボールへの反応では、はっきりとその差が見えてしまいました。
その中でも、特にひどかったのがディエゴとネタ。
韓国、イスラエルの代表経験も豊富なふたりが、こんな気の抜けたプレーを見せるとは残念以外のなにものでもありません。
ただディエゴは今季、コンディションもいいようには見えず、とうとう韓国代表からも落選。
なにか問題を抱えているのでは、と感じてしまいます。
ネタも相手が彼のプレースタイルをわかってきた中で、無理には突っ込まずしつこく前に立たれると、パスセンスがそこまであるわけではないので、大きな違いは見せられない、という部分が出てきました。
ただそれも、戦術的に相手を上回るものを提示できていない中で、少しずつ選手の集中力に差が出てきたようにも感じます。
タイトルも残留もかからない残り試合。
これを有効なものにできるかどうかは、ポヤトス監督の手腕と選手達の心構えにかかっています。
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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