【忖度なき採点&寸評】ありがとう。10年の渇きを癒した、ガンバ大阪「10個目」の戴冠に寄せて。ACL2決勝・ガンバ大阪1-0アルナスル

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目次

【採点&寸評】

📋 試合情報

  • 大会: ACL2 決勝戦 アルナスル
  • 日時: 2026/5/17
  • 会場:キングサウード・ユニバーシティ・スタジアム
  • スコア: 1―0
  • 得点:ヒュメット

🧤 GK 採点

GK 18 荒木 琉偉【7・5】重責を託された決勝の舞台で、その能力を解放しました。194センチの体躯を下に高速移動させることがどれだけ難しいことか。前半のシュートストップは、まさにワールドクラスの技。あのセーブが、東口を差し置いて起用された価値を示しました。

🛡 DF 採点

 DF 5 三浦 弦太【6・5】最後まで集中を切らさずアルナスル攻撃陣を完封。ロナウドをシュートブロックしたプレーは、全盛期を思わせる躍動感と経験からなせる判断力のたまもの。彼が辿ってきた負傷や苦難の歴史が走馬燈のように・・・

DF 20 中谷 進之介【7・0】リーダーシップ、プレー選択、対人、すべてが無失点の土台となりました。ガンバに10冠目をもたらしたキャプテンとして、北大阪地域への永住権をお渡ししたいと思います。

DF 21 初瀬 亮【6・0】立ち上がり、彼が普段通りのプレーをしたことでこの一戦をいつも通りの空気に。フィジカルやスピードに後手を踏むシーンや、ラインアップが遅れてオフサイドを取れずに肝を冷やしたシーンもありましたが、最後までしのぎきりました。

DF 15 岸本 武流【7】マネを止められたらぶっ壊れてもいい―。そんな思いがプレーからひしひしと。今野泰幸選手が投稿していた「体を張ったスライディング」は、まさに彼が体現したものでした。ここに立てなかった半田陸の思いを、十分に引き継いでくれたことにぐっときました。

🎽 MF 採点

MF 16 鈴木 徳真【6・0】大舞台でもひょうひょうと。ミスをせず、自分のプレーでチームに悪い流れを与えることだけは決して、という心意気は感じました。

MF 27 美藤 倫【6・0】走り戦う姿勢はアジアの決勝でも変わらず。足がつっても走り続けました。ジョアン・フェリックスというワールドクラスのトップ下に苦しめられましたが、最後までボックス内ではフリーにしませんでした。

FW 17 山下 諒也【6・5】そのスピードが、常にアルナスルのストレス要因に。60分でヴィッシングが交代の判断をしたときは正直、驚きました。この日のMVPはジェバリに譲りましたが、ACL2を通じて彼の活躍が10冠目の最大要因となったことは間違いありません。

FW 11 イッサム ジェバリ【8】ここにきて“リアル・ジェバリ”が発動するとは。ロナウドより、マネより、Jフェリックスより、コマンより、誰よりも輝いていました。とにかくボールを失わず、前へ前へ。ヒュメットへ出したラストパスを見て、ロナウドが「あいつええやん、買っといて!」と言わないことを祈ります。てかなんでチュニジア代表落ちてんねん!!!

FW 8 食野 亮太郎【6・5】気持ちをプレーに乗せた上で、かかりすぎない。そんな当たり前のようで難しい部分をうまくコントロールしました。ベンチに戻ってチームの勝利を願う姿は、まさに我々ガンバサポーターと同じでした。

🎯 FW 採点

FW 23 デニス ヒュメット【7・5】ワンチャンスを決めきり、戴冠の立役者に。自分の得意な形を磨き続けることは、どれだけ大事なことなのか。大一番でもまさにヒュメット・シェイプで決めきった姿に、その意味を実感させられました。

🔄 途中出場

FW 42 南野 遥海【5・5】46分イン。リードした展開で守備の時間は長くなり、攻撃での持ち味はほとんど出せませんでした。それでもシマカンにはじかれた経験は、彼の血肉となっていくはず。

MF 13 安部 柊斗【6・0】60分イン。何とか間に合い、中盤の運動量を落とさないという重要なタスクを完遂してくれました。

MF 44 奥抜 侃志【6・0】60分イン。カウンターを受けそうな場面でさらっとファウルで止めたシーンに、静かながら熱い魂を感じました。

FW 97 ウェルトン【5・5】70分イン。時間を削り取っていく時間帯において、ひとりで複数人を引きつける彼の存在は貴重でした。

FW 7 宇佐美 貴史【―】80分イン。この試合でピッチに立つ権利を与えられたのは、2015年の最後のタイトルから、彼がガンバで紡いできた時間へのご褒美だったのかもしれませんm。

🎙 監督 評価

イェンス ヴィッシング監督【7・5】決勝、しかもスター軍団を相手にも、自身がチームに植え付けた色を存分に発揮させました。前半のみでヒュメット、後半15分には山下を外した判断には驚きましたが、個人よりチームのスタイル、運動量を担保する部分があったのかなと。そして東口をベンチに置いてまで抜てきした荒木が、この試合で勝利を引き寄せるパフォーマンスをみせたことに、幸運だけでは測れない指揮官としての才能を感じます。お願い、まだドイツにも中東にも行かないで。クラブはすぐに3年契約と10億円ほどの契約解除金を設定してください。

🖊 編集後記

試合終了の瞬間、あぁ、本当に久しぶりに、あの懐かしい感覚が戻ってきたな、って思いました。

心地いい疲れと、胸の奥がじわじわ熱くなるような興奮。

気がついたら、そのまま朝を迎えてこの記事を書いています。

10年、ですよ。我々がこの最高の味をどこかに置き忘れてから、本当に長い月日が流れました。

このタイトルは、決して急に降ってきたものではありません。

この10年間、ガンバに関わるすべての人が、良いときも悪いときも、泥にまみれながら必死に積み上げてきた「ケーキの土台」があったからこそ。

その土台の上に、今年は最高の「いちご」が載りました。

ヴィッシング監督、ジェバリ、ヒュメット、そして荒木。半年でチームを変えた指揮官の下で、ここぞという勝負を決める特別な才能たちが、最後に美しい仕上げをしてました。

決勝のピッチ、本当にしびれました。 監督が示したコンセプトを、全員がこれでもかというほど体現していて。相手に一瞬かわされることがあっても、あきらめずに何度も何度も食らいついていく。そうやって相手の自由な時間を奪っていく姿しびれました。

それと同時に、やっぱりタイトルを獲るためには、試合を決めるポジションに、試合を左右できる特別な選手を置く意味を、改めて実感させられました。

優秀な監督を連れてきて、その戦術に合う選手を集めて、さらに最後の砦になるGKと、一瞬でネットを揺らすストライカーに恵まれること。これだけの奇跡が揃って初めて、カップに手が届くんだなと。

そこへたどり着くまでに、我々は10年という歳月を費やしました。

だからこそ思います。この勝利は、今のメンバーだけのものじゃない。 今のスタイルの種をまいてくれたポヤトス前監督の挑戦も、ここへ繋がっているはずです。

そして、東口選手や半田選手、福岡選手のように、悔しくてもピッチに立てなかった選手も含めて、全員で掴み取った勝利だなと。

長い渇きの時代は、終わりました。 ここからまた、ガンバ大阪の新しい歴史がスタートする。そう心から信じています。

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

みんなで喜びを分かち合いましょう!!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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