【忖度なき採点&寸評】宇佐美貴史が輝けば、勝てると思うのは甘いのか…シュート22本でも勝てない現実に向き合う。2024/4/10 横浜マリノス2-0ガンバ大阪@日産ス

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答えが見えない3試合連続ノーゴール…

宇佐美貴史が輝けば、ガンバが輝く。

そう思い込んでいました。

しかしあれだけ輝いても、勝てませんでした。

現代サッカーは、そんなに甘くありませんでした。

戦評

ターンオーバー感十分のマリノスに対し、ガンバも負傷者の影響で坂本、さらに最終兵器・小坊主ではなくなった唐山が先発抜てきされました。

マリノスのビルドアップがつたなく、荒れた芝の影響もあってかハイプレスから中盤でのボール奪取が続いたことで、ショートカウンターからチャンス多数の展開に。

しかし前半アディショナルタイム、宇佐美からウェルトンの決定機にシュートはあさっての方角に。

やはり流れはものにしないと、相手にうつるもの。

後半8分、1本のチャンスをきっちりとAロペスに決められて失点。

その後も大きな流れとしてはガンバが攻め、マリノスがカウンターをうかがう展開に。

しかし後半35分、宇佐美からのラストパスで途中出場のジェバリが迎えた決定機も決めきれず。

後半ATにはカウンターからとどめの2失点目を喫して万事休す。

決めるべき時に決めなければ、こうなる。

それをまたも思い知らされた試合となりました。

採点&寸評

GK 22 一森 純 5 昨季お邪魔した仮住まいを相手に、いいセーブもあったのですが・・・〝代役〟として取ったであろう相手GKのポープを上回るパフォーマンスとはならず。ここで大活躍していれば、鞠サポを相当悔しがらせることができたのですが・・・・

DF 2 福岡 将太87’ 5 ダイナミック動きで、相手の若手FW村上に仕事をさせず。まるで槙野のようでしたが、相手はJで4試合出場出場やし・・・むしろ上がった後に背後を突かれていることが気になっちゃいます。

DF 4 黒川 圭介 5 ウェルトンがまったくパスを出さず、ただおとりとして従事。ストレスがたまって右サイドまで進出しちゃう暴挙。バランスという概念は完全無視。

DF 5 三浦 弦太 5 守備は及第点でしょうが…ためにためていたトリックFKで相手のDFラインを置き去りにしたのに、気がはやってウェルトンからのラストパスに最後オフサイドにかかる大失態。思わず頭を抱えました。

DF 20 中谷 進之介 5 Aロペスがトラップした瞬間から「左!左切れ!」と心で念じていましたが私の願いは届かず。簡単ではなかったですが、代表クラスのCBとしては仕事のしどきではあったんですけど。。。

MF 6 ネタ ラヴィ 5 キープ力は相変わらずですが、球際と切り替えがやや気になりましたねえ…マリノスの緩さに引っ張られたのか。。。

MF 16 鈴木 徳真66’ 5・5 居て欲しいところに常にいる、かゆいところに手が届く、地味やけど頼れる存在でした。あとは1試合に1度でいいから決定的な仕事ができれば、ヤットに近づけるのですが。ヤットのすごいところは、地味な仕事を黙々としながら、決定的な仕事に絡むところだったので。

MF 97 ウェルトン 4・5 このパワー、スピード、推進力を持ってしてJリーグに流れ付いた理由は決定力不足なのか…この試合だけで判断するのは酷ですが、札幌戦に続きあなたが決めていれば勝っていた試合でした。

FW 7 宇佐美 貴史 6・5 すべてのチャンスは7番から生まれたといっていいほど。フィニッシュも相手GKを褒めるべきか。守備への切り替えも速く、文句のつけようなしの〝スーパー宇佐美〟。点取れなかったところ以外は。

FW 13 坂本 一彩66’ 4・5 守備のタスクはこなしたんですが、持ち味はほぼ出ず。このままでは、山田康太が帰ってくるまでのただのスペアとなってしまいます。

FW 40 唐山 翔自57’ 5 右サイドで縦に仕掛けるなど、意外なサイドへの適正も披露。ただ宇佐美を見過ぎ。まじで見過ぎ。

途中出場

DF 33 中野 伸哉87’ ― 時間短く採点なし

MF 23 ダワン66’ 5 クロスは多かっただけに1本でも合えば・・・

MF 8 食野 亮太郎57’ 5 宇佐美との〝つながっている感〟は一番感じたが・・・シュートが入りそうな気はまったくせず。

FW 11 イッサム ジェバリ66’ 5 やっぱり途中出場向きじゃないよな…とガンバサポ全員が思っているはず。また宇佐美からのパスを外し、信頼度はがた落ちです。

ダニエル・ポヤトス監督 5 若手にチャンスを与えた采配に不満はありませんが…抜てきに応える活躍はなく。手駒の少なさ、またチャンスはあっても決めきれない点はあなたの性ではないと思いますが。これだけ怪我人が多いと、チーム内になにか問題があるのかもしれません。

あとがき

この試合で感じた問題点は、宇佐美貴史全権システムには、必ず確実性の高いスコアラーが必要だということ。

1トップの位置から自由に動き、ボールを触りまくる宇佐美。

そうなれば、最前線でゴール前に進入する人数はひとり減る時間は多く。

それでもサイド、トップ下の選手との絡みでチャンスは作れていたので、あとは決めるだけ。

シュート22本を放った仕組みを間違っているとは言いがたいですが、ただ3試合得点がないという事実も無視できない。

今のガンバをみれば、やはり宇佐美を生かす方法は間違いなく正解のはず。

我慢の時なのか、何かを見直すべき時なのか。

どちらかと言えば、我慢ではないかと感じています。

ただ・・・

うぇるとーーーん!!!

じぇばーーーーーり!!

心の声だけは、吐き出させて下さい。。。

きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

ガンバ大阪を深掘りし、より試合観戦やサポートをより楽しめる場所に。コラムや【忖度なき採点&寸評】で辛口甘口、ユーモアを交えつつ。 名前の由来は『Liverpool echo』より。愛するワンクラブを徹底して分析する場所を目指します。

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