前書き
ルヴァンカップのメンバー総入れ替えを楽しめるようになれば、ガンバを楽しむ幅はぐっと広がります。
そうです。
平日ナイターに駆け付けた観客はわずか4000人ほど。
しかし試合は、十分にお金を払ってみる価値があるものでした。
また今回も試合内容は別で詳しく書きますので、採点と寸評(きょうはほとんどホメゴロシですwww)をお届けしようと思います。
採点&寸評
GK 25 石川 慧 5・5
ほぼゴールを脅かされる場面はなし。
ビルドアップ局面では、中央ボランチへの縦パスなどチャレンジしようという姿勢も見えました。
ただ長いボールの精度がイマイチ。。。
キャッチ後に後ろを振り返る姿は哀愁漂います。
DF 2 福岡 将太 5・5
ギョンウォンの加入で、右サイドバックに押し出されることに。
しかし可変で3バックにもなるこのポジションは、彼の特性を生かしやすいのでは、とも。
スペースがあれば前に運ぼう、という心意気もよし。
DF 4 藤春 廣輝 6・5
行きつけのラーメン屋のような安心感ですわ。
味はごくごくシンプルですが、絶対に裏切らないこの感じ。
2年半ぶりのゴールもお見事。
33歳、まだまだ左サイドで走る姿が見たいっす。
DF 16 佐藤 瑶大 6・0
先にジャンプして相手に飛ばせないヘディングからのプロ初ゴール!!
あの得点は、三浦や昌子にもないパターンでは。
ボンバーや岩政先生が得意やったやつですね。
これが常時できる世になれば、かなりでかい武器に。
相手の攻撃レベルが低かったので、守備は評価しづらいですが、水はもらしませんでした。
DF 20 クォン ギョンウォン 6・0
ヨングォンをよりパワフルにした感じでしょうか。
左足キックでズバッと縦パスをつけるシーンや、外巻きで藤春らに送る場面もあり、ビルドアップには魅力を感じました。ヨングォンほどの繊細さはないかもしれず、シンプルなミスも少しはありましたが、大胆な感じはあり。
守備は実力をはかれるほどのシーンは多くはありませんでしたが、ヘディングの強さを売りにボールにアタックしようという強い意志は感じました。
左であれだけ蹴れて、190あるDFが今のJリーグにいるのでしょうか。
期待大。
DF 26 柳澤 亘 5・5
左に集めて右に展開、というパターンが多い中で、特に前半はフリーでたくさんボールを受けましたが、クロスが合わない場面も。
ただDFの間を抜く、クロスというよりラストパスで1本はチャンスも。
強度が高くない相手なら、センスの良さが光るなあと。
MF 14 福田 湧矢 6・0
藤春との好連携で、左サイドでチャンスメーク。
ドリブルでの仕掛けは結実しませんでしたが、ランニングの質と、少ないタッチで周囲を使う判断もよかったのでは。
ただ左サイドではどうしても利き足ではない左でのキックが、正確性を欠くなあと。
MF 17 奥野 耕平 7・5
個人的にはMOM(マンオブザマッチ)。
中盤でボール拾いまくり、潰しまくり。
セカンドへの反応がずば抜けており、非常に頼もしく感じました。
インターセプトのセンスも、かなり高いのでは。
期限付き移籍元で斉藤が出場できない湘南戦のスタメンは、彼で間違いないのでは。
MF 29 山本 悠樹 6・0
88分アウト。
やはりこの手の選手は、ボールを触らせてナンボ、なのでしょう。
攻撃の方向性はすべて彼から示されていました。
藤春のラストパスを受け、完璧トラップから迎えた決定機は決めなきゃダメ。
そこで違いをみせないと、この先には行けませぬ。
MF 48 石毛 秀樹 5・0
46分アウト。
ランニングにもボールタッチにも、センスはビンビンに感じるんですけどね。
シュートを打つところでは、まだ力が入っている印象。
前半終了間際、ギョンウォンからのロングフィードで抜け出した場面は決めないと。
いいチャンスには顔を出しているだけに、はやく1点ほしいです。
FW 32 坂本 一彩 5・5
68分イン。
意外と体が強く、意外とおさまる。守備もけっこうできる。
ただFWはそれだけじゃダメ。
前半、完璧な崩しからの福田パイセンのラストパスを決めていれば、一気にブレーク候補生の1番手となったかもしれません。
ふたが開きかけているようにも見えます。
【途中交代】
FW 9 レアンドロ ペレイラ 6・0
46分イン。
少しずつ動きの量も増えてきた印象で、今パスが出れば!! というシーンも何度か。
ただ出なかったときに、不満を訴える暇があれば、もう一度動きなおしてほしいなと。
あわやのロングシュートでも感じましたが、得点パターンは数多くあるはず。
まだ期待させてほしいな、と。
MF 6 チュ セジョン 5・0
68分イン。
安パイなプレーに終始。
やはりミスのトラウマが少し残っていますか。
MF 41 中村 仁郎 ―
88分イン。
時間短く採点なし。
しかし爪痕を残したいという強い気持ちは感じました。
片野坂知宏監督 6・0
メンバーを大幅に入れ替えての快勝。
442から352への可変も、非常にスムーズでした。
ペレイラやセジョンを先発させず、クラブ期待の中村仁郎にも多くの出場時間を与えない当たりは、彼のフラットな視点を感じさせます。
実力者たちを不満分子としないマネジメントは、今後のポイントとなっていきそうな予感も。
コメント
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