前書き
いつまでも広瀬すずではいられないのよ！！
そんな彼女の叫びが聞こえてきそうな湘南戦でした。
内容的に札幌戦とそっくりに見えました。
相手がミドルゾーンまでプレスに来ないことで、３バックの両サイドはボールを持てますが、なかなか差し込めず。
相手が出てこないので、ボランチ脇に落ちる石毛や、右斜め前に立つ倉田もフリーになれず。
かみ合わせ的に空くはずのダワンは、運動量豊富な相手２トップに消されて真ん中がどん詰まりに。
福岡はサイドチェンジなどで変化をつけよう、という意図も見えましたが、近い距離感での工夫が足りないままに、ミスばかりが増えていきました。
詳しくはまたのちほど書きますが・・・
弱い。。。
悔しいですけど、今はこれが実力です。
では採点から。
スタメン採点＆寸評
GK 1 東口 順昭 ５・０
１対１を止めた好判断はさすが。
しかし失点シーンは、ファーの選手に体が反応してしまい、ニアのシュートに届かないという失態。
神の御乱心か。
痛恨のミスでしたが、その後のプレーに引きずらない当たりはさすがですが、今のチームはあなたのミスをカバーできるような力はありまへん。
DF 2 福岡 将太 ５・０
クォンギョングォンがお休みで、左ＣＢでの起用に。
相手がなかなかプレスに来ない中で、パスコースがなかなかなかったですねえ。
無理に入れようとして引っ掛かるシーンもちらほら。
右での出し入れの方がスムーズに見えましたが、彼だけのせいではない気もします。
しかし後半の決定機は、攻めて枠に。。。
DF 5 三浦 弦太 ５・０
相手が２トップで、マンマークがはっきりしないと持ち味が発揮しづらいのかな。
攻撃時、フリーでも彼のキックからチャンスになることは非常に少ない気もします。
終盤はパワープレー要員として前線へ。
正直、パトとふたり、いる？ どっちかでよくない？ というのが本音。
DF 13 髙尾 瑠 ４・５
70分アウト。
昌子を差し置いての先発で気合が入っていたでしょうが、失点シーンでの競り負けは、ＣＢとしては許されない失態。
もちろん攻撃面で期待されての起用でしょうが、味方を生かすタイプの福岡（前節まで右ＣＢ）に対し、いかされるタイプの高尾は、昨日に限ってはうまくはまらず。
インターセプトからいい攻撃参加もありましたけど、物足りん出来でした。
DF 24 黒川 圭介 ５・０
57分アウト。
常に湘南ＭＦ石原とマッチアップした中で、相手に上回られてしまったかなと。
１対１でも仕掛けない場面や、やや消極的に見えました。
ビビってんのか。
MF 8 小野瀬 康介 ５・５
どんな状況でも、ひょうひょうと熱くプレーはしてくれました。
入る気しないけど、入りそうになる左足シュートも。
ただイージーミスはいつもより多め。
MF 10 倉田 秋 ５・０
この日はボランチに入り、前プレスでの強みが消えちゃいました。
中途半端に飛び出して、背中のスペースを使われたりも。
ボランチのやりくりが厳しい中での起用でしょうが、はまらんなあ。
MF 23 ダワン ５・０
元気なし。
初体験する日本の夏に、やられているのでしょうか。
休ませてあげたいけど…代わりがおらず。
MF 48 石毛 秀樹 ４・５
57分アウト。
常に敵を背負う状況となり、福岡や黒川とうまくつながれず。
一回でも個ではがすドリブルなどをみせられれば、相手もタイトにマークしにくくはなるんでしょうが。
それがないのがばれているから、強く寄せられているようにも見えます。
FW 32 坂本 一彩 ５・０
57分アウト。
彼の問題と言うより、ボールはほぼ入らず。
ただ数少ない入ったシーンでミスがあったのは、まだまだ課題。
もうすぐ武蔵が登録される中で、残されたチャンスは多くありません。
途中出場で結果残すタイプにも、あまり見えないですしねえ。
FW 37 山見 大登 ５・０
82分アウト。
チームとしてボールを運ぶのが難しい中で、裏抜け一発で受け手となろうとはしていましたが・・・
タイミングが悪いのか、スピードが足りないのか、チャンスの気配すらなし。
あとイージーミス多し。
プレーがさえないと、いつも以上にちっちゃく見えます。
交代選手＆監督
DF 4 藤春 廣輝 ５・０
５７分イン。
出場直後はパスミスでピンチ招き、 さらに裏を取られるダブル失態。
まあひとりで何かできるタイプではないだけに、チームの調子が悪いと、いてもいなくても一緒になっちゃう。
MF 17 奥野 耕平 ５・５
57分イン。
ミスを恐れず、ダイナミックにプレーできていました。
いい位置でのＦＫも獲得したし。
ただキッカー、おらんけど。
及第点。
FW 18 パトリック ５・５
57分イン。ポスト直撃のヘディングシュートは、この試合の最大につき唯一のハイライト。
やはり高さは無双。
ただ、ほんまにそれしかないのはつらみ。
DF 26 柳澤 亘 ５・０
70’分イン。
高尾に代わり、右ＳＢへ。
途中出場しても強度で対面の髙橋に負けていたのは厳しいぜ。
FW 42 南野 遥海 ―
82分イン。時間短く採点なし。
ピッチではほぼなにも残せず。
どうしても１点が欲しい場面で起用されたのは、練習で相当アピールしたのか。
それとも仁郎、レアペ、ウェリを使えない理由が何かあるのか。
片野坂知宏監督 ５・０
前２試合でうまくいった形がはまらないとみるや、すぐに後半から４バックに変えた判断と決断力は、評価に値するのでは。
ただ点は入ってませんので。。。
ツインタワーしたいなら、レアペでいいやん、という気もしますが。
もう完全に戦力外なのでしょうか。
武蔵が使えるまで、あと１試合。
正念場の川崎戦で、カタノマジックを期待します。
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