前書き
いよいよ開幕まで約2週間と迫ってきましたね。
今年はメディア発信のキャンプの練習試合情報などが本当に少なく、今のチームを知る手立てが公式しかありません・・・
やはり弱いチームとなると、こうなってしまうのでしょうか。。。
しかし、誰がどう見ても、今のメンバーに足りないのはサイドアタッカー。
去年は宇佐美、食野、アラーノらが務めましたが、明らかに全員サイドで打開するというよりは、中央でフィニッシュに殻みたいタイプ。
さらに食野、福田、仁郎も怪我で出遅れているような状況であれば、是が非でも外国人で埋めたいところです。
その中で、長く噂に上がってるのが、ブルガリア1部・レフスキソフィアに所属する
ブラジル人FWウェルトン・フェリペ。
現地報道では移籍に近づいていると報道されており、ガンバもフロントが外国人選手の獲得を明言しているので、獲得が近い可能性は高そうです。
ではウェリトン・フェリペとは何者ぞや、と調べてみましょう。
経歴&プレー動画
現在26歳のウェルトンは、175センチのサイドアタッカー。主に左サイドを得意とするようですが、利き足はデータサイトによると両足、となってます。
ここで挙げた動画を見てみると、ざっくりとしたプレースタイルは伝わります。
ブラジル人らしいボールタッチと、スピードを生かしてゴールに迫るドリブラータイプのようです。
やや気になるのは、自陣でのドリブルでテクニックをひけらかすようなプレーがいくつかあること。ただヘディングでのゴールも数々出てくる様子をみると、ドリブルして終わり、ゴール前には入っていかない、というレイジーなタイプではなさそう。
今シーズンはソフィアでリーグ戦16試合3ゴール4アシスト。
UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでは6試合2ゴールを挙げており、今季の数字としては上々です。
ただ過去のデータを見てみると・・・
昨シーズンはソフィアでリーグ戦30試合2ゴール3アシスト。
約2年間で53試合7ゴール9アシストの数字は、悪くはないですが少し得点力が物足りない気もします。。。
ブラジル時代の最高成績も、ボタフォゴで21試合5ゴール。
どちらかと言えば、得点を量産するというよりは、チャンスメーカーだと考えた方がよさそうです。
今のチーム状況を考えると、できれば頼りになるスコアラーが欲しいところではありますが・・・
ただ心配な点も・・・
さらに気になるのが、現地報道で400万€(約6億4000万円)だという移籍金。。。
数字だけをみれば、ここまでの大金をはたいて取る選手なのか、という疑念は残ります。
ただクラブが当然ディスカウントの駆け引きをしているからこそ、もはやキャンプも終わった開幕直前の時期までもつれ込んでいる訳で。
お安くいい選手、なんてものは現代サッカーではなかなか見つからないのが常識ですので、致し方ないのかも知れません。
かつてはアデミウソンを5億円をかけて取った、なんていう梶居強化部長の手腕もありましたね。。。
当時は5億で買ってももっと高く売れるかも、、、なんて戦略だったようですが。
ご存じの通り、飲酒ひき逃げ事故により契約解除。5億円を回収するどころか、という結末に終わりました。
もうひとつは、現地報道で出ている太りすぎという指摘・・・
たしかに動画でも、プレシーズンマッチっぽい映像では完全にぽっちゃりとしている気配が。
かつて太りすぎで来日し、西野監督を激怒させ、わずか1試合の出場のみに終わったゼ・カルロス(2010年)の再来とならなければいいのですが・・・
ウェルトン加入時の予想先発がこちら。
前は外国人ばっかりですねwww
それでも今年は、ぜいたくなんて言ってはいられません。
まずはJ1残留という大目標に向け、一日でも早いウェルトン加入とチームへのフィットを願います。
きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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