なぜこんなに失点が続くのか…
更新が遅くなってしまいました。
ショックを引きずったというよりは、忙しかったのですが・・・
しかしこの間に、3回は試合を見ました。
正直、悪いところより、攻撃面でのいいところが目に付いてしまいます。
ですが心を鬼にして、きょうは課題に切り込んでいこうかと。
2点取られても、3点取ればいいやん!!
昔はやった言葉ですが、現代サッカーではそうもいきません。
もっと言えば
4点取られても、5点取ればいいやん!!
なんて言葉はありません。
今季ノーゴールの試合は1試合(神戸戦)しかないのに、リーグ6試合中5試合で複数失点では・・・
4点をぶち込まれた湘南戦を振り返り、なぜ我らがガンバ大阪はこんなに簡単に失点するのか、という点について考察してみます。
失点の詳細検証
立ち上がりは悪くなかったのですが、、、
前半21分、DFラインの後ろに放り込まれたパスの処理を、GK谷が誤って、町野に決められて失点。
これは
DFが走る町野をブロックしていれば、谷もミスらなかったよ!!
という擁護の声も聞こえますが、それはむしろ谷に失礼でしょう。
100パーセント、谷のミス。
しかし、GKがミスをして失点、というのは起こりうるんです。
だって誰もカバーしてくれないんだから。
2点目はゴール前で、江川がクリアしたセカンドボールを三浦がクリアしたが相手に当ててしまい、絶好のラストパスに。
その前のボールの失い方も悪かったですが、止められそうな場所を探すとすれば、クロスに対応した黒川でしょうか。
その寄せがわずかに甘く、中央へとボールを送られたので。
3点目はFKに谷が飛び出して触ったが、これが小さく町野へ。
絶妙ループを許しました。
谷のタッチは確かに小さく、中途半端。遠くにはじけないのではれば、出るべきではないシチュエーションでしょうか。
ただ、触るという最低限のことはしただけに、カバーに入ることを怠ったDF陣も問題ありかと。
4失点目は、自陣でのロストから。
左右に振り回され、最後は大外の町野。
しいていうなら、ボールウオッチャーになった江川が町野を見逃しましたが、あれだけ左右にふられては・・・
後半、ジェバリが1点を返しましたが、この試合的には焼け石に水・・・でした。
変えるべきポジションは??
直近の試合は満足していないが、ポジティブに捉え、分析して、やりたいことはピッチ内の現象として起きている
これがポヤトス監督の言葉。
本音で言えば
チャンスもできてるし、あと決めるだけやねん。わけわからんミスからの失点は、おれにはどうしようもないやん・・・
でしょうか。
ちなみに、ガンバの今季リーグ戦15失点の内訳は。
PK 2
セットプレー 3
クロス 2
30メートル未満のパス 2
ドリブルから 2
こぼれ球から 4
なかなかまんべんなく取られていますな・・・
サイドバックはそこまで極端に高い位置をとるわけではないですが、3トップと2インテリオールの5人は相手陣深くに入り込み、時にアンカーも積極的に攻撃に加わる現状のスタイルでは、カウンター気味の失点数がかさむのは致し方ない部分もあります。
ただその失点が得点より上回ってしまうなら、戦術が破綻しているということ。
しかし、現状ではあまりにミスがらみの失点が多すぎて、評価しづらい部分がありますよね。。。
ミスがらみの失点を数えると
柏戦 山本悠のクリアミスから
広島戦 東口のパスミスからネタPK
札幌戦 福田のミスパスから独走許す
湘南戦 谷、三浦のクリアミスから
計5点となるでしょうか。前失点の3分の1ですね。
さらにミスとは呼べないまでも、球際で敗れてクロスを上げさせる、など黒川のサイドからやられている場面は目に付きます。
すでにディエゴは負傷から復帰した、という情報もありますので、悪癖を絶ちきる意味でも、DFラインの顔ぶれは変えるのも一つの手では、と考えています。
多くの失点に絡んでいる三浦、黒川は、一度外して自らを見つめ直す時間にあててもいいのでは。
4バックなら右から半田、福岡、ディエゴ、江川と並べ、まずは守備から試合に入る。
前半でリズムをつかめば、後半は黒川の投入なども考えながら圧力を強めていく。
そしてGKは・・・まずは経験ある東口で固定し、チームが落ち着くのを待つ。
こんなプランが浮かびます。
まずはメンバー入れ替えもあるであろう、ルヴァンカップ・FC東京戦で誰がアピールするのかに注目。
ここで結果を残した選手が、リーグ戦の救世主となってくれることを切に祈ります・・・
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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