【忖度なき採点&寸評】浮かれるな!!勝って兜の緒を締めよ。これを言える日が今季中にくるとは…2022年8月31日・アビスパ福岡0-1ガンバ大阪@ベススタ

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前書き

劇的なパトリックのロスタイム弾で、ここ数か月は緩むことがなかったほっぺが緩みっぱなしのあなた。(はい、私です・・・)。

ここで現実に引き戻してあげましょう。

あの試合、元ガンバ大阪で現アビスパ福岡のTTこと田中達也が、あの時間帯にクロスを引っかけてカウンターの起点を作ってくれなかったのなら・・・

こんな世界戦だったわけです。

13位 札幌 勝ち点28 試合数26

14位 京都 勝ち点26 試合数25

15位 湘南 勝ち点26 試合数25

16位 ガンバ 勝ち点26 試合数27

17位 神戸 勝ち点24 試合数25

18位 磐田 勝ち点22 試合数26

2試合も消化試合が多いのに、ライバルたちに劣るって・・・

これ、相当やばい状況です。

今のガンバはまさに紙一重。

浮かれず騒がず次の準備を。

では採点に行ってみましょう。

採点&寸評

GK 1 東口 順昭 6・5

まさに勝ち点をもたらしたSGGK。

ルキアンの2連発を防いだ2度目の反応が、チームを救いました。

試合後は福岡(西)にいるとわかっていながら、東に足向けて寝られませんでした。

DF 13 髙尾 瑠 5・5

体重差20キロぐらいありそうなルキアンとマッチアップ。

起点はつくられまくり、途中怪しい判断などもありましたが。

痛そうなブロックも多々。耐えてよく頑張った!!

DF 5 三浦 弦太 6・5

得意のガチンコ対決でファンマにやらせず。

黒川への素晴らしいサイドチェンジもあり、攻守に貢献。

DF 20 クォン ギョンウォン 6・5

前任のヨングォン氏に何度も使った誉め言葉ですが、久々に。

さすが韓国代表!!

間違わないポジショニング、空中戦の力強さ、ブロックの質。

すべて一級品でした。

DF 24 黒川 圭介 6・0

守備7、攻撃3のサイドバックの教科書的割合を堅持。

守備ではカバーリング、攻撃では相手が近くにいても簡単には失わない技術がきらり。

いい選手になってきたなあ。

MF 47 ファン アラーノ 5・5

79分アウト。

序盤はボールが足につかず。

ややお疲れ気味にも見えましたが、ボールを奪われた時の切り替えの速さは体に染みついている様子。

ただクロスへの寄せが甘く、簡単に入れさせてファンマのヘディングにつながったシーンなどは要反省。

MF 15 齊藤 未月 5・5

79分アウト。

守備の地味な仕事は黙々と。

ただ高さがなさ過ぎて、ルーズボール争いはかなり後手に。

奪った後の質も、この日は低め。

MF 17 奥野 耕平 6・0

90+6分アウト。

持てる力をすべて振り絞り、何度も好カバーリングを披露。

相手に寄せる、体を張る、というボランチ必須の強度が、じわっと上がった印象も。

オンザボールの質はまだまだですが・・・

MF 40 食野 亮太郎 5・5

73分アウト。

ハードワークと、ボールを運ぶという役割は十分に。

ただフィニッシュの質が低く、シュートが足に当たらず。

それでは倉田と同じ。

やはりアタッキングサードの質で違いを見せてほしいところ。

FW 45 鈴木 武蔵 4・5

73分アウト。

前節のスーペルゴラッソから一転、この日はいいところなし。

足元でばかりボールを呼ぶものの、入ってもミス多発。

スピードを生かすような動き出しの欠如は、なにかチームとして指示があるのか、と疑うほど。

走らない武蔵は怖くないことを痛感。

FW 18 パトリック 7・0

涙腺崩壊のロスタイム弾。

自陣での守備から、中盤での起点を経て決勝ゴール。

髙難易度の左足シュートをふかさなかったのは、もはや疲労で体の力が抜けていたからでは。

ゴール後はマシンガンポーズをかます余裕もなく、レアンドロに寄り掛かる最高のシーンに。

最高でした。

途中交代&監督

MF 11 ウェリントン シウバ 6・5

73分イン。

ダワンの出場停止で外国人枠が空いたチャンスに、でっかいでっかいひと仕事。

中への切り替えしをにおわせつつ、抜かずに左足クロス。

京都戦では終盤投入のボールロストで痛恨の失態を犯しましたが、それを取り返したといえるのでは。

FW 9 レアンドロ ペレイラ 5・0

73分イン。

あ、短い時間でも守備で追い回すことはしないんですね(苦笑)

やはり先発タイプかなあ。

MF 29 山本 悠樹 6・5

79分イン。

時間短いも、決勝点の起点に。

リスクを負い、チャンスを広げました。

MF 48 石毛 秀樹 ―

79分イン。

時間短く採点なし。

MF 10 倉田 秋 ―

90+6分イン。

時間短く採点なし。

ただキャプテンとしてあなたにできることはまだあるはず。

松田浩監督 6・0

先発メンバーも勝った名古屋戦から出場停止のダワン→奥野、レアンドロ→武蔵の変更のみ。

疲労が見えるサイドハーフもできるだけ引っ張って、守備のバランスを崩さない采配に見えました。

引き分けじゃ厳しいだけに、ちょっと消極的では・・・と思いましたが。

ウェリントンをあの時間に入れ、パトリックを最後まで残した判断は神采配でした。

お誕生日、おめでとうございます!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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