【リーグ再開直前SP】ガンバ大阪、勝負の後半戦へ!!別れの夏は過ぎ、風あざみ…〝取らぬ狸の皮算用〟で補強診断

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夏に冬眠とはこれいかに

移籍市場が賑わう中で、冬眠を続けてきた我らがガンバ大阪。

それにともない、僕も冬眠しちゃってましたwww

聞こえる話題は出ていく話が主で、ここまで発表された加入はレンタルバックの唐山翔自のみ。

これじゃ満足できないよ・・・とヤキモキしていた矢先に、少しは踊れるニュースも。

ますは今夏の動きをまとめてみます。

OUT 若きホープが去る…

まずは山本理仁がベルギー1部・シントトロイデンへ期限付き移籍。

昨夏に東京ヴェルディから完全移籍で獲得したプレーメーカーでしたが、加入直後の昨季は負傷、今季はネタの存在もあって出場機会も限られ、ほとんど存在感を出せませんでした。

山本悠樹が絶対的な存在となりつつ、ネタ、ダワンという中盤3人が好バランスを形成し、攻撃のカードとしては宇佐美貴史が控える中盤では、理仁が今後に爆発的に出場機会を増やす、という可能性は誰かの怪我以外では考えにくく。

またポヤトス監督の目指すスタイルは、理仁がヴェルディ時代に慣れ親しんでいたショートパス主体のティキタカ(バルサに代表されるテンポのいいパスサッカー)とは少し違うところも、出場時間を伸ばせなかった理由かと。

来年にはパリ五輪も控える中で、移籍決断は致し方ないのかな、と受け入れました。

そして谷晃生もベルギー2部・デンデルに期限付き移籍。

東口とポジション争いで開幕スタメンは勝ち取ったものの、チームの調子が上がらず、谷個人のパフォーマンスも低調でした。

その中で東口に取って変わられ、37歳のベテランはチームの調子を押し上げる高パフォーマンスを披露したので、ベンチ降格はやむなし。

その中で海外移籍を決断するのも、避けられないでしょう。

ただ・・・ベルギー2部、しかも昨季10位って、そんな微妙すぎるクラブしかなかったのか??

鈴木ザイオンのマンチェスターUオファーなど、景気のいい話も聞こえては来ましたが、東京五輪の正守護神で、日本代表歴もあるGKが、ベルギー2部の下位チームからしかオファーがこない現実に、日本人GKへの評価の低さを感じざるを得ませんでした。

IN まだ未確定も懸念のSBは・・・

現時点で確定しているのは、水戸からレンタルバックのFW唐山翔自のみ。。。

しかも愛媛、水戸にレンタルしていた2年半で計7ゴールと、結果を残したと言えないストライカーをこのタイミングで戻した理由には、複雑な事情が絡んでいます。

今夏、スコットランド1部・ハーツからオファーを受けたDF半田陸。

今季加入した右サイドバックは、前半戦のパフォーマンスからみて、当然海外から注目されてしかるべき存在でした。

ハーツとの交渉はうまくいかなかったようですが、他クラブから声がかかってもまったく不思議はなかったように思います。

しかし練習中に負った左ひ骨(すね)の骨折で、全治3か月の離脱に・・・

ここで重要なのが、21歳以下が必ずひとりは先発する必要があるルヴァン杯の問題です。

ベスト8までの道のりは、すべて半田が先発。

しかし半田が離脱した今、21歳以下が中村仁郎ひとりだけになっていたのです。

この状況を考えると、どうしても若手を確保しておく必要があったはず。

それが唐山の復帰に関係している、と見ています。

さらに飛び込んできたニュースが!!

https://hochi.news/articles/20230803-OHT1T51249.html

報知に鳥栖の19歳DF中野伸哉を獲得間近、だという情報が!!

左SBが本職ですが、鳥栖では右SBでもプレーしていただけに、半田の穴埋めとしては悪くないのか。

さらに遅れてスポニチには、横浜FCのGK市川暉記(24)をレンタルするという情報も。

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2023/08/04/kiji/20230803s00002179657000c.html

中野の獲得は、半田の穴埋めプラスルヴァンに向けた21歳以下の拡充、という面も含んでいるのでしょう。

市川は谷が抜けてGKふたり体制(東口、石川)という現状のフォロー、という要素が大きいように思います。

後半戦の予想布陣

そして未確定情報も含めた現状がこちら。

バランス的にはいいものの、やはりウイングに絶対的な選手が少ないことがやや気がかり。

ただ食野や福田、山見に仁郎と若くてのびしろのある選手もいるだけに、中途半端な選手を補強するのはあまり良策とも思えません。

あと、中野は右でもプレーできるとはいえ、本来は左の選手。

来季は法政大の今野息吹という左サイドバックが加入内定している中で、左SBを本職とする選手が黒川、藤春、中野、今野となるバランスの悪さは、少し気になります。

さらに21歳以下の選手を、慌ててこの夏に集めないといけなかった強化部の見立ての甘さは気になるところ。

目先の補強と、将来を見据えた補強。

この両立は難しすぎますが、これをいかにうまくやってのけるかが、ガンバの将来を決めるはず。

まださらにこの夏の動きがあるのか、注目していきます。

そしてなにより、川崎戦でスタートするリーグ戦。

試合が始まれば、目の前の勝利に向けて全力応援するのみ。

気合いを入れ直し、後半戦に向かいたいと思います!!!

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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